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新潟県内の“屋内”こどもの遊び場6選
目次
海水浴、キャンプ、スキー場といった豊かな自然環境でのアクティビティや、テーマパーク、大型公園など、野外で楽しむスポットが充実している新潟県。過去には「こどもとのびのび遊べるスポット5選」にて新潟全域の人気スポットをご紹介しました。
一方で、夏・冬ともに降水量が多く、冬季は雪が積もる地域も多い同県。近年は猛暑日も増加傾向にあり、こどもの野外活動の機会が限られてしまうことも。そんなとき、“屋内”で遊べるスポットは重宝しますよね。
そこで今回は、新潟県内の「屋内遊戯施設」6スポットをピックアップ。最新遊具が無料で利用できる施設、インクルーシブ遊具を導入した施設、2025年にオープン予定の施設など、各遊び場の特徴や魅力をご紹介します。
新潟の屋内こどもの遊び場といえば、
やっぱりここ!
まずは、新潟県の屋内こどもの遊び場といえば名が挙がり、今や地域には欠かせない人気スポットとなった2施設をピックアップ。
①プレイラボみつけ【見附市】
2023年7月に誕生した、見附市の〈プレイラボみつけ〉。主に小学校高学年のこどもを対象としたダイナミックな大型遊具、本やマンガの図書スペース、学習や工作スペースなど、放課後の時間や休日が充実するような遊び場&憩いの場です。
エントランスで靴を脱ぎ、受付をしてまず目に飛び込んでくるのは、大階段に据え付けられた本棚とベンチスペース。棚には本、マンガ、絵本がずらり。気になった1冊を手にとって、そのままベンチに座って読んでもOK。
大階段をはさんで右側は、ダイナミックに遊べる吹き抜けのプレイスペース。1階にはネット遊具、クライミングウォール、球技スペース、竹馬やなわ飛びなどを楽しむスペースが用意されています。2階にあがると、競技用のネットトランポリンも!
また、階段をはさんで左側は、飲食が可能な会議・休憩スペース。ここでおもちゃで遊んだり、絵本を読んだりするのもよさそうです。机や椅子、ソファーがいくつも用意されており、ゆったり過ごせるのがうれしい。
その2階には、さまざまな端材、道具、絵の具などが用意されたものづくりスペースが。また、自由にお絵描きができる黒板や、静かに読書・宿題・勉強ができるスペースも用意されています。
ほかにも、ピアノ・木琴・鉄琴・ハンドベルなどが自由に使える防音の音楽室、困りごとを支援員に打ち明けられる相談室も。アクティブな子も、静かに過ごしたい子も、幅広く受け入れる設備が整っています。
これらの遊具やレイアウトを提案したのは「キッズサポーター」と呼ばれる同市のこどもたち。見附市では、こどもの権利を保障し、こども主体の取り組みを強化する「こども・子育てどまんなか条例」が制定されています。〈プレイラボみつけ〉でも、開館前からキッズサポーターに遊具や施設の在り方を検討・議論してもらい、その声を施設に反映してきました。今後もこどもたちとともに施設をアップデートさせていくといいます。
Information
休館日:12月29日~1月3日
入館料:無料
対象年齢:主に小学生(特に高学年)(未就学児は保護者同伴でご利用ください)
駐車場:平日は駐車場(6台)は主に送迎用。土・日曜・祝日は建物裏側の駐車場を利用可。
設備:遊戯スペース、交流スペース、トイレ、多目的トイレ、オムツ替え室、授乳室、ロッカー、事務室
車椅子利用:可
バリアフリー:対応
注意事項:主に小学生(特に高学年)の利用を想定した施設のため、未就学児、見守りや支援が必要なこどもは保護者が同伴。
web:見附市|プレイラボみつけ
②ラポルテ五泉【五泉市】
2021年10月にオープンした五泉市の交流拠点複合施設〈ラポルテ五泉〉。コンサートや演劇などを楽しむ「多目的ホール」や、地域の特産品・産業品などが購入できる「産直ショップ」など、地域の文化や産業を発信する場、芸術や学びの場、地域の憩いの場として、五泉市民を中心に親しまれています。
館内には「子どもの遊び場」という0~12歳までを対象とした無料の屋内遊び場も設置されています。3~12歳向けの遊戯スペースと、0~3歳のこどもを対象とした幼児スペースの、ふたつの区画にゾーニングされています。
まず、3~12歳を対象とした遊戯スペースで目を引くのは、大きな木製すべり台と、天井に張り巡らされたネット遊具。
高さがあるネット遊具はスリル満点! ネットのトンネルを進んでいくと、五泉市を見渡せる展望空間に到達。大人は入れない、こどもだけの秘密のスペースです。
ほかにも、モニターに映る自分の姿をさまざまに着せ替えさせて遊ぶARデジタルサイネージもあり、こどもたちに人気。
0~3歳児専用スペースには、クッション性のある小さな山や、トンネル、ぬいぐるみなどが用意されており、ハイハイの赤ちゃんもたっぷり体を動かせます。
「子どもの遊び場」のすぐ横には、オムツ交換台のある多目的トイレや授乳室も。小さなこどものいるファミリーにも配慮されたレイアウトがうれしい!
遊び場から一番近いエントランスを出ると、屋外の遊び場につながっています。天気のいい日は屋内外を行き来しながら遊んでもよさそうですね。
お腹がすいたら、地場の新鮮食材を使ったメニューを展開する「カフェテリア」へ。ランチ&おやつメニューが充実しています。お隣の「産直ショップ」には、五泉産のお米や野菜のほか、のっぺ汁、ひゃんで汁、特産品の里芋を使ったコロッケ、地元スイーツといった郷土土産も販売。また、婦人ニットにおいて生産高日本一を誇る五泉ニットや、シルク製品も並びます。
オープン以降、大人気スポットとなった「子どもの遊び場」。混雑する週末は入場制限が行われ、整理券を配布することも多々。公式サイトの画面右側には「子供の遊び場混雑状況」が表示され、混雑していなければ水色、混雑気味だとオレンジ色、整理券配布になると赤色となります。訪れる際にはぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
Information
休館日:第2火曜、年末年始
入館料:無料
対象年齢:0~12歳
駐車場:約160台(無料)
設備:遊戯スペース、交流スペース、トイレ、多目的トイレ、オムツ替え室、授乳室、ロッカー、産直ショップ、カフェテリア、多目的ホール など
車椅子利用:可
バリアフリー:対応
注意事項:混雑時は利用時間制限や人数制限を実施。
web:ラポルテ五泉
Instagram:@laportegosen