どれだけ知ってる?
選ばれたのはあのキャラクター!
新潟のゆるキャラといえば
新潟県民が新潟の魅力を再発見し発信している「新潟※(コメジルシ)プロジェクト」。今回その一環として、新潟県民が考える新潟県の姿を明らかにすべく「新潟コメジルシ総研」を設立しました!
所長に就任したのはコメジルシくん!
コメジルシ総研・所長 コメジルシくん
コメジルシです!
新潟県民待望の第3回目のテーマは、「新潟の代表」です! あの人気キャラクターの意外すぎる一面を調査員から報告します!
調査員報告
「新潟県のゆるキャラといえば?」
「新潟県のゆるキャラといえば?」という質問で、「レルヒさん」がぶっちぎりの1位に選ばれました! レルヒさんといえば、県内のイベントに出たり、お土産のパッケージに描かれたりしている、知らない新潟県民はほとんどいないんじゃないかレベルの有名人。このレルヒさんについて、あまり知られていない情報を入手しました!
レルヒさんってどんな人?
そもそもレルヒさんとは、日本のスキー発祥100周年をきっかけに誕生した新潟県のご当地キャラクター。一度見たら忘れられないシュールな顔立ちに、どこにいても目立つウコン色の帽子に軍服という、非常に見た目のインパクトが大きい男性です。
Twitterでファンと盛んに交流しており、フォロワー数はなんと4万人以上。ゆるキャラにしては珍しく、テオドール・フォン・レルヒ少佐という実在の人物がモチーフとなっています! 彼はオーストリア=ハンガリー帝国(当時)の軍人で、新潟県上越市で日本初のスキーを教えた人物なんです。
プロフィールはこちら!
身長:およそ2700mm(季節により変動)
誕生日:8月31日(乙女座の夏漢)
年齢:1??歳(28歳で数えるのをやめたとトボけている100年者)
好き:滑ること、面白いこと、新しいこと (滑る=滑走+スベるの両方)
苦手:水泳(泳げない)、犬(文字も見たくない)、高いところ(リフトはちょっと怖い)
調査員報告
レルヒさんは、「少佐」ではなく「中佐」?
実はこのレルヒ少佐は、北海道でも、旭川空港の駐車場に銅像が建てられるほど人気者! 上越市だけでなく、北海道にも赴任してスキー指導を行っていたのです。
ちなみに北海道では、「少佐」ではなく「中佐」と呼ばれています。理由は日本に来た当初は少佐でしたが、訪日中に昇格したから。それで新潟ではレルヒ少佐ですが、北海道ではレルヒ中佐と呼ばれているのです。
意外な情報はまだあります。なんとレルヒ少佐はスキーだけでなく、絵も上手だったのです! 作品数も多く、上越市内でたびたび絵画展が開催されるほど。
ほとんどは風景を描いた水彩画ですが、なかにはスキーの滑降姿勢を水墨画風に描いた作品もあります。あのレルヒさんのモデルとなった人物にこんな特技があるなんて、ちょっとビックリですよね!
調査員報告
「2~4位にランクインしたキャラクターは!?」
新潟県民が選んだ、他のゆるキャラも発表します! 2位は新潟県の宣伝課長「トッキッキ」、3位は笹団子がモチーフの怪獣「ササダンゴン」、4位は柏崎のPRキャラクター「えちゴン」、という結果になりました!
人気No.2の「トッキッキ」は
こんなキャラ!
2位の「トッキッキ」はもともと、「トキめき新潟国体・トキめき新潟大会」の共通マスコットキャラクター。両大会で活躍したため、当時の県知事から新潟県の宣伝課長に任命されました。
白くて丸い体型と、顔にある赤いハート、つぶらな瞳がキュートな新潟県の看板的存在です。新潟県の鳥である、トキがモチーフとなっています。
実はこのトッキッキ、ペアで活動しており、男の子には「とっぴー」、女の子には「きっぴー」という名前があるのです。それぞれのプロフィールはこちら!
