都心からすぐそばにある自然風景。
新潟市内の緑溢れるコーヒー屋さん
「#新潟のコメジルシ=新潟のいいところ」ってどんなところ?
「だから新潟!」と、新潟を選びたくなるいろんな理由を新潟の人たちに聞いてみました。
豊かな自然やまちと調和するコーヒー屋さんの魅力
突然ですが、僕はコーヒーがとても好きです。
どんなところが好きかと言いますと、ひと言で「コーヒー」と言えど、そのコーヒー豆の産地や、精製方法、焙煎度などで味が違うところやラテやフラペチーノのような、コーヒーを応用したいろんなドリンクがあるところ。さらに歴史的な面では、17世紀頃のイギリスではコーヒーハウスがコミュニケーションの場として政治や芸術、文学、ジャーナリズムなどの社交場としての機能もあったところなどです。
また、みなさんもご存知の通り、世の中にはいろいろなコーヒー屋さんがあります。
スターバックスのようなメジャーなコーヒー屋さんだけでなく季節に応じたドリンクを飲めるようなお店から、コーヒースタンドのようなテイクアウト中心のお店、スペシャリティコーヒーという選び抜かれた高品質の豆のみを扱うお店、浅煎りのみを専門に扱うお店、壁面がコンクリートうちっぱなしのような洗練されたデザインのお店などさまざま。
そのなかでも僕が特に好きなお店は、まちや自然の景色と一体になっているコーヒー屋さんです。
その理由は、落ち着いた空間で一杯のコーヒーを飲む時間がとても心地良いこと。そして、日頃から地域住民と接することが多いマスターさんと会話をしていると、そのまちのことについて教えてくれることも多いです。その会話を通して、まちにより愛着がわき、まちをより好きになります。
今まで県内外含めてさまざまなコーヒー屋さんを巡ってきた僕が、自然あふれる新潟ならではのコーヒー屋さんを2店舗紹介したいと思います。
非日常を感じるツリーハウス
自然の空間でコーヒーを楽しめる〈たぶの木〉
1店舗目は、新潟市西区にあります〈たぶの木〉さん。
駐車場からお店の方へ向かう途中には、自然に囲まれた空間が広がっています。
ここにはときどき散歩をしているニワトリさんがいたり、焚き火のスペースもあったりします。
店内は木の温かみが感じられ、ゆったりとした時間が流れています。晴れの日には木々の間から光が差し込み、初夏でも涼しい風が入ってきます。冬には暖炉が焚かれ、猫ちゃんがぬくぬくしているときもあります。1年中、いつ行ってもゆったりとした時間を過ごせるのが魅力です。
そしてなんと言っても最高なのが、たぶの木さんのコーヒー〈たぶの木ブレンド〉。店内に焙煎機があり、マスター自らが丁寧に焙煎したコーヒーがおいしく、ここで過ごす時間をより充実させてくれます。
また、〈たぶの木〉にはツリーハウスがあり、ツリーハウスの上から田園風景を眺めつつコーヒーを飲むこともできます。
マスターの高橋さん曰く「来てくださる人が少しでも非日常を体験してくれたら」とのことです。
広大な田園風景を一望できる
コーヒー屋さん〈椎谷コーヒー〉
2店舗目は新潟市西区にあります〈椎谷コーヒー〉さん。
この店舗の一番の見どころは、カウンターから見える田園風景! 特に初夏の晴天時には、外の風景が青と緑でいっぱいになります。
店内は木を基調とした温かみあるデザイン。焙煎機があり、豆は自家焙煎です。
写真はコロンビア、ブーケンビリア農園の浅煎りの〈アイスコーヒー〉と〈チーズケーキ〉。こちらのコーヒーはとってもスッキリしていて飲みやすいのですが、味がしっかり出ていて、ミルクチョコレートのような甘さが感じられます。
また、〈椎谷コーヒー〉にはテラス席もあります。
ランチメニューも提供しており、木の温かみが感じられる落ち着いた店内でゆっくりご飯を食べることができるのも最高です。マスターの椎谷さん曰く「近所には農家さんたちも多いので少しでもみなさんの憩いの場になれば嬉しい」とのこと。
以上、自然あふれる新潟市ならではのコーヒー屋さんを2店舗紹介しました。こちらに訪れれば、新潟の自然や田園風景と調和した空間のなかで、自家焙煎されたコーヒーとともにゆったりとした時間を過ごすことができるはずです。みなさんもぜひ体験してみてください!
編集部コメント
朝食時や仕事に集中したいとき、休憩や会話のお供など、コーヒーは私たちの日常の中でよく飲まれる飲み物だと思いますが、自然に囲まれ温かみが感じられる空間でゆっくりと嗜むコーヒーは、いつものコーヒーとはまた味わいが違いそうですね。こういった自然豊かな非日常空間が生活のすぐそばにあるところは、新潟の大きな魅力。ぜひ私も、志賀さんが紹介された2軒のコーヒー屋さんで心安らぐひと時を過ごしてみたいです!(齋藤)