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風/ふうど2021.02.04

「現美新幹線ラストラン」
記念イラストは、
日本海へ沈む夕陽

新潟県民にとっては「当たり前」でも全国的に見ると全然当たり前じゃないことってたくさんあるはず! そんな新潟の魅力を、新潟県に縁のある方に聞いてみました。

西山りっくさん

にいがた当たり前品質100・選者
西山りっくさん

【プロフィール】
新潟市在住。イラストレーター・絵本作家。親子向け絵本フリーペーパー、アーティストへのイラスト提供、「いわむロックフェスティバル」の実行委員もつとめている。新潟市観光課事業「新潟ストーリープロジェクト」、JR東日本新潟支社「現美新幹線 5th」「現美新幹線ラストラン」記念イラスト・絵本を制作。現在は個人のイラストワークの他、家具職人とともにどうぶつものづくりブランド「mofmok」を運営。見る人を強制的にほっこりさせるようなイラストを目指している。
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夕日イラスト
現美新幹線ラストラン記念時に西山りっくさんが描いたイラスト

日常であり、
非日常でもある夕日

新潟の夕日はとにかくきれいです。
空のグラデーションがとても美しい。
青、みずいろ、オレンジ、そしてピンクから淡いむらさき。
そこにいるだけでメンタルが落ち着いたり、絵が描きたくなったり。

夕日
日本海に沈む夕日(Photo by Yuta Katagiri)

暖かいときは仕事の打ち合わせを浜でやったりします。
これがなかなかに良いんです。
ちょっと頭がオーバーヒートしそうになったら、夕日見ながらぼーっとする。
くだらないことや、世間話をして笑ったり、怒ったり。
そして、また仕事の話をしたりして。結構進むんですよね。

夕日イラスト
現美新幹線ラストラン記念時に西山りっくさんが描いたイラスト

佐渡島に沈んだり、水平線に沈んだり。時期によって表情が変わるのも良いです。
仕事に追われてる時こそ、新潟の夕日を見てほしいなぁ…。
当たり前なんだけど、夕日はまっすぐに光を照らしてくれていて。
海面に自分の正面からまっすぐに太陽まで光の道ができているのを見ると、
「あぁ、私もまっすぐ進んでみよう」なんて元気づけられたり。

夕日
揺れる水面

日常にあるのに、非日常の気持ち。
いろんな情報にあふれてる世の中でずっと変わらない、それが新潟の夕日だと思います。

【編集部からひと言】
見ているだけで
心が穏やかになる夕日

毎日仕事をしていると、ストレスが溜まってくることもありますよね。そんなときに刻一刻と色が変わっていく夕日を眺めているだけで、心が落ち着いていく。夕日は県民にとって、なくてはならないものなのかもしれませんね。