冬になるとカモや白鳥が
たくさんやってくる、
村上市「お幕場・大池公園」で
見つけたカモの行列
新潟県民にとっては「当たり前」でも全国的に見ると全然当たり前じゃないことってたくさんあるはず! そんな新潟の魅力を、新潟県に縁のある方に聞いてみました。
お幕場・大池公園のカモの行列
村上市の神林地区には、お幕場・大池公園があります。この公園は、美しい赤松林に囲まれた広さ約3haの砂丘湖「大池」、湖上の水鳥などを観察できる展望台や出島、遊歩道など「大池」周辺を憩いの場にしようと平成9年につくられました。
昔、村上藩主や家臣らが赤松林に幕を張り、野宴を楽しんだと伝えられたことから、このまわりにある松林は「お幕場」と呼ばれており、日本の白砂青松百選に選ばれたことがあります。「県北の白鳥の湖」として知られ、白鳥の飛来地としても有名です。
冒頭のカモの行列の写真は、1月に入ったばかりの雪深い頃に、一人で白鳥を撮影に行った時のものです。本当は白鳥を撮りたかったのですが、白鳥はエサを食べに近くの田んぼに出かけてしまったようで、代わりにカモがたくさんいました。
池の表面がシャーベット状になっていたので、スイスイ泳ぐことができずに先頭のカモのあとを続いて進んでいる様子が撮影できました。
毎年10月中旬から4月くらいまでは白鳥が大池にいます。日中はカモだらけですが、白鳥のシャッターチャンスを狙うなら、早朝やタ方だと白鳥でいっぱいになり、白鳥が離着陸する姿が見ることができますよ。
白鳥の写真を撮りたい人は、白鳥のいる時間を狙って行ってみてくださいね。
【編集部からひと言】
冬になるとやってくる白鳥たち
新潟では、冬になるとやってくる白鳥たちに出会えるスポットがいくつかあります。日中いなくて撮影できなかったのは残念ですが、シャーベット状の氷の上を歩くカモもかわいらしいですね。お幕場・大池公園では、白鳥とカモ、両方ともシャッターチャンスが狙えそうです。冬ならではの白鳥やカモのいる景色を見に、遊びに行ってみたくなりました。