新潟の日本酒のおいしさは、
当たり前じゃない!
〜関西に住んでいるニイガタ姉さんに聞く、
日本酒のうまさ〜
新潟県民にとっては「当たり前」でも、全国的に見ると案外当たり前じゃないかもしれない。そんな新潟の魅力を「当たり前品質100」として、新潟県に縁のある方に聞いてみたシリーズです。
新潟県の日本酒は最高!!
関西の人に「新潟県といえば?」と聞くと必ず「日本酒が美味しい!」と言われます。関西でお酒を飲むというと、ビールや酎ハイがメイン。日本酒を飲むときは甘口のものが多いんですよね。
一方、新潟県には淡麗辛口のスッキリとした味わいのお酒が多い。
日本酒の酒蔵が89蔵もあり、全国でも屈指の日本酒大国です。日本酒を醸すのに適する気候と米、お水が揃っており、キメが細かくて体にスーッと入ってきます。
また、最近では若い蔵元が増えており、伝統も残しつつ新しい挑戦をした日本酒が増えてきており非常に盛り上がっています。
特に私が気になっているのは、魚沼市にある玉川酒造株式会社の「イットキー」。新潟ならではの淡麗辛口とは少し異なり、上品な味わい。「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2017」で最高金賞を受賞した銘柄です。海外に出しても人気が出そうな味で、航空会社のファーストクラスにも出せそうだなと感じました。
関西に住みながらでも私はオンラインショップで新潟の日本酒を購入したり、大阪のアンテナショップ「新潟をこめ」でジャケ買い(ラベルや瓶が可愛い日本酒)をしたり。ついつい飲み過ぎてしまう日々(笑)
「新潟をこめ」には立ち飲みスペースもあるので、新潟の日本酒を味わいたい関西在住の方は、ぜひ足を運んでみてくださいね!
【編集部からひと言】
淡麗辛口の日本酒も、当たり前じゃない
考えてみたら当たり前のことですが、地方によって日本酒の特徴は異なるもの。新潟は淡麗辛口、関西は甘口が多いと初めて知りました。趣味嗜好が違っても、関西のみなさんが新潟でつくられる日本酒を好んでくれていることは嬉しいものですね。