自分にとって“ちょうど良いまちに暮らす”という豊かさ
「#新潟のコメジルシ=新潟のいいところ」ってどんなところ?
「だから新潟!」と、新潟を選びたくなるいろんな理由を新潟の人たちに聞いてみました。
帰るたびに感じていた、柏崎の居心地の良さ
──新潟は自然が豊かで食材が美味しい
その言葉を何度も耳にしてきましたが、実際に大学進学で外に出るまでは、その恩恵を感じる機会は少なかったかもしれません。食材の質、自然の豊かさなど、私が生まれ育った場所にあった日常の「当たり前」の中にこそ、特別な価値があったのだと気づかされました。
地元・柏崎に帰省するたび、感じる「居心地の良さ」。こどもの頃から当たり前だと思っていた美味しいご飯や、車で5分も走れば海や山にたどり着けるという自然の近さ。渋滞や喧騒や窮屈さから離れた、広々とした自分の空間が広がる日常。その違いは、まるで狭いカプセルホテルから広い畳の部屋に移り、大の字で寝転んだ時の解放感のようでした。今になってようやく、柏崎は私にとって「ちょうど良いまち」なのだと実感しています。
当たり前じゃない自然の豊かさ
新潟県には、どの市町村に住んでいても海や山や川などの自然が身近にあります。これは決して当たり前のことではなく、新潟が誇るべき魅力の一つです。自然はただリラックス効果をもたらすだけでなく、悩んだり壁にぶつかった時に心をリセットし原点回帰させてくれる力もあります。また、豊かな自然が源泉となり生み出されている、美味しい水や野菜やお米など、恩恵は計り知れません。
新潟の特徴はその広さにもあり、*面積は全国第5位、人口は第15位というバランス。程よい人口密度のおかげで、インフラや商業施設が充実しつつも、道路が混雑しにくく、空間的にゆとりのある生活が送れます。また、新潟には市町村ごとに多彩な特徴があり、住む場所を選ぶ楽しみがあります。これは、新潟の魅力であり、私たちが誇るべき「新潟らしさ」だと思います。
このようにして、都会での生活を経験することで改めて地元の良さに気づくことができました。新潟という豊かな環境が、私たちにどれほど大きな価値をもたらしているのか、その恩恵にもっと感謝し、未来に繋げていくことが大切だと感じています。
私たちは幸せになるために生きていて、“暮らし”は幸せに大きくコミットする部分だと思います。新潟に住むことで今よりも豊かな日常を送れる人がまだ世界に沢山いるはず。まずは「新潟」に出会って欲しいと思います。
また、そのきっかけを自分の家業である和菓子屋で、食というコンテンツを通して作っていきたいと思います。
*出典:新潟県公式HPより(https://www.pref.niigata.lg.jp/site/sugata-top/sugata-rank.html)
編集部コメント
「帰省するたびに感じる地元の居心地の良さ」。一時期県外に出ていた私も当時感じていました。地元を離れたからこそ感じる情景なのかなと思っています。柏崎市というと海のイメージが強いですが、海だけじゃなく山にもアクセスできるのは、あらゆる自然を感じたい人にはうってつけの地域ですね。上野さんが手がけるお菓子を片手に、柏崎の自然を満喫したいですね。(小日山)