冬の新潟県は、山野もまちも一面の白に覆われる、まさに雪国。雪とともに暮らす知恵が古くから息づいています。そんな雪国の文化をたくさんの人に知っていただくために県がご用意した、一泊二日の旅をご紹介します。
連綿と続く雪国の暮らし
世界有数の豪雪地帯として知られる新潟県。約8,000年前、縄文時代に現在の地形や気候が固まったときから大雪が降り積もるようになり、以来、長い冬を凌ぎ雪を活用する暮らしが営まれてきました。

例えば、雪を使って食べ物を保存する「雪室」、外に出かけられない冬の日々に行う手仕事「織物」、そして雪まつりや雪遊び。また、豊富な雪解け水は、日本酒や米、えぐみのない山菜などの恵みをもたらしました。
雪国文化を体感できるツアー
そんな悠久の時を経て継承されてきた雪国の暮らしを体感することができるツアーが、”冬の縄文暮らしと雪が育んだ織物文化に触れる2日間「雪国にいがた紡ぎ旅」“です。
豪雪の中で雪国・縄文体験をできるほか、雪の恵みを生かした織物文化にかかわる施設を巡り、織物体験も行えます。宿泊は、県内でも雪深い松之山温泉。夕食には、地元食材を使用した里山ならではの郷土料理が並びます。

雪があるからこそ育まれてきた独特の暮らしに触れて、雪国の新たな魅力を見つける旅はいかがでしょうか。
<information>
日程:令和5年2月4日(土)~5日(日)
行先:農と縄文の体験実習館なじょもん、松之山温泉、塩沢つむぎ記念館、牧之通り、魚沼の里 ほか
内容:縄文時代の雪国体験、織工房見学、裂き織り体験、雁木の街並み見学 など
詳細・申込はこちらから↓
「新潟発!縄文からつづく文化の魅力体験2022」 雪国文化
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