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三条市暮/くらし2024.11.18

すべての世代の「学ぶ、見る、触れる。」を支える憩いの場〈まちやま〉の魅力

「#新潟のコメジルシ=新潟のいいところ」ってどんなところ? 
「だから新潟!」と、新潟を選びたくなるいろんな理由を新潟の人たちに聞いてみました。

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ゆう さん
新潟県三条市在住。新潟県立大学国際地域学部2年生。新潟の学生の背中をポンっと押せるような記事を発信するウェブメディア〈アイル〉のライター。図書館や水族館、美術館、映画館など、とにかく「館」のつく施設が大好きで、趣味はそれらを巡ること。最近は、どのような経路で周れば越後妻有で開催されている〈大地の芸術祭〉を堪能することができるのかについて、日々思考を巡らせている。

誰にでも開かれた空間〈まちやま〉

三条市に位置する〈まちやま〉は、図書館、鍛冶ミュージアム、科学教育センター、そして人々の憩いの場が一体となった施設です。

にぎやかさと静けさが共存した空間は、公共施設特有の堅苦しさを中和し、子ども連れの親御さんからご老人まで、どの世代でも安心してその場にいられる雰囲気を演出しています。

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22時まで開館しているのも、利用者にとっては嬉しいポイント。

私自身、〈まちやま〉がオープンした2022年は大学受験を控えていて、閉館時間ギリギリまで学習コーナーの机にかじりついていた記憶があります。

新潟県立大学へ進学した現在も、大学の課題を進めるために頻繁に足を運んでいます。そして、実はこの記事も〈まちやま〉で執筆しています。1階に併設されたカフェが16時までの営業なので、「その時間まで作業をがんばって美味しいコーヒーを飲むぞ! 」と自分を奮い立たせることが多いです。

伝統と歴史に「学ぶ、見る、触れる。」

〈まちやま〉の選書には、ものづくりのまちである三条市ならではのこだわりが光ります。

〈鍛冶ミュージアム〉が併設された1階には、ものづくりに特化した書籍がずらり。〈鍛冶ミュージアム〉を楽しんだあと、展示を見て気になったことや興味をもったことを、書籍を通じてすぐに調べられる環境になっています。〈まちやま〉を訪れれば、三条市のまちづくりの伝統と歴史についてとても物知りになれそうです!

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〈まちやま〉の公式HPにも「1階はカフェなどの新たなサービスとにぎわいのフロア、2階は幅広い世代が学ぶフロア、3階は静かな読書と学習のフロア」と記載があるように、各階ごとに空間の雰囲気が異なるのも魅力のひとつです。

ぜひ、あなたの居心地の良いフロアを探してみてくださいね。


編集部コメント

三条市の〈まちやま〉、とても素敵な施設ですよね!私も一度だけ行ったことがあります。併設の〈鍛冶ミュージアム〉で三条の鍛冶について学べ、2階より上では勉強から調べ物、読書までなんでもできる施設という印象です。外の広い空間では、イベントなんかもやっているみたいです。近所にあったら、通い詰めちゃいそうです。(小日山)