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胎内市風/ふうど2023.07.21

広大なチューリップ畑が広がる胎内市

「#新潟のコメジルシ=新潟のいいところ」ってどんなところ? 
「だから新潟!」と、新潟を選びたくなるいろんな理由を新潟の人たちに聞いてみました。

比企美穂 さん

比企美穂 さん
胎内市出身、新発田市在住。胎内市の花農家〈URA mizusawa flower farm〉のメンバー。医療事務職を務めた後、出産を機に退職し、実家の花農家の手伝いを始める。2020年に、「自分用にドライフラワーが欲しい」と考え、実家で栽培していたチューリップを使ったドライフラワー作りをスタート。SNSで「素敵!」「おしゃれ!」といった反響を読んだことをきっかけに、2021年に本格的に商品として販売を開始した。今では、ドライフラワーやポプリなどのチューリップを用いた加工品づくりのほか、地元の小中学生や高齢者向けのワークショップなども展開している。

https://www.instagram.com/ura.niigata/

胎内の春の風物詩は、一面に広がるチューリップ畑

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私の地元・胎内市は、国内でも有数のチューリップの産地です。春には広大な面積の畑に、色とりどりのチューリップが咲き誇ります。この時期になると、このチューリップを目的に県内外問わず観光客が訪れます。普段の日常の中で、常にチューリップ畑を見てきた私にとって、改めて胎内市の誇りではないかと感じています。

子どもたちにも伝えていきたい、チューリップがある日常

私は普段、実家の花農家の手伝いをしながら、チューリップの花びらを活用したドライフラワー作りをしています。

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私は子どもの頃から、チューリップ栽培のお手伝いをしていました。ゴールデンウィークの時期は、球根の育成のためにチューリップの花を摘む作業を行っていました。すべて手摘み作業だったため、とても大変だった記憶があります。まだ終わっていない畑を見て「まだかぁ」とがっかりしていました。今では、子どもの頃の経験から、地域の方から「花摘みのプロ」と声をかけていただけることに嬉しさを感じています。

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現在、チューリップを活用した活動を通して、もっと子どもたちに胎内市のチューリップ畑の魅力を知って欲しいなと思っています。「地元にもこんな素敵な場所があるんだ!」と感じてもらえるように、これからも胎内のチューリップの魅力を発信し続けていきます。


編集部コメント

チューリップは「新潟県の花」に制定されているほど、新潟を代表する花き類です。その新潟の中でも、胎内市は有数のチューリップの栽培が盛んな地域なんですね!確かに、春の時期に胎内市方面を高速道路で走ると、沿線一体にチューリップ畑が広がっていたことを思い出しました。この光景を普段から見られるのは貴重だなと、比企さんのお話をお聞きして改めて感じました。比企さんの作るフラワーボトルで、より身近に胎内のチューリップを感じるのもいいかもしれません。(小日山)