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コンテスト2022.03.30

澄んだ空気が魅せる、新潟の冬の魅力
「#新潟のコメジルシ」
第9回フォトコンテスト結果発表

「新潟※プロジェクト」にて実施された、第9回「#新潟のコメジルシ」フォトコンテストにたくさんのご応募をありがとうございました。

2021年度のテーマは、「新潟の魅力」。年間を通して、総計24,000作品を超える新潟の魅力を写した写真が、Instagramの「#新潟のコメジルシ」で投稿されてきました。

なかでも今回は、夜空に浮かぶ満月を写した青とオレンジのコントラストが美しい作品や、冬の夜空を彩る大輪の花火、白い翼を大きく広げ着水するコハクチョウを捉えたダイナミックな瞬間など、雪だけじゃない新潟の冬の魅力を捉えた素晴らしい3作品が入賞しました。
本コンテストでは、Instagramで寄せられた写真の中から、審査委員が「新潟の魅力が伝わる作品」と評価した「最優秀賞1作品」「優秀賞2作品」を発表します。
外部審査員には、「新潟放送」のアナウンサーや、「月刊にいがた」の編集長、「エフエムラジオ新潟」のパーソナリティに入っていただき、それぞれ独自の目線で審査をしていただきました。

結果発表

「#新潟のコメジルシ」をつけて投稿された中から、審査委員が「新潟の魅力が伝わる作品」として選んだ、最優秀賞(1点)、優秀賞(2点)を発表します。
県民が見つけた新潟の魅力、ぜひお楽しみください!

最優秀賞:「春の月と残雪の山」
Koichi Hayakawaさん

第9回 最優秀賞作品

Instagramアカウント:@kou151217

撮影場所:新潟市北区 福島潟

撮影者コメント:この度は「最優秀賞」にお選び頂き誠にありがとうございます。とても光栄に存じます。福島潟から二王子岳、飯豊連峰方面を撮ったものです。残雪の山々と晴れた夜空にオレンジ色に輝く丸い月が昇るその春を感じさせる光景に感動しシャッターを切りました。

なぜこの写真を撮影したの?:なぜこの写真を撮影したの?:雪国にもようやく春の息吹が感じられる季節になりました。春の解放感からか日が暮れるまで春を求め写真を撮っていたところ、曇り空の冬にはなかなか見ることができない、オレンジ色に輝く丸い大きな月が昇り残雪の山々を綺麗に照らしました。この雪国の春ならではの光景に感動しシャッターを切りました。

優秀賞①:「光の中 ~今日の始まり~」
でぃーさん

第9回 優秀賞①作品

Instagramアカウント:@hitochan_yacho_room

撮影場所:新発田市 田んぼ

撮影者コメント:今回、まさかの優秀賞を頂き、この時の私の感動が写真を見た方にも伝わったんだなという嬉しさが込み上げ、とても感激しております。

なぜこの写真を撮影したの?:この新潟の冬の田園には欠かせない白鳥が霧の朝に広がる光の中、大きな白い翼がその光を纏ってとても綺麗だったので、この瞬間の感動を残したいという思いで撮影しました。霧の朝、朝日がその細かな水滴に反射して眩いばかりの世界が広がっていました。外に出ると田をねぐらにしていた白鳥達がしきりに声を上げて一日の始まりを告げているようでした。そこに1羽が降り立ち、その着水の瞬間を納めました。

優秀賞②:「群青」
Tomomiさん

第9回 優秀賞②作品

Instagramアカウント:@tomo7mark2photo

撮影場所:長岡市 国営越後丘陵公園

撮影者コメント:この度は素晴らしい賞をいただきありがとうございます。写真は長岡花火ウィンターファンタジーの写真です。荒天で花火が風で流されてたり傘を差しながらの撮影はとても大変でした。

なぜこの写真を撮影したの?:夏の長岡花火が中止になり残念でしたがウィンターファンタジーが開催されると聞き、とても楽しみにしていました。
雪とイルミネーションと大好きな群青のミュージック花火にとても感動しました。

外部審査員の「総評」

BSN-近藤丈靖さん

株式会社新潟放送 アナウンサー 近藤 丈靖 さん
秀作ぞろいで評価を付けるのは大変難しかった。雪国新潟らしい美しい景色、日本海の風景、故郷の暮らしを感じさせる一枚など、どれも魅力的な場面が写真で表現されていた。そして、どれも「新潟ってこんなに素敵な所なんだよ」を新潟県外の人に見せたくなる作品ばかりだった。場面は違えど新潟らしさはどの作品も出ている。何度も書くが作品がどれもハイレベルで審査が難しかった。素晴らしい作品をありがとうございました。

ジョイフルタウン_霜鳥彩_トリミングおまかせします

株式会社 ジョイフルタウン 月刊にいがた編集長 霜鳥 彩 さん
ひと目で「新潟っぽさ」を感じられる写真を選ぼうと審査を始めたのですが、もっとも惹かれたのは「これ新潟!?」という写真だったという矛盾…。でも「新潟の魅力を再発見する」ということもこのコンテストの意義かと思うので、間違ってはいないのかなと思います。応募期間が冬季だったこともあり、雪の写真が多かったですが、一面の白も、差し色をアクセントにきかせた真っ白な世界も、白い雪と真っ青な空のコントラストも、どれもよかったです。改めて感じたのが、「偶然の一枚」よりも、しっかり考えて撮影されているものの方が、見ている人によさが伝わるんだなということ。ここで学んだことを自分の仕事にもいかしていきたいです。

エフエムラジオ新潟_中村智景さん

株式会社エフエムラジオ新潟 パーソナリティ中村 智景 さん
第1回フォトコンテストから拝見しておりますが、開催する度に写真のレベルが上がっているように感じます。新潟の魅力の、その『瞬間』を捉える写真、どれも心奪われるものでした。その時にしか見られない風景は感動を与えてくれますし、何気ない日常は写真に切り取ることによって魅力として再発見させられます。「新潟の魅力」は、その人次第でたくさんあることを改めて教えていただきました。参加していただいた皆さん、この時期は相当寒い中での撮影だったと思います。素敵な写真をありがとうございました。写真にある風景や食を求めて「マイクロツーリズム」したくなりました。この新潟の魅力をもっともっと自慢していきましょう!

ほかにもたくさんの新潟の魅力が「#新潟のコメジルシ」で寄せられました。ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。