新潟のつかいかた

新潟産の枝豆と〈エチゴビール〉プレミアムレッドエール

夏のオツな名コンビ!
新潟の枝豆&地ビールを
〈THE NIIGATA〉で探す Posted | 2024/08/23

2024年8月8日、東京・銀座にグランドオープンした首都圏情報発信拠点〈銀座・新潟情報館 THE NIIGATA〉(以降、THE NIIGATA)。新潟の食や地酒、工芸品を購入したり体験できたりするアンテナショップです。オープン以降、新潟が誇る四季折々の特産品や旬の情報を求めて連日多くのお客さんで賑わっています。

この連載では、そんな〈THE NIIGATA〉で手に入れたい新潟の特産品や注目の商品を紹介。今回は、おいしすぎて県内消費割合が高く、県外では手に入りづらいという旬の食材、「枝豆」にフィーチャー。枝豆の名相方、新潟の「クラフトビール」とともにご紹介します。

※時期によって販売されている品種は異なります。また、天候によっても入荷状況は変動します。店頭にてご確認ください。

新潟の枝豆の旬は長い!
〈THE NIIGATA〉で手に入る枝豆は?

枝豆の旬は夏だと思われがちですが、新潟では初夏から晩秋まで豊富な種類が収穫されています。こちらのページでも詳しく説明をしていますが、代表的なものでは、〈弥彦むすめ〉〈新潟えだまめ〉〈新潟茶豆〉〈新潟あま茶豆〉とあります。『新潟のつかいかた』編集部がこの日〈THE NIIGATA〉の店頭で出合ったのは〈黒埼茶豆〉。

新潟市黒埼地域で育ったこの枝豆は、枝豆で初めて国の地理的表示(GI)保護制度に登録され、枝豆のトップブランドとして認知されています。

店頭に並ぶ黒埼茶豆

黒埼茶豆は、種子や豆の薄皮、さやの毛が茶色という茶豆特有の見た目のほかに、独特の香りに特徴があります。その香りは“ポップコーンの香り”にも例えられるのだとか。

収穫にも生産者のこだわりがあり、豆粒がまだ少し小ぶりの「実入り8分」で収穫します。その時期が最も歯ごたえが良く、糖分やアミノ酸の含有量が多くなるためで、生産者は収穫量よりも食味を優先し、最もおいしい時期に収穫しているのです。

まずは塩ゆでがおすすめ。
買ったその日のうちにたっぷりの湯と塩で少し固めにゆで上げ、ゆでたてを食べるのが一番ですが、冷凍で3日程度の日持ちも可能。ゆでたての黒埼茶豆がおいしすぎて次から次へと手が伸びてしまい、冷凍するほど余らない……となるかもしれませんが、保存方法は覚えておくとよさそうです。

〈THE NIIGATA〉内で陳列されている〈伊彌彦ちゃまめ〉
ゆでたときの甘い香りが特徴の〈伊彌彦ちゃまめ〉。

また、この日は1階のチルドコーナーにて〈伊彌彦ちゃまめ〉も入荷していました。7月下旬~8月下旬に最盛期を迎えるこの茶豆は、新潟県弥彦村で1960年代から地域の自然に合わせた栽培方法で育てられています。芳醇で甘い香りと強い旨みが特徴で、ひと粒ひと粒の満足度が高い“ごちそう茶豆”です。ぜひ同じ茶豆の〈黒埼茶豆〉と味比べしてみてくださいね。

時期によって〈THE NIIGATA〉の店頭に並ぶ枝豆の種類も異なるので、枝豆好きはこまめにチェックして、好みの味を探してみてください。

枝豆関連商品はお土産にも◎

〈THE NIIGATA〉では、枝豆加工品のラインナップも豊富。ぜひ手軽に新潟の枝豆を食卓に取り入れたいものです。

商品棚に並ぶ〈うま塩えだ豆あられ〉
〈うま塩えだ豆あられ〉648円

〈岩塚製菓〉の〈うま塩えだ豆あられ〉は、国産米100%使用したあられとピーナッツがやみつきになる一品。濃厚で甘みのある枝豆の旨みとサクッとした食感が特徴で、ビールとも好相性です。個包装なので手土産にも。

店頭に並ぶ〈枝まめ納豆〉
〈枝まめ納豆〉270円

枝豆納豆はあまり粘らないというイメージでしたが、この〈枝まめ納豆〉はしっかり粘ります。よーくかき混ぜたなら、枝豆の旨みをいっそう引き立たせるために、タレではなく「あおさ塩」をパラリ。そのままでもよし、ご飯にかけてもよし、同じく〈THE NIIGATA〉で購入できる魚沼の郷土料理「きりざい」と混ぜて食べるもよし。特別な納豆なのでさまざまな食べ方で楽しんでみてはいかがでしょうか。

陳列された〈にいがた生パスタ〉
〈にいがた生パスタ〉734円

〈にいがた生パスタ〉のラインナップより、茶豆を練り込んだタリアテッレ(幅広のスパゲッティ)も発見。贅沢に〈黒埼茶豆〉を練り込んでいるということでその風味を楽しむことができる、オイルやチーズ、クリームベースがおすすめです。特別感があるので、おもてなし料理にも最適です。「なんのパスタでしょう?」とゲストとの会話も盛り上がりそうですね。

新潟は地ビール・クラフトビールの発祥の地。
枝豆に合うクラフトビールは?

