湯沢暮らしの思い出が詰まった
「西中温泉通り」
「#新潟のコメジルシ=新潟のいいところ」ってどんなところ?
「だから新潟!」と、新潟を選びたくなるいろんな理由を新潟の人たちに聞いてみました。
今回は、東京と新潟をつなぐ20-30代のためのコミュニティ〈Flags Niigata〉に参加する三浦さんから、湯沢町をご紹介いただきます。
なにも知らない僕を連れ出してくれた先輩方
僕が少し前まで住んでいた湯沢町。人口約8000人の小さな町ですが、新型コロナウイルスの流行前は年間400万人以上の人が訪れていた、観光の町です。
東京から新幹線で70分ほどで遊びに来ることができる湯沢町には、ウィンタースポーツや温泉などを目的に国内外から多くの観光客が訪れます。そんな湯沢町の越後湯沢駅から出るとすぐそこには、〈西中温泉通り〉という越後湯沢のメインストリートがあります。
居酒屋やバー、飲食店などが多く並ぶ温泉通り。この通りには僕の湯沢町での思い出が詰まっています。
新潟県出身ではない僕は、きら星株式会社への入社をきっかけに湯沢町に移住して来ました。新潟に来たこともない僕にとって、初めは知り合いもほとんどいない状態でした。どこでご飯を食べればいいのかもわからなかった僕を、コワーキングで出会った移住の先輩方が、この温泉通りの飲食店に連れ出してくれました。
肉の焼き方を教わった〈泰幸宴〉
僕が湯沢町に住んでいた時に、最も連れて行ってもらったお店の一つです。
脂の乗ったシマチョウが人気ですが、カルビやハラミなどホルモン以外のお肉もめちゃめちゃ美味しいです。特にステーキのように分厚いタンは「肉を喰ってるな〜」という感覚を味わうことができます。
社会人初心者の僕は、ここで先輩方に肉の焼き方を教わったことが良い思い出です。ビール好きとしては、赤星の大瓶を飲めることも地味に嬉しいですね!
頑張った日の贅沢ランチ〈鮮肴屋べにちょう〉
僕のちょっと贅沢な湯沢町のランチは〈鮮肴屋べにちょう〉です。
なんといっても、ここの生ちらし寿司はこのボリュームで1500円! 午前の仕事を頑張った日や、友達が遊びに来た時など「ちょっと贅沢したいな」と思った日のランチはいつもここに行っていました。
山に囲まれた湯沢町ですが、意外と魚が美味しいお店が多いんですよ!
「この町をちょっとずつ好きになる」を繋いでいけたら
ここで紹介したお店は〈西中温泉通り〉のほんの一握りです。他にもそばの名店や温泉コーヒーが飲めるカフェ、ちょっと裏通りに入ればディープな名物カラオケバーなど、個性豊かで魅力的なお店が多く立ち並びます。
僕は東京から遊びにきてくれる友達を、温泉通りのお店によく連れて行きます。湯沢に移住したばかりの頃に先輩方に連れて行ってもらったときと同じように、彼らも湯沢をちょっとずつ好きになってくれればいいな。と思って。
記事を書いていたら、温泉通りのお店にまた行きたくなりました。
次、湯沢に帰った時は誰を誘って行こうかな。
編集部コメント
「この町をちょっとずつ好きになる」を繋いでいく。とても素敵なことですね。湯沢町は、首都圏からも訪れやすい「ちょうどいい遠出」ができるエリア。新潟を知らずとも、三浦さんに誘われて地域の楽しさを知ることができれば、きっとそのご友人はまちのファンになってくれるはず。そんな地域の案内人が新潟各地に増えていくことで、新潟は、ますます魅力的な場所になっていくのではないでしょうか?(金澤)