スキー場で有名な妙高市。
実は海の幸も堪能できる場所!
「#新潟のコメジルシ=新潟のいいところ」ってどんなところ?
「だから新潟!」と、新潟を選びたくなるいろんな理由を新潟の人たちに聞いてみました。
妙高の観光地は山のイメージが強いけれど……?
皆さんは、「妙高市」と聞いてまず何を思い浮かべますか? やはり最初に思い浮かぶのは、スキー場でしょう。
妙高市は三方を山に囲まれた、日本でも有数の豪雪地帯です。膨大な積雪量ときめ細やかで上質な雪質を求めて、ウインターシーズンには国内外から多くの観光客が訪れます。
また、妙高連峰の山々は古くから優れた自然の風景地として親しまれ、登山シーズンには大勢の登山客で賑わいます。
多くの方々にとって、妙高の観光地は山のイメージが強いのではないでしょうか。
妙高市は海の幸も味わえる穴場スポット
しかし、実は妙高市は海にも近いんです。
スキー場が有名な山岳地帯といえば、他にも新潟の湯沢町、長野の志賀高原、白馬村、野沢温泉村などのエリアが挙げられます。それらの地域と比べて、妙高市は海に一番近い場所に位置しています。私は、妙高市の特徴といえば、山だけでなく海も楽しめることだと思っています。
私は現在、妙高市で〈居酒屋民宿 富士美荘〉を経営しています。
私自身釣りが趣味で、釣れた魚はその日のうちにお客様に提供します。️また、お出しする料理のうち7割は海産物を使い、妙高市の味覚とその魅力を味わってもらっています。
旬の味覚といえば春はタイやヒラメ、冬になるとブリやカニも揚がってきます。
そんな海の幸は、妙高市に古くから伝わる香辛調味料〈かんずり〉と一緒に食べるのがおすすめです。カルパッチョのソースにかんずりを使用したり、しゃぶしゃぶにした魚に大根おろしとかんずりを混ぜた「かんずりおろし」を包んで食べたり……。また、シメにおすすめなのが、キムチの代わりにかんずりを乗せた冷麺。かんずりはたくさんの使い方がある万能調味料なんですよ。
〈居酒屋民宿 富士美荘〉では、山の幸を使った料理ももちろん提供します。山といえば山菜。山菜は主に春から初夏にかけて収穫できる食材ですが、最近は冷凍や真空パックの技術が発達し、冬でも提供できる食材になっています。
山の幸と海の幸、両方の味覚を堪能できる妙高市という土地のおかげで食事の満足度が高い。約70パーセントのお客様がリピーターで富士美荘に訪れてくださいます。さらにお客様は、「ウインタースポーツが楽しめて、かつ冬でも新鮮な海鮮が食べられるなんて!」と驚かれます。
四季折々の豊かな自然の中で思いっきり体を動かし、山と海の恵みを味わい、温泉に浸かって体の疲れをリセット。せっかく妙高市を訪れるなら、この地域のすべてを楽しむ一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。そうしたらあなたも、もう一度妙高市を訪れたくなるはずです。
編集部コメント
鴨井さんがおっしゃる通り、妙高市といえばスキー場のイメージしかなかった私。実は、海にも近く、海鮮も楽しめるなんて初めて知りました。また、記事の中で紹介してもらった、妙高市に古くから伝わる香辛調味料〈かんずり〉を使ったレシピは、日常生活にも取り入れられそうですね。さっそくスーパーに行ってかんずりを買ってきます!(齋藤)