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事業所内保育園があるから
安心して仕事に向き合える!
〈ナミックス〉が目指す子育て支援の姿 | Page 2

2024.9.17

育休とってどうだった? 
事業所内保育園を利用する社員たちの声

ナミックスでは、子育て世代をサポートする制度として、産休育休制度、時短勤務などはもちろん、アミック利用者には保育手当を支給し、費用面でも安心してこどもを預けて働ける仕組みを整えています。

女性社員の育休取得率は100%で、その全員が1年間を取得。男性社員の育休も年々増えており、2~3か月とる人や、1年間取得したケースもあるといいます。

今回は、実際に育休を取得し、こどもがアミックに通園しているという幸元信明(こうもとのぶあき)さん、松田桂子(まつだけいこ)さん、藤木真吾(ふじきしんご)さんに話を伺いました。

座談会に参加した3人の社員の方々
(左から)幸元さん、松田さん、藤木さん。

――みなさんがナミックスに入社された経緯や現在の仕事内容など、簡単なプロフィールを教えてください。

幸元さん(以下、幸元): 新潟大学で化学系の材料研究をしていたこともあり、学びを生かそうと2009年に新卒でナミックスに入りました。地元は福岡なので、進学した新潟県は“選んだ土地”。社会人になってもここで働きたいと考えました。現在は営業本部戦略ユニットマーケティンググループで、新しい技術や商材の開拓・立ち上げを担っています。

松田さん(以下、松田): 私は東京出身で、2015年に東京のITベンチャーから転職してきました。当時付き合っていた彼(現在の夫)が新潟出身で、結婚して新潟で暮らすことになるのなら……と先に転職活動を始めたんです。学生時代に留学をしていたので英語を生かせる仕事がしたいと調べていたら、グローバル展開しているナミックスを見つけて「ここだ!」と。現在は、海外にある7つの販社の業務管理や人材育成などを担当しています。

藤木さん(以下、藤木): 私は岐阜県生まれでみんなと同じく県外出身者。新潟出身の妻との結婚を機に引っ越してきました。こどもができたことで、給与や労働時間など福利厚生面で充実した職場環境を求めて、ナミックスへの転職を決めました。妻の父がナミックス社員で、働くイメージがつきやすかったのも大きかったです。現在は生産技術ユニット設備管理検証グループで、設備全体の保守業務を担当しています。

――育休はどのタイミングでどれくらい取りましたか?

幸元: こどもはふたりいて、ふたり目のときに育休を1か月半取得しました。最初は「1~2週間とれればいいかな」と思っていたんです。営業としてお客様とのウィークリーの会議があり、1か月以上休むイメージが持てなかったからです。でも妻と話すなかで、「産後1~2か月は心身ともに大変な時期だから、1か月半は休んだほうがいいね」と考えがまとまり、取得を決めました。

座談会中の幸元信明さん
所属する部署以外の協力もあり育休が実現できたと話す、幸元さん。

藤木: 私も幸元さんと同じく、ふたり目のときに1か月取りました。ひとり目のときは入社してすぐのタイミングだったこともあり取得しなかったのですが、ふたり目となれば上の子のお世話もあります。妻の身体の回復を考えても、1か月はとる必要があると考えました。

松田: 私もこどもがふたりいて、1年間の育休を2回取りました。夫は育休を取らなかったので、おふたりの育児に向き合う考え方が羨ましい(笑)。ただ、私は実の母親と夫の両親とみんなで同居している珍しい家族なこともあり、周りのサポートにかなり助けられました。

――育休を取得した感想を教えてください。

幸元: とてもよかったですね。意志を持って「とろう」と思わない限りとれないのが育休です。人生に関わる決断の、小さな一歩を踏み出せたなと思っています。

松田: 私は、仕事や職場のことを不安に思うことなく1年間しっかりこどもに向き合う時間を過ごせたことがとても幸せでした。

藤木: 私は男性社員から「育休とってどうだった?」「どんな準備をした?」などと相談を受けることがすごく多いんです。そこでいつも「絶対とったほうがいい!」と断言しています。
育休でこどもと向き合う時間は、一生に一度か二度しかない、本当に貴重なとき。そのときにしか味わえない触れ合いがありますし、妻から感謝されて夫婦の関係もより良くなります。生後間もない時期にこどもとどれだけ触れ合ったかが、その後の親子関係にもすごく影響すると思っています。

