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糸魚川市暮/くらし2023.03.21

未確認生物「つちのこ」が実在する!?
糸魚川の山で捜索活動!

「#新潟のコメジルシ=新潟のいいところ」ってどんなところ? 
「だから新潟!」と、新潟を選びたくなるいろんな理由を新潟の人たちに聞いてみました。

今回は、第5回となるコメジルシ編集会議に参加いただいた、『月刊にいがた』の渡邉さんが思う「#新潟のコメジルシ」記事が公開! 第5回コメジルシ編集会議の様子は、こちらからご覧ください。

▶︎前半:https://www.instagram.com/tv/ClqWLhIK3kF/
▶︎後半:https://www.instagram.com/tv/Clqc76Vq9Ab/

渡邉萌 さん

渡邉萌 さん
五泉市出身。元フリーライターで、2022年1月に株式会社ジョイフルタウンに入社。営業企画部に所属し、主にWEBサイト〈日刊にいがた〉や行政関係の取材・執筆を担当している。たまに『月刊にいがた』もお手伝い。第38回新潟シティマラソンに出場したことがきっかけで、趣味はランニング。新潟のおすすめグルメは、五泉市にある〈たこちゃん〉の激辛たこ焼き。

https://tjniigata.jp/

大自然を満喫+α! 山の遊び方は無限大。
伝説の“アイツ”を探す冒険に出よう

糸魚川市には、大の大人が未確認生物のつちのこを本気で探す「つちのこ探検隊」という団体があります。そんなつちのこ探検隊を通して、糸魚川市の魅力を紹介します。

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糸魚川は野遊びを楽しみたい人や大自然のなかで
心をリフレッシュしたい人にもってこい!

拠点は〈シャルマン火打スキー場〉。ここから裏山に入って、伝説の“アイツ”を見つける冒険が始まります。毎年5月末~6月上旬に開催され、2022年は県内外から計35名が集結。うち2割は常連、県外から訪れる人は関東や中部地方が多く、前泊をするそうです。

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初っ端から険しいヤブに面喰ってしまいました…。ここには歩道がないので丈夫そうなツルに掴まりながら斜面を這いつくばって登ります。服装は長袖、長ズボン、滑りづらい靴、軍手を身に着けることをおすすめします。

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隊長たちは前日にワナを三つ仕掛けていました。その一つがここ、つちのこ遭遇場所です。
山菜採りにきた地元民の前に“アイツ”が現れたんだとか。その姿があまりに恐ろしかったとの証言も…! ちなみに生存状態の捕獲で1億円。賞金は複数のスポンサー企業が用意します。協賛は地元の自動車学校や商工会、不動産会社など。糸魚川のノリのよさと協力的な人柄が伺えます。

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ワナにはホタルイカの干し物と1個300円の〈ひすいたまご〉、匂いでおびき寄せるためのぬか漬けをセッティング。高級な〈ひすいたまご〉は、ヒスイの産地・糸魚川で育てられた〈アローカナ〉というニワトリの卵です。目撃現場、ヤブの中、水辺が近い草むらの中に設置したものをひとつずつ確認。果たして“アイツ”はかかっているのか…!?

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一つ目、空っぽ。二つ目、空っぽ…。三つ目はエサだけ取られて空っぽ(笑)!
しかし、食べに来たのはつちのこでしょう。なぜならば、う~ん、つちのこ探検隊がつちのこ用に仕掛けたワナだからです。

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これにて、今回の捜索活動は幕を降ろしました。ちなみに最後のワナは、調整が甘かったのか何者か(恐らくつちのこ)が入ったときにガシャンと閉まらなかったらしいです。最後はスタート地点に戻って、参加者全員でお昼ごはん。お母さんたちがお味噌汁やお惣菜を用意してくれていました。こういう手作りごはんが一番染みるのです。

糸魚川は人が温かいし、自然をいかしたユニークな遊びもあって最高! 野遊びを楽しみたい人や大自然のなかで心をリフレッシュしたい人にもってこい。皆さんもぜひ、参加してみてくださいね。

探検隊に参加したい方は、新潟県糸魚川市つちのこ探検隊のホームページをご覧ください。
http://www.nunagawa.ne.jp/tsuchinoko/


編集部コメント

新潟県の最西端に位置し、世界ジオパークにも認定された雄大な自然を持つことで知られる糸魚川市。その多様な地形と地質により、さまざまな動植物が生息していると言われているようです。この自然豊かな糸魚川でなら、いつかきっとつちのこも見つかるはず…! そう信じているから、毎年〈つちのこ探検隊〉の探索活動には全国から人が訪れるのでしょうね。未確認生物や都市伝説、冒険好きの方々は、ぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか!(齋藤)