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新潟県内の“屋内”こどもの遊び場6選 | Page 2
目次
キッズスペースが充実の図書館&
最新遊具で遊ぶ体育館
続いては、キッズスペースが完備された一日ゆったり過ごせる図書館と、廃校となった小学校の体育館を活用した新たな遊戯施設をご紹介。
③らいわ弥彦【弥彦村】
体を動かして遊べるスポット……ではありませんが、キッズ向けスペースが完備された、一日ゆったりと過ごせる図書館をご紹介します。
弥彦村役場の一角に2023年6月にオープンした地域交流拠点型図書館〈らいわ弥彦〉。200ものテーマが設定された本棚、くつろげる読書スペース、やわらかな光の照明、こだわりのコーヒー豆を扱ったカフェ、広々としたウッドデッキなど、従来の図書館のイメージとは大きく異なる、“独自性”のある図書館として注目を集めています。
増設された新館1階の「らいわ」は、“0歳から100歳までの交流スペース”と銘打ち、あらゆる世代が交流できる場としてひらかれています。
そこに設置された「幼児スペース」にはちょっと変わった遊具が。輪の形になったベンチの横には、人ひとりがスッポリ入る円柱状の空間。この穴に入って遊んだり、読書を楽しんだりと、こどもたちに大人気のスペースです。
新館2階にある「すいっち」は、小学生までを対象としたキッズスペースとして展開されています。靴を脱いでゴロゴロできる場所、本を読んだり絵を描いたりして過ごせる場所のほか、塗り絵、手芸、工作、パズルなどに自由に取り組めたり、さまざまなワークショップが開催される工作室も。こどもたちの自主性、創造性、想像力を育むような、のびのびと過ごせる空間が用意されています。(はさみなど一部の道具の使用は、小学校高学年か保護者同伴が必要)
村役場の一角をリノベーションした本館2階の「ライブラリー」は、幅広い世代が利用できる「図書スペース」。ブックディレクターの山口博之さんを迎えて選書した約21,000冊の本が並び、関心のあるテーマからさらに興味が広がっていくようなテーマ分けの陳列がなされています。
また、やさしい光の照明が採用され、落ち着きのあるゆったりとした雰囲気のなか、勉強にはげむ中高生も多いのだとか。
図書館といえば、しんと静まり返り、会話などもってのほか、といったイメージが先行しがち。ところが〈らいわ弥彦〉では、多世代の交流施設としての機能を持ち合わせているため、大きな声でなければおしゃべりもOKとしています。「幼児スペース」「キッズスペース」と銘打たれたフロアも用意されているので、子連れでも気軽に足を運べそうですね!
Information
休館日:火曜、第4水曜、年末年始(12月29日~1月4日)、特別図書整理期間(年間14日程度)
入館料:無料
対象年齢:なし
カフェ営業日:水曜もしくは木~日曜 11:00~16:00(変更の場合あり。詳細は〈カフェhello〉のInstagramを確認)
駐車場:100台以上(弥彦村役場との併用駐車場、無料)
設備:図書スペース、交流スペース、トイレ、多目的トイレ、オムツ替え室、授乳室、コインロッカー、レンタルブース
車椅子利用:可
バリアフリー:対応
注意事項:ライブラリー内の一部スペースは会話不可。
web:弥彦村|らいわ弥彦
Instagram:@raiwayahiko
Facebook:@raiwayahiko
④村上市屋内遊び場【村上市】
続いては、廃校となった小学校の体育館を活用し、最新の大型遊具もさまざまに導入した屋内こどもの遊び場をご紹介します。
「こどもが屋内で遊べる場所がほしい」という地域の声と、閉校する小学校の活用とを併せて、2022年4月にオープンした〈村上市屋内遊び場〉。対象年齢は0~12歳まで。有料の屋内遊戯場で見かけるようなダイナミックな大型遊具を無料で利用できるのはうれしい!
体育館全体が遊び場となっており、半分が遊具スペース、もう半分が自由に遊べるフリースペースとしてレイアウトされています。
遊具スペースには、小学生に大人気のサイバーホイール、大型トランポリン、木製の複合遊具のほか、未就学児も楽しく遊べるすべり台、キッチンセット、知育玩具などが用意されています。
温かみのある木材遊具は、地元・村上産木材を使用したオリジナル遊具。床にはこどもが転んでも怪我をしにくいクッションマットが敷かれています。
もう半面のフリースペースは、球技をしたり、鬼ごっこなどで走り回るこどもたちの遊び場。ときにはイベントスペースとしても活用されています。
過去には、地域のスポーツクラブの講師を招き、跳び箱や鉄棒などにチャレンジする「キッズアカデミー」、“親子でとことん遊びを楽しむ日”をテーマに、けん玉、竹馬、ボーリング、工作教室といった多様な遊びを集めた「ASOBIフェスティバル」などのイベントが開催されてきました。
同館は、多様な人が利用できる遊び場を目指し、館内にはスロープが設けられ、全面バリアフリー。多目的トイレ、オムツ替え台、授乳室、飲食が可能な休憩スペースも用意されています。乳幼児を連れたファミリーや、車椅子を利用する人も使いやすいのがポイント。
冬季は屋内履きを持参し、温かい服装で来館するのがおすすめ(来年度には空調設備の導入予定)。また、村上市のホームページから遊戯場に関するアンケートや意見を常時受け付けており、それらの声を反映させながら、遊具や設備をアップデートさせていくといいます。年6回ほど行われる多様なイベントにも、ぜひ注目してみてくださいね!
Information
休館日:年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:無料
対象年齢:小学6年生までの児童とその保護者
駐車場:約20台(無料)、駐輪スペースあり
設備:遊戯スペース、トイレ、多目的トイレ、オムツ替え室、授乳室、飲食可能な休憩スペース(冷暖房完備)
車椅子利用:可
バリアフリー:対応
注意事項:必ず保護者同伴で利用。
web:村上市|村上市屋内遊び場