毎年8月16日に開催される新潟県長岡市の三島祭にて、第28回「全日本丸太早切選手権大会」の参加者受付が始まりました。
2人1組となって大きなのこぎりを引き合い、丸太を切り落とす速さを競います。競技は一般の部、女性の部、小学生の部に分かれ、参加費は無料。参加者全員に参加賞があるほか、入賞者には三島のお宝として米や酒、味噌など「1年分はあろうかといういうほどの量」が進呈されます。受付は7月16日まで。
開催日は2019年8月16日金曜日、場所は長岡駅から車で20分ほどの〈長岡市みしま体育館〉駐車場特設会場。ボランティアスタッフも募集中です。
TV番組で筋肉自慢のタレントが優勝を逃すほどの熱戦!
「全日本丸太早切選手権大会」は平成3年から開催され、子どもたちが地域を誇れるよう、地域の知名度向上のために考案されました。
三島地域は面積の6割が森林地帯で、そのなかでも杉を多く栽培しており、また旧三島町脇野町には江戸時代から伝わる両引きのこぎりの「脇野町鋸(わきのまちのこぎり)」があったことから、このふたつを組み合わせました。
大会に使用する丸太の直径は小学生の部で約20センチ、女性の部・一般の部予選では30センチ、決勝では直径70〜80センチとドラム缶ほどの太さの丸太を、長さ約2メートルの脇野町鋸で使い切り落とします。
早く切り落とすコツは丸太に対して直角に切ること。脇野町鋸は直線刃なので、傾くと効率が悪くなるため、ふたりの息を合わせることが重要です。
テレビ番組『ナニコレ珍百景』でも取り上げられ、力自慢のタレントとして武蔵さん、竹原慎二さんらが参加し、決勝まで進出するも優勝ならず。準優勝の副賞として玄米20㎏、地酒一升×6本、みそ10㎏、そうめん2箱、木製品が贈られたそうです。
参加にはひとり1本ほうきとちりとりの持参が必須、切り落とした丸太は記念に持ち帰ることも可能です。
参加申込みはオフィシャルサイトより参加申込書をダウンロードして、メール・FAXなどで開催事務局へ提出。受付は2019年7月16日(火)までです。
この夏、力試しはいかがですか?