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【横澤夏子 新潟子育てトークセッション】
新潟市出身、Uターンを考えるファミリーと
「子育ての本音」を語る! | Page 3

2024.12.16

気軽に頼れる環境、夫の幼少期の経験……
そろそろ移住も視野に?

現在、2か月に1度は新潟市の実家に帰っているというシホさん。孫の顔を両親に見せつつ、「帰省というより、私のリフレッシュ休暇になっています(笑)」とシホさん自身の心の安寧を図っているのだそう。

関東圏で暮らすシホさんファミリーですが、このまま都会に住み続けることは考えておらず、移住も視野に入れ始めているといいます。

シホさん:「夫はこどもの頃に転校が多くて、ちょっと寂しい思いをしたようなんです。自身の経験から、カナトが小学校に上がるまでには住む場所を定めたいね、っていう話を出産前からしていて」

カナトくんをあやしながらコメントするシホさん

そのようなカナトくんへの思いと、やはり子育てに関して気軽に頼れる人や場所がある環境に身を置きたいというシホさん。移住するなら実家のある新潟市か、シホさんが勤める会社の本社がある長岡市を検討中。会社へも長岡市への異動希望を出しているのだそう。

「パパさんのお仕事はどうするんですか?」と質問する横澤さんに、「新幹線通勤してもらおうかな……(笑)」と答えるシホさん。

「ええ!? パパさんそういわれていますけど!」と横澤さんがご主人に話を振ると、「今も通勤に1時間半くらいかかっていて。全然ありかな~と考えています」と、案外涼しい顔で答えるご主人。育休期間に新潟の魅力を存分に知ったためか、移住先としてご本人も異論はないご様子。

笑顔の絶えないトークセッション。カナトくんはマイクに夢中

第二子の出産、どうする!?

最後にシホさんから、横澤さんへこんなコメントが。

シホさん:「現状の大変さから、第二子のことがあんまり考えられないんですが、横澤さんは3人もお子さんがいるんですよね? 本当に信じられないです!」

きっと、第二子を検討する多くの夫婦がこの悩みに直面するのではないでしょうか。横澤さん自身も、こどもひとり育てる大変さを実感し、ふたり目の出産に悩んでいたと当時を振り返ります。

横澤さん:「でもね、ふたり目をどうするかママ友に相談したとき『なっちゃんは、大変なことや不安に思うことに意識を向けすぎなんじゃない? ふたり目がいることで、楽しいこともたくさん生まれるよ! 一回産んじゃえば?』って(笑)。もちろん不安はあったけれど、産んでみようかなっていう気持ちをあと押ししてくれて」

自身の子育てについてコメントする横澤さん

そんなママ友との会話や、ふたり目が産まれた際の家事・育児の分担を事前に夫婦間で取り決めていたこと、第一子の子育て経験からこどもの行動のおおよその見通しがつき、ひとり目の育児よりも楽な気持ちでいられたことなど、さまざまな経験談を語りました。

横澤さん:「とはいえ、ふたり目を産む決断ってエネルギーを使いますよね。夫婦の2馬力ではやっぱり大変だと思うので、実家に帰りやすい距離の職場だったり、行政の支援を使ったりするのもひとつの手かなと。頼れる人やモノが多いと、安心感や心の保険にもなりますしね」

シホさん:「そういう環境がないと、ふたり目に踏み切れないなっていうのはありますね。参考にしながら、これから家族とじっくり話し合って、考えていきたいと思います」

笑顔でトークする横澤さんとシホさん

横澤さんとのトークのなかで「自分たちは今後どうしたいか?」の解像度が上がったように見えたシホさんファミリー。数年後、今とは違った環境で、賑やかに暮らす姿があるかもしれません。〈にいがたのつかいかた for Family〉は、シホさんファミリーのよりよい未来を応援しています!

さて、新婚カップル×横澤さんによる「『子育てに優しい新潟県』アンバサダー横澤夏子と一緒に子育て本音トークセッション」第2部のレポートも間もなく公開予定! お楽しみに。

  • 横澤夏子さん

    横澤夏子(よこさわなつこ)

    新潟県糸魚川市出身、芸人。平成28年「にいがた婚活応援大使」就任。平成29年にご結婚、今年第3子をご出産。ご自身のSNSなどで、日々の子育てをありのままに伝える様子が、子育て世代を中心に共感を呼び、多くの支持を獲得。
    インスタグラムフォロワー数:約97.2万人
    アカウント:@yokosawa_natsuko

credit | text:林貴代子 photo:中島慶子(マガジンハウス)

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