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酒/おさけ2021.03.14

新潟のお酒は
新潟の人がつくり、
新潟の人が飲む!
酒の一大産地でありながら
一大消費地でもある、新潟。

新潟県民にとっては「当たり前」でも全国的に見ると全然当たり前じゃないことってたくさんあるはず! そんな新潟の魅力を、新潟県に縁のある方に聞いてみました。

地酒の都屋さん

にいがた当たり前品質100・選者
地酒の都屋さん

【プロフィール】
新潟の地酒の都屋の店主。常に「日本酒を活かし」「日本酒の価値を高め」「日本酒の必要性を伝える」事を念頭に「日本酒で日本を良くしたい」と営業中。モットーは「良い酒は人を繋げる」。一番の酒屋冥利につきるのは、良い出会いからさらに人が繋がるとき。新潟の好きなところは、日本酒を中心とした一次産業やサービス、伝統文化の継承、人の循環が形成されているところ。
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お酒

新潟のお酒は地産地消!
新潟の人がつくり、
新潟の人が飲む日本酒

通常、生産地と消費地は違う場合が多いですが、新潟は日本酒の一大生産地であり、一大消費地でもあるんです。そんな風に、新潟のお酒は新潟の人がつくり、新潟の人が飲む文化が根付いています。

阿賀町の麒麟山酒造

特に、新潟市民がこよなく愛するのが、阿賀町の麒麟山酒造。麒麟山酒造のお酒は、そのほとんどが新潟市を中心とした下越地方で消費されています。

麒麟山酒造の使用米

しかも、麒麟山酒造の使用米は全量阿賀町産。ほんの10俵(600㎏)を地元で用意するなら他の蔵でも全量その土地の米だけでつくることも可能でしょうが、あの山岳地帯の阿賀町で600tの米を賄うという暴挙を叶えた蔵元はここくらいだと記憶しております。

工場

全国でも人気な山形県の「十四代」や山口県の「獺祭」などの名柄は、いざ地元で飲もうとすると、意外と困難なこともあります。

一昔前ですが新潟市で「十四代を飲む会」を開催したとき、地元山形の在庫は全滅で、仕方なく東京、名古屋、福岡から取り寄せたんです(笑)

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それだけ地元の日本酒が地元で出回ることは数少ないのが、当たり前。でも、麒麟山をはじめ、新潟の日本酒は県内でちゃんと出回っている。新潟の人たちは、地元の日本酒を飲む傾向が強いのかもしれませんね。

新潟の日本酒

【編集部からひと言】
地元の美味しい日本酒を
地元で味わえる贅沢

確かに思い返せば、酒屋にも居酒屋にも新潟の酒はほとんどあります。それが当たり前だと思っていましたが、他県では当たり前ではないのかも知れません。これからも地酒を愛する県民として、新潟の酒を楽しみたいものですね。

Information

地酒の都屋
address:新潟県新潟市中央区親松2番3号
TEL:025-285-0761
Web:地酒の都屋公式HP

Information

麒麟山酒造 株式会社
address:新潟県東蒲原郡阿賀町津川46
TEL:0254-92-3511
Web:麒麟山酒造 株式会社公式HP