自宅でホルモン調理にチャレンジ!
最後はちょっとハードルが高いと思われがちなホルモンを使ったレシピをお届けします。豚のホルモンは淡白だけど旨みが詰まっていると言われています。ほかの部位にはない食感や味を楽しみましょう。
●ホルモン
全16種類もあるという豚の「ホルモン」。首の肉である「トントロ」や心臓である「ハツ」、肝臓の「レバー」、「ショウチョウ」「ダイチョウ」などが代表的です。
主な調理法:モツ鍋、モツ煮込み、ホルモン焼きなど
【 Recipe 3:豚ホルモンのカレー炒め 】
3品目は「ホルモン」を使ったレシピ。今回はホルモンをインド風のカレー味に仕上げた炒め物で、ご飯やお酒が進むメニューです。妻有ポークのホルモンはとにかくやわらかくて食べやすく、ホルモン=噛みきれないという一般的な概念を覆されます。今回使用したホルモンは下茹でがされていましたが、さらにやわらかくなるまで下茹ですることで食感をやわらかくし、味が馴染みやすくなります。カレー粉とソースのダブル使いで簡単にスパイス感がアップし、スパイスの風味でホルモンの臭みは感じません。
Recipe
【所要時間】 10分(下茹での時間は除く)
【材料】 2人分
・豚ホルモン(茹で) …… 200グラム
・ピーマン …… 2個
・生姜 …… 1かけ
・菜種油 …… 適量
*カレー粉 …… 小さじ1
*ウスターソース …… 小さじ2
*醤油 …… 小さじ1
【作り方】
1 ホルモンは30分ほど、やわらかくなるまで茹でる。(※生ホルモンを使う場合は、何度か茹でこぼしてから、さらに茹でる)
2 ピーマンはホルモンの大きさに合わせて、生姜は千切りにする。
3 フライパンに油をひき、1と2を炒める。
4 *で味付けする。
妻有ポークの部位別レシピはいかがでしたか?
部位を意識しながらメニューを考えると、よりお肉の旨みを引き出せるので普段よりおいしく感じるかもしれません。また、自宅だと薄切り肉やひき肉を使う方も多いかもしれませんが、今回ご紹介したブロック肉やホルモンの調理にもぜひチャレンジしてみてください。豚肉料理のレパートリーがグンと広がると思いますよ!
credit recipe:山村真由美 text:長谷川梨紗(くらしさ) photo:長谷川浩史(くらしさ)