調理法によって異なる食感を楽しむ
サッと茹でてシャキシャキに、焼いてホックリ、揚げてサックリ、すりおろしてモッチリに。れんこんは調理法によって、その食感の違いを楽しめるのも魅力です。今回は4つの異なる食感のレシピをご紹介します。
【 Recipe 1: シャキシャキだるまれんこんとサワラのカルパッチョ 】
1品目はだるまれんこんのシャキシャキ食感と、刺身の柔らかい食感の違いを楽しむレシピ。真っ白なれんこんの色に、カラフルなエディブルフラワーが映えて華やかなひと皿に。れんこんは薄切りにすることですっきり爽やかな味になります。粒マスタードと梅干しの2種類のソースでどうぞ。刺身は、アジやサンマなどの青魚もよく合います。
Recipe
【所要時間】 10分
【材料】 2人分
・ れんこん …… 50グラム
・ サワラ(刺身用) …… 200グラム
・ レモンの皮 …… 少々
・ エディブルフラワー …… 適量
・ チャービル …… 適量
・ オリーブオイル …… 適量
・ 塩 …… 少々
・ 白胡椒 …… 少々
※ 粒マスタード …… 小さじ2
※ レモン汁 …… 小さじ1
* 梅干し …… 1/2個(細かく叩く)
* オリーブオイル …… 小さじ1
【作り方】
1 れんこんは薄切りにし、10秒ほどさっと茹で、水気をよく切る。
2 サワラは皮目を炙り、食べやすい厚さに切る。
3 皿に1と2を並べ、レモンの皮、エディブルフラワー、チャービルを散らす。
4 3にオリーブオイルをかけ、塩と胡椒をかける。
5 ※と*の材料をそれぞれ混ぜ、添える。
【 Recipe 2: ホックリだるまれんこんのクスクス和え 】
続いて2品目はじっくり焼いて、だるまれんこんのホクホクした食感を引き出すレシピです。乱切りにすることで、ホクホク感をしっかり味わえます。クスクスは多少粒感が残る程度に調理し、つぶつぶとした食感も楽しみます。見た目は和食のおかずのようで、もちろんご飯との相性もよいのですが、酸味がありにんにくやカレー風味が効いているので、洋食のおつまみとしてワインと合わせるのもおすすめです。
Recipe
【所要時間】 30分
【材料】 2人分
・ れんこん …… 1節
・イタリアンパセリ …… 少々
※ クスクス …… 40グラム
※ にんにく …… 1/2かけ(すりおろす)
※ オリーブオイル …… 小さじ1
※ カレー粉 …… 小さじ1/2
※ 塩 …… 少々
※ 水 …… 1カップ
* マスタード …… 小さじ1
* 白ワインビネガー …… 小さじ1
* オリーブオイル …… 大さじ1
* 砂糖 …… 小さじ1
* 塩、胡椒 …… 少々
【作り方】
1 れんこんは皮を剥いてグリルで20分ほど焼く。
2 ※の材料をフライパンに入れ、水分がなくなるまで煮る。
3 *の材料をよく混ぜ合わせる。
4 1をひと口大に切り、3を絡ませる。
5 4と2を和え器に盛り、イタリアンパセリを飾る。