座談会の様子
こどもの話をすると自然と場が和やかな雰囲気に。

松田: 本当にそうなんですよね。こどもは正直なので、かわいがってお世話してくれる人への懐き方は全然違います。「ママじゃなきゃ嫌!」となってしまうと、結果として母親のほうに負担がかかってしまうので、育休期間中に夫婦でこどもに向き合う時間はすごく大事だと思います。こどもはすごくかわいいけれど、何が正解なのかわからないなか、判断を迫られる毎日の連続でストレスを感じることも少なくありません。夫婦で寄り添いあって試行錯誤できたら理想だなと思っています。

――育休取得の際に、会社からはどんなサポートがありましたか? また、子育てとの両立で活用している制度などはありますか?

藤木: 取得前に人事と1時間面談し、必要な書類などすべて丁寧に説明してもらいました。グループ内のスケジュール調整でもみなさんとても協力的で、「おめでとう」「パパ頑張ってね!」と快く送り出してくれました。上司は、「男性社員が育休をとることは、会社にとってもPRの観点でメリットがあるんだよ。ぜひとって!」と背中を押してくれました。

松田: 職場復帰後は、こどもの急な発熱などで休みをもらえる「看護休暇制度」がすごくありがたいです。未就学のこどもが、ひとりあたり年間7日、ふたりだと12日、3人以上は15日の休みをもらえる制度で、当日に休みをとることがあっても、上司や同僚のみなさんが「お大事にしてね」と送り出してくれます。

幸元: 制度があることによって、「そうした急な事態が起こるんだな」という理解が広がります。会社の理解のもと、遠慮することなく休みをとれる安心感はとても大きいですね。

パソコンの前で打ち合わせ中の松田桂子さん
打ち合わせ中の松田さん。女性が多い部署ということもあり、保育園からの急な呼び出しに「がんばって」と思い合える雰囲気があるそう。

――みなさんは事業所内保育園〈アミック〉を利用されています。通園を決めた理由や、利用していて感じる良さを教えてください。

幸元: ひとり目のこどもはちょうどアミック開園の1期生でした。あれだけの設備に初期投資した経営陣の判断がすばらしいなと思いましたし、電子錠や連絡帳がスマホアプリで対応できるなどの利便性と安心感は、技術を扱うナミックスならではの強みだと感じています。

松田: 出産前から保育園の心配がいらないということは、精神的にとてもありがたいです。社員は「来月1日から入りたいです」と園に連絡を入れれば、それだけで入ることができる。煩雑な書類も不要です。保活(こどもを保育園に預けるための活動)に苦戦している友人が多くいるので、恵まれた環境だなと実感しています。

藤木: 遊具が充実していて遊ぶ幅が広いところもいいですね。外部から先生を呼んで、音楽や体育、造形、英語の教室を実施してくれて、保育内容も充実しています。
私は仕事柄、設備関係の協力会社さんと接点が多いのですが、その協力会社の方がアミックの設備も見ていてくれて、何か不具合があればすぐに直してくれます。そのスピード感にも「ここなら安心してこどもを預けられる」と感じています。

同僚と談笑中の藤木真吾さん
仕事で他部署との関わりが多いという藤木さんは、こども同士のつながりにより社内で働きやすくなったと語ります。

――今後、会社に期待することはありますか。

藤木: より多くの社員が育休を取得しやすいような雰囲気を、私自身ももっとつくっていきたいと思っています。育休取得の相談を受けていると、「取りたいけれど言い出しづらい」と思っている人は少なからずいると感じるので、気兼ねなく不安なく育休がとれる職場づくりに向けて、私の体験も積極的に発信していきたいです。

幸元: 育休を取ることで家族がより仲良くなれば、仕事のパフォーマンスも絶対上がりますもんね。

松田: 体調を崩したこどもを預かってくれる病児保育があればいいな…と思うけれど、そこまで体制を整えるのは大変だと思うので、今の環境に十分満足しています。
ナミックスで働いている社員が、安心してこどもを預けて仕事に集中できることは、売上を支える大事な要素。心配せずにお任せできる存在はとてもありがたいです。

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