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胎内市暮/くらし2023.03.03

豊かな自然・食とあたたかい人。その魅力を発信したいと思わせてくれるまち。胎内

「#新潟のコメジルシ=新潟のいいところ」ってどんなところ? 
「だから新潟!」と、新潟を選びたくなるいろんな理由を新潟の人たちに聞いてみました。

小熊龍太郎 さん

小熊龍太郎 さん
胎内市出身。小さい頃から、胎内市の自然豊かな環境のなかで育つ。大学進学を機に一度は地元を離れたが、山・川・海が揃う大好きな胎内市に貢献したいという想いのもと、Uターン。現在は、デザインの仕事を行いながら、胎内市の魅力発信部隊〈BASE CRAFTER〉の一員として、キャンプ場の運営やマルシェの開催、特産物を利用した商品開発などを行っている。趣味はキャンプやカヌー、釣りなど、胎内市の自然を生かしたアウトドア。

https://www.instagram.com/base_crafter/

自然を中心とした、資源豊かな胎内市

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僕が今回紹介するのは地元であり、現在の居住地でもある胎内市について。
胎内市は新潟県の北部に位置し、飯豊連峰を源とする胎内川を中心に、山・海・川に囲まれた自然豊かな地域です。県を代表する風景地、県立自然公園もあります。

思い返してみれば、その豊かな自然を僕は小さい頃から存分に味わってきました。外遊びがとにかく好きで、友達とゲームをするにもわざわざ外で集まるほど。常に自然からの新しい刺激を受けながら、夢中になって遊んでいました。
そして家に帰ると、食卓には山や海の幸が勢揃い。地元の食材をたっぷり使ったご飯が出てくる食卓は、今思えばとても贅沢だったなあと思います。

胎内市の豊かな資源の恩恵を受けながら育ったこと、そしてそんな経験をさせてくれた胎内市を、僕は心から誇りに思っています。

地元の未来を守るため。一味同心の仲間と活動開始

しかし現在、胎内市は人口減少が加速。若い人は街から転出し高齢者の数も増え、今や限界集落と呼ばれる地域もあります。

このままでは、胎内市の未来が危ない。自分たちの子ども、その次の世代にも胎内を持続させるために、なにか行動を起こさねばと思いました。

そこで、胎内市に対して僕と同じ気持ちを持つ仲間と集まり、胎内市出身・胎内市在住のメンバーで 〈BASE CRAFTER〉を結成。胎内市の魅力発信や、既存の資源を活用した新たな魅力の創出のため、現在さまざまな活動を行っています。

活動の中で感じた、胎内市民の地元愛

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そのなかで驚いたことは、胎内市に誇りを持って活動をしている方や、胎内市を活性化させたいと思っている方が予想以上に多かったこと。老若男女問わず、「頑張ってね」「もっとこういうことやってほしい」などのお声が寄せられ、胎内市への愛を感じました。

胎内市の未来を考えているのは僕らだけじゃない、ということに勇気をもらい、より活動へのモチベーションが上がった出来事でしたね。

他の記事にもありましたが、大自然が魅力なキャンプ場や、地形を活かしできるだけ自然のままに育てた葡萄が自慢のワイナリーが注目されるなど、胎内市は県内でもホットスポットになってきていると感じています。加えて、人もとってもあたたかい。そんな自然・食・人が魅力的な胎内市に、ぜひ一度訪れてみませんか?


編集部コメント

地元で育ったことや資源に誇りを持ち、活性化のために活動までされている…。そこまでの思いを持てる小熊さんの胎内愛に、尊敬と羨ましさを感じました。小熊さんのような方々がいるということ自体が、胎内市の大きな魅力ですね。ちなみに、小熊さんがおすすめする胎内市のイチオシのスポットは奥胎内だそう。ありのままの大自然が広がり、紅葉狩りやハイキングにぴったりだそうです。時期になったらぜひ訪れたい!BASE CRAFTERさんの今後の活動にも注目ですね。(齋藤)