新潟のつかいかた

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松之山温泉を
お酒で盛り上げたい!
〈酒の宿 玉城屋〉〈醸す森〉
山岸裕一さん Posted | 2020/12/28

美食家たちが集まる温泉街

棚田やブナ林といった日本の原風景が広がる、新潟県、十日町市。ここに開湯700年の歴史を誇る松之山温泉があります。有馬、草津と並ぶ日本三大薬湯のひとつとして知られ、全国からファンが訪れる名湯です。

その松之山温泉が、ここ数年、美食家たちからも注目を集めているのをご存知ですか。新しい風を吹き込んだのは、老舗旅館〈酒の宿 玉城屋〉の4代目で〈バル&ホステル 醸す森 kamosu mori〉のオーナーでもある山岸裕一さん。

〈醸す森〉の外観
〈玉城屋〉から車で10分ほどのところにある〈醸す森〉。

11月某日、山岸さんを訪ね、松之山温泉へ。軽やかにスーツを着こなしたその胸には、ソムリエバッジがきらり。実は山岸さん、ソムリエ、唎酒師、酒匠(さかしょう)の資格を持ち、第5回世界唎酒師コンクールのファイナリストでもある、酒のプロフェッショナルなのです。

山岸裕一さん
玉城屋4代目の山岸裕一さん。

山岸さんが営む玉城屋は、厳選された日本酒とフレンチのペアリングが楽しめる、酒と食に特化した宿。東京の名店で研鑽を積んだ栗山昭シェフがつくる“里山キュイジーヌ”に、山岸さんが選ぶお酒がピタリとハマります。「フレンチがこんなに日本酒と合うなんて」と、ふたりが織りなす世界に魅了され、次の宿泊予約をして宿をあとにする人も少なくありません。

『ミシュランガイド新潟2020』でもその実力は認められ、レストランは1つ星、宿泊施設は2パビリオンとして掲載。なかなか予約がとれない人気宿です。

テーブルに飾られた一輪挿し
玉城屋のダイニング

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「酒の宿」へリニューアルして成功


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