・とっぴー
いつも元気でチャレンジ精神旺盛。運動神経抜群! スポーツは見るのもするのも大好き。
・きっぴー
好奇心旺盛でおしゃべりが大好き! いろんな場所に出かけて友達をいっぱいつくることが夢。
調査員報告
「とっぴーと、きっぴーがほかにもいる⁉︎」
実は、とっぴーもきっぴーも、県外に同じ名前のゆるキャラがいます。
もう一方の「とっぴー」は、大阪府富田林市の公式イメージキャラクター。頭に市の花であるツツジの髪飾りがついています。
そして、もう一方のきっぴーは、兵庫県三田市のマスコットキャラクターの「キッピー」。こちらは雉がモチーフ。かわいい奥さん「ハッピー」と、「チャッピー」という子どもがいます。
3位は「ササダンゴン」
3位の「ササダンゴン」は、新潟名物・笹ダンゴが神様の魔法で怪獣になった新潟県の非公式キャラクター。全身緑色で、頭には笹の葉のような角がにょっきり2本生えています。
頬と口がピンク色で、笑った口元から怪獣らしく牙(八重歯?)が出ているところもポイント。
プロフィールはこちら!
誕生日:3月30日
性別:♂(笹男子)
身長:笹団子3個分(巨大化時は2m)
体重:笹団子3個分(巨大化時はないしょ)
すきなもの:新潟/ラーメン/ぽっぽ焼/イタリアン/びいる
弱点:カビ/暑さ
調査員報告
「ササダンゴンも知りたがっている!」
実はこのササダンゴン、「新潟県は何地方なのか」ということを疑問に思っているそうです。
これは「新潟コメジルシ総研」の第1回で取り上げた話題。総研のアンケートでは、多くの新潟県民が「甲信越地方」だと思っていました! ササダンゴンに教えてあげないといけないですね!
4位「えちゴン」は
柏崎の黄色い小鬼
4位の「えちゴン」は、柏崎市発のPRマスコットキャラクター。名前は、越後柏崎の“越後”から付けられています。モチーフは、黄色い小鬼。
理由は、柏崎には鬼を連想させる民謡の歌詞や鬼関連の観光地があるから。イベントやお祭りに合わせた小道具や衣装で登場する、柔軟性の高さも魅力です。YouTubeではえちゴンを主役にしたアニメ動画も公開されています。
プロフィールはこちら!
誕生日:2005年5月1日(柏崎市と高柳町と西山町が合併した日と同じ)
身長:3尺玉2個分くらい
年齢:2005年からの年数+10万歳
好きな食べ物:鯛茶漬け、鯛めし、サバサンド
性格:マメだけど節分の豆はちょっぴり苦手!?
調査員報告
「新潟No.1の実績をもつのはえちゴン!」
実はこのえちゴン、「ゆるキャラグランプリ」において2019年は全国8位、2020年は全国9位にランクインしています。
調査員報告
「新潟県民へのアンケート調査で新潟の代表が判明!」
「新潟コメジルシ総研」では、他にも新潟県に関するさまざまなデータを公開中です!
「新潟出身の有名人といえば?」という質問に対する回答の第1位は、新潟市出身の小林幸子さん。その理由としては、「紅白歌合戦に出続け、今もラスボスとしてご活躍されているから」といった回答が多数寄せられました! 紅白歌合戦への出場と、ラスボス感のある派手な衣装が県民の記憶にしっかり残っているようです。
2位は田中角栄さん、3位は渡辺謙さん、4位はHIKAKINさん、5位は平野歩夢さんという結果になりました。
そして、「県外の人に贈りたい県産品は?」という質問には、「日本酒」が1位に選ばれました! 全国的に人気の銘柄が多く、87蔵と日本一の日本酒蔵数を誇る新潟県なら納得の結果ですね。また、お米が大好きな新潟県民らしく第2位は「お米」。
3位は「笹団子」、4位は「へぎそば」、5位は「柿の種」と、トップ5は1位以外すべて食べ物となりました。唯一6位に洋食器・調理器具がランクインしています。食どころ新潟では、季節のおいしいものを送る人が多いようです。
日本一の酒どころ・新潟を代表する日本酒は何なのか? これは「八海山」でした! 理由としては、2位、3位も同様に「県外でよく見かける」という声が多く上がっており、全国的な知名度やブランド力を重視していることがわかります。
一方、「その他」との回答も多く、新潟県の日本酒の選択肢の多さが伺えます!
選択理由に、自身の好みや味を挙げる方は少なめでした。ここから控えめな新潟の県民性が見えますね。
「新潟コメジルシ総研」は、今後もアンケート調査を実施。結果は、下記スケジュールにて順次公開予定となっています。
第4回 「新潟の観光」編 「おすすめしたい新潟の風景・絶景は?」など
第5回 「新潟の県民性」編 「新潟の県民性を一言で言い表すと?」など
【調査概要】
調査対象:新潟県内在住及び新潟県出身者、10代〜60代 計100名(有効回答数)
調査機関:2021年7月19日(月)~8月17日(火) 29日間
調査方法:インターネットアンケート