自然豊かな魚沼と、
クリエイターやカルチャーが集まる南魚沼
44歳の酒井さんと35歳の山之内さん。仲のいい先輩と後輩のような関係のふたりは、どちらも魚沼市で生まれ、高校卒業まで地元で育ちました。酒井さんは写真を学ぶため東京の大学へ進学し、都内で2年ほど経験を積んだあと、Uターン。カメラマンとして貸衣装店のスタジオ部門で約8年間勤務し、34歳で独立。〈ヒロスイ写真館〉を立ち上げました。

一方、ダンスやデザインに興味を持っていた山之内さんは、高校卒業後、サービス業や工場勤務など、さまざまな職種を経験。その間、フライヤー制作など少しずつ仕事を受けるようになり、28歳のときにデザイナーとして本格始動。独学でスキルを習得しながら映像制作にも挑戦し、現在はアニメーションやモーショングラフィックスも手がけるなど、表現の幅を広げています。

魚沼で生まれ育ち、南魚沼を拠点に活動しているふたり。魚沼と南魚沼では、自然や文化、地域性においてそれぞれ異なる魅力があるといいます。
「南魚沼は関東文化圏に近いこともあり、クリエイターが集まりやすく、新しい表現や挑戦が受け入れられやすい土壌があります。有名なプロスノーボーダーや世界一のDJなど、刺激的な人たちが多く活躍しているのも特徴です。対して魚沼は雪国の文化圏というイメージ。素朴で、自然のポテンシャルがすごく高い」(酒井さん)

「魚沼は渓流好きにはたまらないエリアでもあるんですよ。今回のCM撮影も、ムジナ沢という、山道の脇を伝ってようやくたどり着けるような、知る人ぞ知る場所で行いました」(山之内さん)
四季折々の美しい自然、おいしい食べ物、スキー場などのアクティビティ、ダンスや音楽のカルチャー。魚沼や南魚沼には、ふたりが幸せになるためのすべてがそろっていると口を揃えます。

