新潟県民の本音がポロリ。
ライバルは石川県!?
「新潟vs石川」すごいのはどっち?
新潟県民が新潟の魅力を再発見し発信している「新潟※(コメジルシ)プロジェクト」。今回その一環として、新潟県民が考える新潟県の姿を明らかにすべく「新潟コメジルシ総研」を設立しました!
所長に就任したのはコメジルシくん!
コメジルシくん
コメジルシ総研では、新潟県民100人の声をもとに「期待どおりの新潟県」や「思いもよらない新潟県」を紹介していきます!
記念すべき第1回のテーマは、「新潟の地域性」!
新潟の魅力を調査員から報告します!
調査員報告
「ライバルは石川県!?」
「新潟県のライバルだと思う都道府県は?」という問いへの回答の1位は石川県! 両県の県庁所在地の「金沢×新潟論争」は、SNSなどでもたびたび熱い議論が繰り広げられているトピックですね!
確かに石川県は魅力的です。でも! 新潟県も魅力満載ですから!
調査員報告
「人口・面積で比べてみました!」
まずは県庁所在地。新潟市と金沢市の人口や面積を見ていきましょう。
・新潟市
人口:78万988人(2021年8月末日時点)
面積:726.27平方キロメートル
・金沢市
人口:46万2298人(2021年9月1日時点)
面積:468.79平方キロメートル
なんと、新潟市は金沢市より約32万人も人口が多いのです! 面積も、新潟市の方が広大。約258平方キロメートルもの差があります。それもそのはず、新潟市は2005年に近隣13市町村と合併しているから。2007年には、新潟市は日本海側で初めての政令指定都市となっています。
ちなみに新潟県と石川県全体では次のとおり!
・新潟県
人口:217万9516人(2021年9月1日時点)
面積:1万2584.24平方キロメートル
・石川県
人口:112万6435人(2021年9月1日時点)
面積:4186.05平方キロメートル
Twitterでも「新潟の人口調べたら200万人超えててびびった」などの声があがっています。
コメジルシくん
調査員報告
「主要駅で比べてみました!」
駅といえば、石川県の金沢駅が有名ですね!
金沢駅は、2011年にアメリカの旅行雑誌『Travel+Leisure(トラベル・アンド・レジャー)』で、世界で最も美しい駅14選の6位に選出。国内でも、加賀宝生の鼓をイメージした鼓門は素晴らしいと評判です!
また、金沢駅は、2015年の北陸新幹線延伸で利便性が飛躍的に向上しました。長野以降の年間利用者数は延伸前と比べ約3倍とも言われています。この快進撃は、新潟県民にとって脅威かもしれません。
コメジルシくん
それでは、新潟駅と金沢駅の利用者数を見てみましょう!
・新潟駅
1日の平均乗降客数:7万4944人
・金沢駅
1日の平均乗降客数:4万6820人
これは2018年のJR東日本とJR西日本のデータ。新潟駅の方が1日に2万8124人も多く利用されているのです!
コメジルシくん
調査員報告
「観光客数で比べてみました!」
さて、最後は2019年度の新潟県と石川県のデータから、県全体の観光入込客数!
・新潟県
約7330万人
・石川県
約2489万人
コメジルシくん
石川県では、金沢市が前述のアメリカの旅行雑誌『Travel+Leisure(トラベル・アンド・レジャー)』で2017年に訪れるべき都市50選に日本で唯一入るなど、世界的な評価も高いです。
しかし新潟県も、より良い観光地づくりに努力していることを海外から評価されています。佐渡市が、2021年にオランダを拠点とする国際認証団体〈Green Destinations(グリーン・デスティネーションズ)〉から世界の持続可能な観光地トップ100選に選ばれているのです!
佐渡島は、観光した人から「何も考えずに佐渡へ行ったら、控えめに言って最高でした」「佐渡島を旅してみた。全周が東京23区よりも大きい島を原付でぐるりと一周。大自然に遺跡に、RPGのような冒険が待っていた」などと絶賛する声が多くあがっています!
コメジルシくん
調査員報告
「ちなみに相性がいいのは福島県!」
一方、新潟県民が「相性がいい」と思っている都道府県は福島県でした! 理由として、「福島と風土が似ているからはなしもあう」「震災絡みで交流がある。なんとなく、福島とは運命共同体なイメージ」「競いあってるポイントが無い気がする」などの声が寄せられました。
福島県と新潟県は、酒造の数が多く、おいしい日本酒がある! 福島県の酒造の数は全国4位で、新潟県は堂々の1位! 両県とも清らかな水と品質良好な米があり日本酒造りに適していますね。
「日帰りで行ける距離」というイメージを持っている県民が多いのかもしれませんね。
コメジルシくん
調査員報告
「新潟県民へのアンケート調査で本音が浮き彫りに」
「新潟コメジルシ総研」では、他にも新潟県に関するさまざまなデータを公開中です!
よくインターネット上でも話題になる、「新潟県は何地方?」という疑問にも県民の声が集まっています。結果は、甲信越地方がトップ。2位が関東甲信越地方、という回答になりました。
この甲信越とは何かというと、律令国名である甲斐(山梨県)、信濃(長野県)、越後(新潟県)3県の総称。甲信越は関東地方との隣接地域で、関東と経済的・社会的な結びつきが強いことから、ひとまとめにされることが多いようです。
また、新潟県民が「これだけは他県に負けない」と思っているものも明らかになりました。1位は、ズバリ米!新潟県は、農林水産省のデータからも2021年度の水稲作付面積・水稲予想収穫量ともに日本一なので、これは当然の結果と言えますよね。
理由に、「他の地域で食べたら全然違った」というコメントが複数あがりました。ちなみに2位は食で、3位は日本酒。県民の食への強いプライドが感じられる結果となりました。農業王国の新潟県ならでは回答ですよね!
そして、「新潟県にしかないないものといえば」というアンケートでは、日本最大の離島・佐渡島が回答トップに!名所比較でも触れましたが、佐渡島は新潟県が誇る人気観光地のひとつ。
佐渡島は一周約280キロメートル、面積は東京23区の1.4倍。本州最大の島です。朱鷺の生息地としても有名です。選出理由は、歴史、海のきれいさなどがあげられています。修学旅行先としても人気が高いので、佐渡島に思い入れが強い県民は多いですよね!
「新潟コメジルシ総研」は、今後もアンケート調査を実施。結果は、下記スケジュールにて順次公開予定となっています。
第2回 「新潟の食文化」編 「新潟県民のコメのおともといえば?」など
第3回 「新潟の代表」編 「新潟出身の有名人といえば?」など
第4回 「新潟の県民性」編 「新潟の県民性を一言で言い表すと?」など
第5回 「新潟の観光」編 「おすすめしたい新潟の風景・絶景は?」など
【調査概要】
調査対象:新潟県内在住及び新潟県出身者、10代〜60代 計100名(有効回答数)
調査機関:2021年7月19日(月)~8月17日(火) 29日間
調査方法:インターネットアンケート