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食/ごはん2020.09.11

スノーピーク代表取締役の
山井梨沙さんが感じる
新潟の「当たり前」な魅力とは

新潟県民にとっては「当たり前」の風景でも、全国的に見ると案外当たり前じゃないかもしれない。そんな新潟の魅力を「当たり前品質100」として、新潟県に縁のある方に聞いてみたシリーズです。

山井梨沙さん

にいがた当たり前品質100・選者
株式会社スノーピーク 代表取締役社長 山井梨沙さん

1987年、新潟県生まれ。祖父は同社創業者の山井幸雄、父は代表取締役会長の山井太。文化ファッション大学院大学で服作り・洋服文化を専攻し、ドメスティックブランドで約1年間勤務。2012年にスノーピークに入社し、アパレル事業を立ち上げる。その後同事業本部長、企画開発本部長、代表取締役副社長を経て、2020年3月より現職。7月、初の著書『FIELDWORK -野生と共生-』がマガジンハウス社より刊行。

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燕三条 背油ラーメン

幼いころから自分にとっての唯一無二のソウルフード
「燕三条 背油ラーメン」

東京在住の私ですが、新潟に帰ると必ず食べにいってしまいます。

灼熱の鍛冶場での出前需要からアップデートされた、
塩分補給のための濃いスープ、伸びにくくするための極太麺、
冷めにくくするため仕上げに大量の背脂を振るこのラーメンは、
まさに機能的で美味しさも兼ね備えた超機能的食品(笑)

燕三条の職人とラーメン屋さんとの本質的な繋がりの中で生まれたものなのだろうと、燕三条出身としていつも誇りに思っています!(山井梨沙さん)

背油ラーメン

【編集部からひと言】
職人のチカラの源!

職人たちからの「ガツンとくるラーメンが食べたい」という需要から生まれた背脂ラーメン。しっかりとした脂と、シャキシャキした玉ねぎがクセになり、帰省の度に引き寄せられるようにお店に行ってしまうんですよね。