冬のシーズンは仲間とともにスキー漬け。ブーム再熱に高まる期待
「#新潟のコメジルシ=新潟のいいところ」ってどんなところ?
「だから新潟!」と、新潟を選びたくなるいろんな理由を新潟の人たちに聞いてみました。
今回は、第2回コメジルシ編集会議に参加いただいた、学生団体〈アイル〉の簗場さんが思う「#新潟のコメジルシ」記事が公開! 第2回コメジルシ編集会議の様子は、こちらからご覧ください。
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雪深い新潟だからこそ楽しめる、スノーアクティビティ
東京出身で、田んぼが広がる新潟とは程遠い“THE 都会”からやってきた僕が、「新潟といえば何?」と聞かれたら、「雪がたくさん降るところ」と答えます。
大学に入学する前は、新潟は「スキーをしにいくところ」というイメージが強く、高速道路を通過する程度で深い関わりはありませんでした。いざ新潟に来てみても、やはり雪がたくさん降る地域だという印象は変わりませんでしたが、せっかくならば、雪国新潟でしか楽しめないことをしたいと思い、大学に入ってからは医学部の競技スキー部に入部しました!
スキー部では、オフシーズン中はトレーニングやバドミントン、バスケをしていて、シーズン中は泊まりがけでスキー三昧の生活を送っています。シーズン中はチームとして一体感があって盛り上がりますし、大会で北海道や秋田、長野まで遠征して、他大学の人と交流することになると思うと楽しみです!
スキー、スノーボードの魅力は、雪山特有の壮大な景色・自然を楽しむことができるところ、少し上達すれば風を切る爽快感を味わえるところです。小さい子どもからご高齢の方まで広く楽しめるスポーツだと思います。
ただ、日々の生活において、雪は厄介に感じるものでもあるでしょう。僕も、昨年の冬は雪の厳しさを教えられました…。しかし、美味しいお米は質の良い雪解け水によって作られるように、新潟と雪は切っても切れない関係にあります。
今年の冬は、スキー、スノーボードブームの再来か!?
ここで医学部の競技スキー部に所属している自分が、「スキーorスノーボード楽しいからみんなやろうぜ〜!」とおすすめしたいところですが、一旦冷静に考えてみます。
レジャーとしては、スキーブームがバブルの時に起こり、それに並行して全国的にスノーリゾートが整備されました。新潟県内では湯沢、上越がその例でしょう。
しかし、景気の悪化やどうしても道具にお金がかかるスポーツであること、テレビゲームなどの屋内で楽しめる遊びが多く登場したことで衰退の道を辿ることになりました。残念なことに、そのとき建てられた立派なスノーリゾートは、現在ガラガラという状況です。さらに、新型コロナウイルスの影響で海外から日本のパウダースノーを求め来日していた多くの観光客や、国内のスキー客もグッと減りました。こう思うとどうしようもない状況に感じられますね(涙)
ですが、新型コロナウイルスとのうまい付き合い方も分かりはじめてきた今、キャンプブームの次にくるものとして、かつてのバブル期ほどのスキー、スノーボードブームが訪れても不思議ではありません!新型コロナウイルス流行以前は海外から日本にスキーを楽しみに来る観光客が多くいました。
上質な雪質、アクセスの良さを兼ね備えた新潟に海外から訪れる人が増える可能性は十分にあるでしょう。新潟の食・自然・お酒も加えたらきっとリピートしてくれるはず!
今年の冬はラニーニャ現象の影響で雪がたくさん降るといわれています。普段の生活にとっては厄介な「雪」ですが、これを機にスノービジネスが盛り上がることを願っています。
編集部コメント
新潟に住んで8年ほどになりますが、私はいまだに雪が苦手です。日々の雪かきや車の渋滞などのことを思うと、どうしても憂鬱な気持ちに…。雪を楽しめる人が本当に羨ましいと、常々思っています。しかし、簗場さんがおっしゃる通り、新潟と雪は切っても切れない関係。雪が降る地域でなければスノーアクティビティは楽しめませんし、雪の力によって作られる美味しい食材も、新潟にはたくさんありますよね。雪国だからこそ受けられる恩恵があることに感謝し、新潟の冬をよりエンジョイしたいです!(齋藤)