視点を変えたらいろんなものが見えてきたわたしのすきな町〈上越市〉
「#新潟のコメジルシ=新潟のいいところ」ってどんなところ?
「だから新潟!」と、新潟を選びたくなるいろんな理由を新潟の人たちに聞いてみました。
地元を離れて、初めて気付いたこと
私は今でこそ「上越が好き!」と公言していますが、学生時代は”何にもないこの町”から早く離れたくて仕方ありませんでした。
都会のキラキラした生活に憧れて、大学進学を機に上京。
しかし、実際に上越を離れて過ごすうちに、今まで過ごしていた場所が、自分にとってどれだけ居心地のいい場所だったのかを知りました。
特に強く感じたことが「食べるものが本当においしい」「人があたたかい」ということ。
早く帰りたいという気持ちが大きくなり、卒業と同時に地元上越に戻ることを決めました。
地方だからこそ、誰もやっていないことに挑戦してみる
戻ってきてからは、帰ってきた安心感と同時に、やっぱり不便だなと思うこともたくさんありました。
そのうちの1つが「飲食店を探すこと」でした。
東京にはいろんな情報が溢れてたけど、上越の飲食店ってどうやって探せばいいんだろう?
新しいお店の情報は?
もともと食べ歩きが趣味だったので、それなら趣味を通して、飲食店の情報を発信してみようというきっかけで始めたのが今のInstagramです。
私と同じ思いをしている人がいるかもしれない、それを少しでも解消したい。
今、Instagram(@joetsu_note)をフォローしてくださっている6割の方は上越地域の方です。
生活の中で困ってたことを形にして発信していくことで、誰かの何かの役に立てるのではないか?
私にとってはひとつの挑戦でした。
おいしいもの・あたたかい人が溢れる町
自分のやりたいことが形になってきてからは、ますます上越が好きになっています。
毎年秋には私が実行委員をしている「上越朝ごはん市」というイベントを開催しています。
朝食に焦点をあてたイベントで、上越を中心とした飲食店の方々がおいしい朝食を作ってくださいます。
昨年は2時間という短い開催時間の中で約500人もの方が足を運んで下さいました。
今までの活動を通して出会った方々と、こんな素敵なイベントができることを感謝しています。
私が上越に帰ってきた頃に比べると、新しいお店や場所・イベントもたくさん増えて、さらにわくわくも増えました。
これからもいろんな刺激をもらい、学びながら、このいとしい町で私は過ごしていこうと思います。
編集部コメント
新潟を離れてみて、はじめて故郷の魅力や大切さが分かったという一文に共感する方も多いのではないでしょうか。趣味を活かして、地域に貢献しているInstagramでの情報発信や〈上越朝ごはん市〉の取り組みも素敵です。素敵な1日のスタートを切ることができる〈上越朝ごはん市〉も気になります!これからも上越市に注目ですね◎(高橋)