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古町〈三吉屋〉の
中華そばに大満足!
「新潟あっさり醤油ラーメン」の老舗 Posted | 2023/01/11

新潟ご当地グルメを人気情報誌
『Komachi』がセレクト!
新潟5大ラーメン【新潟あっさり醤油ラーメン】
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変わらぬ味を貫く、古町を代表する老舗〈三吉屋〉

〈三吉屋〉の「中華そば」
「中華そば」。

JR新潟駅から国指定重要文化財の「萬代橋」を渡って、そこからさらに徒歩約5分。高層ビル〈NEXT21〉のすぐ近くに立つのが昭和32年創業の〈三吉屋(さんきちや) 西堀本店〉です。創業当時はカウンター4席しかない小さなお店で、今と同じ中華そばを提供していたそうです。昭和39年に今の場所にお店を構えてから約60年。現在は2代目店主が創業当時の味を守り続けています。

ラーメンはもちろん、店内も当時から変わっておらず、昔ながらのレジスターやカラフルな食券がいまだに使われていて、それらを写真に収めるファンも多いそうです。

〈三吉屋〉外観
赤いのれんが目印のノスタルジックな外観。

「中華そば」の透き通ったアメ色スープは豚骨がベース。チャーシューを煮込んだしょうゆダレをラーメンにも使っているので、豚の旨みがしっかり染み出していて、見た目以上にコクがあります。季節に応じてスープの油の量を変えるという細やかな心配りが、いつ食べても同じ味を提供し続けられる理由です。

寸胴鍋でスープを仕込み中
スープは豚骨をベースに、香りづけとして煮干しを加えている。

〈三吉屋〉は西堀本店のほかにも2店舗あり、いずれも2代目店主の兄弟が切り盛りしています。看板メニューはもちろん「中華そば」。厨房設備の違いやつくり方で味も少し違うので、ぜひ食べ比べてみてください。

〈三吉屋〉の茹でる前の麺
太さ約1ミリの極細麺のゆで時間は1分未満。

『Komachi』編集部/新潟ラーメン伝道師・片山貴宏さんのコメント

「製麺業者に特注しているという極細麺は、製麺機でつくられる限界の細さというだけあり、まるでそうめんのよう。縮れがスープをしっかり絡め取ってくれるので、物足りなさは感じません。夏季はこの麺を使った冷やし中華も人気メニューです」

Information

【三吉屋 西堀本店】
address:新潟県新潟市中央区西堀通5-829
tel:025-222-8227
access:JR新潟駅から車で5分
営業時間:11:00~16:00
定休日:火曜
駐車場台数:なし ※駐車券サービスあり 席数:22席

※2022年8月掲載時の情報となります。店舗データや価格、サービス内容等が異なる場合がありますのでご注意ください。

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credit edit:Komachi編集部