枝豆といえばビール。新潟市西蒲区の〈エチゴビール〉が1994年に全国初のクラフトビール醸造をスタートしました。その後、新潟県では大型ブルワリーから、地域密着型のマイクロブルワリーまで、さまざまなスタイルの醸造所があります。実は、枝豆とビールの相性は、味だけでなく理にかなっているのだとか。枝豆に含まれるビタミンB1はアルコールの分解を助ける働きがあり、二日酔いやむくみの軽減が期待されるそうです。〈THE NIIGATA〉で枝豆を買ったのならば、地ビールも見ていきましょう。

〈THE NIIGATA〉で買える新潟クラフトビール

新潟産のクラフトビール4種

〈THE NIIGATA〉では、2階の酒類販売コーナーにて約35種類のクラフトビールを取り揃えています。そのなかから枝豆に合うビールを4つピックアップしました。

〈胎内高原ビール〉雲のヴァイツェン

〈胎内高原ビール〉の「雲のヴァイツェン」(瓶)
〈胎内高原ビール〉雲のヴァイツェン 715円

苦みが少なく飲みやすいので、食中酒にぴったり。ヴァイツェンの特徴でもあるバナナのような香りは枝豆の青い香りとも相性がよく、枝豆の香りと甘さを引き立てます。「うま塩えだ豆あられ」のような枝豆のスナック類をお供にしてもよさそうです。

〈ライディーンビール〉アルト

〈ライディーンビール〉アルト(瓶)
〈ライディーンビール〉アルト 556円

濃色麦芽が醸し出す香りやコクが特徴。時間をかけてゆっくりと飲むのに適していて、飲みごたえがあるタイプですが、後味がスッキリしているので、少し塩気をきかせたゆで枝豆と合わせるといいでしょう。

〈エチゴビール〉プレミアムレッドエール 缶

フラメンコダンサーが缶に描かれた〈エチゴビール〉プレミアムレッドエール
〈エチゴビール〉プレミアムレッドエール 缶 304円

ホップが効いていて、余韻が楽しいレッドエール。2018年のニューヨーク国際ビアコンペディションで金賞を受賞した実力派です。塩ゆでした枝豆との相性はもちろん、オイルとの相性もいいので「茶豆のペペロンチーノ」や「枝まめ納豆のオリーブオイルあえ」、「枝豆のかき揚げ」などもおすすめです。

〈新潟麦酒〉缶

ジョッキビールのイラストが缶に描かれた〈新潟麦酒〉
〈新潟麦酒〉缶 374円

フルーティーでコクがあり、きめ細やかな炭酸が喉をスルスルと通る、実に飲みやすいビール。最初の一杯にも適していて、迷ったらまずはコレという安定感も魅力。苦みが少ないので、新潟県産の枝豆のように素材そのもののよさを味わいたいときのお供として大変優秀なビールです。

枝豆とビールの黄金コンビを買うなら〈THE NIIGATA〉へ

夏の風物詩、枝豆とビール。ちょっとこだわればいつもの食卓がより華やかになりますね。新潟の枝豆に新潟の地ビールを合わせれば、この酷暑を乗り切るためのご褒美にも、おもてなしにもぴったり。この名コンビを、ぜひ8月8日にオープンした〈THE NIIGATA〉でお買い求めください。

Information

【THE NIIGATA】
address:東京都中央区銀座5-6-7
web:THE NIIGATA公式ページ
Instagram:@the_niigata
X:@the_niigata

1~2F
ショップ 10:30~19:30(休業日:1月1日~1月3日)
新潟清酒・THE SAKE Stand 12:00~19:30(休業日:1月1日~1月3日)
※チケット購入は19:00まで

8F
レストラン〈THE NIIGATA Bit GINZA〉
ランチ 平日 11:30~14:00 土・日・祝 11:30~15:00
ディナー 18:00~22:00
(休業日:月曜、他不定休あり)

B1F
移住相談窓口 10:30~18:30(休業日:火曜、祝日、年末年始)

3F
イベントスペース
営業日、営業時間はイベントなどにより異なる

*価格はすべて税込です。

credit text:海老原 悠