「看護休暇」や「子育て休暇」を有給で整備。
子育てとの両立が〈インプレッシヴ〉で働く社員の
豊かな人生を創っていく | Page 3
目次
仕事以外にできたコミュニティが
価値観を広げてくれた
子育て社員をサポートするインプレッシヴのあたたかな雰囲気は、佐藤社長自らの経験や、子育てを通じて得た学びが大きく影響しているのでしょう。
取材中も、佐藤社長と社員のみなさんとが、和気あいあいと話す様子が見られ、雰囲気の良さが伝わってきます。
「私自身、こどもが高校生のときにトータル6年間、PTA役員や副会長としてかかわりましたが、平日に稼働することの多さに驚いた経験があります。でも、こどもたちの教育にかかわれる最後の機会にPTA活動ができたことで、仕事以外の、先生や親同士のネットワークが生まれ世界がぐんと広がりました。
仕事だけに邁進していた頃は、ふと『このまま定年になったら、そのあと自分には何が残るんだろう』と不安になることがありました。利害関係のないコミュニティをつくることができて、そんな不安は自然となくなっていきました」
「これからも制度を整え、活用できる社風をつくっていくことで、社員のみんなが、家族やプライベートの大切な時間を持てるようにしていきたい。仕事以外のネットワークをつくり、さまざまな景色に触れられる社員が増えたら、人生はより豊かなものになっていくと確信しています」
新潟にある社員にやさしい会社・インプレッシヴが、これからどんな発展を続けていくのか。子育ての経験や仕事以外のプライベートから得るさまざまなヒントを社内に還元するという好循環が、今後も生まれていくことでしょう。佐藤社長と社員たちの取り組みに、これからも注目していきたいです。
Information
株式会社インプレッシヴ
web:株式会社インプレッシヴ
credit | text:田中瑠子 photo:やまひらく