新潟の四季を味わうおすすめキャンプ料理
いろいろな趣味趣向の人に対応できる新潟のキャンプ事情。なかでもPEKOさんが新潟で良かったと感じるのは「四季による変化」だといいます。
「食も景色も、ガラッと変わってくるので、そういうものを通じて四季を感じやすい印象があります。それを体感するにはキャンプがいちばんなんじゃないかなとも思います」
グッドメローキャンプのインスタには、さまざまな料理の写真が載っていて、しかもレシピつき。真似したくなるような“映える”キャンプ料理だらけです。そんな数ある料理のなかから「新潟の四季を楽しむキャンプ料理」をPEKOさんに教えてもらいました。
「春は山菜を採りに行くことが多いので、山菜の天ぷらなど、山菜尽くし。たけのこを採ってきてたけのこごはんをつくることもあります。自分で採って食べるというスタイルですね。敷地内で山菜を採れるキャンプ場もありますから」
暑い夏のキャンプ料理でPEKOさんが重視するのは涼感。見た目だけでなく、味つけにもひと工夫します。
「キャンプ場に竹を持ち込んで、流しそうめんをやったりします。ただのそうめんのはずなのに、エンターテインメント感からか、普段よりもおいしく感じますし、見た目にも涼しげですよね。あとはオクラとか、トウモロコシとか土地の夏野菜をたくさん使って、冷やしおでんもよくつくります。白だしを使って、さっぱりした味に仕上げるのがコツですね」
秋になると、夜はだいぶ冷え込んできます。だから焚き火で温まりながらつくれる煮込み料理がメインになってくるそうです。
「ダッチオーブンで熱々のトマト煮込みはよくつくります。あとは野菜たっぷりの蒸し焼き。彩り豊かな野菜を使うのが映えるポイントですね」
冬はやっぱり鍋。さまざまな具材の鍋やおでんなど、体を芯から温めてくれる料理が、冬キャンプを快適に過ごすための秘訣。
「新潟らしいのはカニ鍋ですね。500円くらいでカニが買えることもあるので、他県の人は驚いてくれます。あとは豆餅を焚き火で焼くとびっくりするぐらいおいしいんですよ。スウェーデントーチ(丸太に切れ込みを入れてそのまま燃やす焚き火スタイル)でやると、エンターテインメント性もあるし、フォトジェニックです」
数ある新潟の特産品のなかでもPEKOさんがキャンプでぜひチャレンジしてみてほしいというのが、栃尾の油揚げ。大きさ、味ともに日本一といわれている新潟名物。これにさまざまな具材を入れて焼き上げます。
「納豆などは定番ですが、意外なところではタルタルソースとチーズを入れたら、ちょっと洋風になっておいしかったですね。それぞれで具材を持ち寄って食べ比べをしても楽しいですよ」
カレーやBBQばかりでなく、新潟の季節の食材や特産品を楽しむのが、GMC流「キャンプ飯」のようです。