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【横澤夏子 新潟子育てトークセッション】
新潟市出身、Uターンを考えるファミリーと
「子育ての本音」を語る!

2024.12.16

4歳、3歳、1歳と、まだまだ目の離せない三姉妹の母でありながら、テレビなどで姿を見ない日はない、お笑いタレントの横澤夏子さん。ハツラツと仕事をこなし、SNSも頻度高く投稿する横澤さんに、「いったいそのパワーはどこから!?」「どうやって仕事と家事を両立させているの!?」と、子育て世代からは驚きの声、世のママたちからは厚い支持を得ています。

そんな横澤さんは、新潟県糸魚川市出身。同県が取り組む「子育てに優しい新潟県」のアンバサダーに2023年に就任し、現在も新潟の子育て環境の魅力や、県が独自で行うさまざまな子育て支援の取組を発信しています。

そして2024年10月28日(月)、東京・銀座にオープンしたばかりの新潟情報館〈THE NIIGATA〉を会場に「『子育てに優しい新潟県』アンバサダー横澤夏子と一緒に子育て本音トークセッション」が開催されました。

トークセッションを撮影中のスマートフォン
会場には限定10組の観覧者も来場。インスタグラムではトークの様子をライブ配信し、リアルとオンラインのハイブリッド形式で開催しました。

一般応募者の中から抽選で当選し、今回登壇することになったのは、子育て真っ只中のファミリーと、新婚カップルの2組。それぞれが横澤さんと約20分のトークを交わし、その模様はインスタグラムでライブ配信。多様な悩みを抱える子育て世代が、トークに耳を傾けました。

本記事では、1歳のこどもを育てるシホさんファミリーと横澤さんによる「トークセッション第1部」の模様をお届け。仕事と3人の子育てを両立させる横澤さんに「ただただ、すごい!」と語るシホさんファミリーには、どんな悩みが……?

新潟の魅力に触れた、
3か月間の育児休暇

第1部に登壇したのは、10月末に1歳の誕生日を迎えるカナトくんを連れた、シホさんファミリー。横澤さんのインスタグラムから今回のイベントを知り、出演者の募集要項を見て「条件が自分たちにピッタリすぎる!」と応募したのだとか。

不慣れな場所のためか、少しぐずり始めたカナトくんをあやしながら「うちの三女も6月で1歳になったので、同学年ですね! ……カナトくん、こんばんは。インスタライブは初めて?」と、いきなり会場をなごませる横澤さん。

シホさんファミリー

シホさん、旦那さん、カナトくん

家族構成: 夫、シホさん、カナトくんの3人家族
出身地: 夫・大阪府、シホさん・新潟県新潟市
現在の居住地: 埼玉県
新潟の魅力: 食べ物、お酒がおいしいところ 必要なものは揃う都会感と、田園風景や自然にも触れられる距離感やバランスのよさ
悩み: 夫婦ふたりだけの育児が基本なため、気軽に頼れる人がいない 都会ではベビーカーでの移動が大変

新潟市出身というシホさんは、出産前に実家へ戻り、里帰り出産を経験したといいます。

「里帰り出産はどうでした?」という横澤さんの質問に、「カナトだけに集中すればいい環境があったので、とても助かりました」と応じるシホさん。右も左もわからない初めての出産と子育て。そんな状況を理解し、サポートをしてくれる親のありがたみを強く感じたといいます。

トーク中のシホさん
関東に戻ってからの育児は「もう全然記憶がなくて……」と語るシホさん。

ご主人はというと、出産直後に新潟入り。カナトくんとの初対面を経て、一度埼玉へ戻り、支度を整えて再び新潟へ。3か月間の育休を取得し、シホさんの実家で一緒に過ごしたのだとか。

近年は全国で男性の育休取得率が増えつつある日本。それでも3か月というやや長期育休をとったご主人に、横澤さんは喝采を送りつつ「どうでした、新潟での育休は?」と質問。「ごはんもお酒もおいしいので、食べすぎ、飲みすぎで、体重が8キロ増えました……」と回答するご主人に「だいぶ食べましたね(笑)、子育てしてました?」とツッコミ。

新潟での育休中、豊かな食文化、都会と自然とが混在する住環境などに触れたご主人。「いればいるほど好きになっていきましたね」と、新潟の魅力を存分に体験する機会になったようです。

横澤さんの質問に答えるご主人
「何がおいしかったですか?」という横澤さんの質問に「おいしかったのはのっぺ。一番好きですね」と新潟の代表的な家庭料理をあげたご主人。

「新潟県こむすび定期」
の制度がうらやましい!

一方のシホさんも、大学進学を機に上京したものの、本当は新潟から離れたくなかったといいます。

シホさん:「まちに出れば必要なものは揃うし、少し車を走らせれば田園風景が広がっていたり。都会と田舎のバランスがいいというか。本当に新潟が大好きなんです」

横澤さん:「糸魚川市の人から考えると、新潟市は都会ですもん!(笑) とはいえ、大きな公園があったり、そこでの遊具待ちもほとんどないので、子育てするにはピッタリな環境ですよね」

シホさん:「そうなんです! 里帰りの際、子育てに向いていると感じる瞬間が結構ありました」

トークセッション中の4人

さらにシホさんは、新潟市在住の友人が「子育て応援定期預金『新潟県こむすび定期』」という制度を活用していると聞き、興味津々なのだとか。

シホさん:「ちょうどカナトが生まれた頃に創設された制度らしいんですよね。こども名義の定期預金口座を開設すると、満期のタイミングで5万円ずつ支給されるって聞いて、すごくいいなって思って」

この「新潟県こむすび定期」とは、2023年10月から申請受付開始となった、新潟県が独自で展開する子育て支援制度。2歳・5歳と、入園や入学など経済的負担が大きくなる節目に、それぞれ5万円、計10万円を受け取ることができるというもの。金融機関からも金利の上乗せや子育てグッズのプレゼントもあるんです。詳細は「県独自の取り組み、新潟県こむすび定期」の記事をご覧ください。

こどもが生まれるまでは、なかなか意識する機会のなかった新潟の子育て環境や支援制度。カナトくんの誕生を機に、“子育て”面に関する新潟の新たな魅力にも気づき始めたようです。

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横澤さんの対応策とは?


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