食材をおいしくいただく鉄則は、旬のものをいただくこと。海も山も大自然に恵まれた食の宝庫・新潟の旬をカレンダーにしてみました。春夏秋冬、1年を通してみてみると、これからやってくる季節も楽しみになってきますね。「新潟のつかいかた」では、これらの旬の食材を楽しむためのレシピも紹介しているので、あわせて、ご紹介いたします。
5月〜10月は、
枝豆を茹でる、焼く、揚げる
ビールのお供に「枝豆」はかかせない食材。夏になると新潟の食卓では、ザルに山盛りの枝豆が出てくるのが定番だとか。それもそのはず、新潟県は枝豆作付面積全国1位の枝豆王国。品種も豊富で5月中旬から10月上旬まで途切れなく枝豆が出荷されます。
【枝豆のレシピ紹介】
枝豆の定番の調理法といえば「茹でる」ですが、ちょっとした工夫でもっとおいしくいただくことも。「焼く」「揚げる」も試してみたいところ。枝豆を使った、おもてなしレシピもご紹介しています。
6月〜10月は、
なすを毎日飽きずに食べ尽くす
「なす」といっても、品種も豊富。新潟では、5月中旬〜10月頃までさまざまな品種のなすを味わうことができます。各地域で異なる品種を育てていて、11種類が〈にいがたの伝統野菜〉に指定されているほど。新潟県が、なすの全国作付面積1位を10年間守り続けているというのもうなずけます。
【なすのレシピ紹介】
毎日食べても飽きない! 新潟の夏の味覚、“なす”のおすすめレシピ
どんな料理にもつかえる万能野菜「なす」ですが、定番の漬物から、「焼く」「蒸す」「揚げる」と様々な調理方法のレシピを紹介しています。
10月〜11月は、おけさ柿でフルコース!?
実りの秋にはいろいろな食材がありますが、新潟の秋の味覚といえば〈おけさ柿〉です。おけさ柿は色が濃く形が偏平で、種がないのが特徴。甘くてジューシー、とろけるような食感のブランド柿です。
【おけさ柿のレシピ紹介】
そのまま食べるのでもおいしいおけさ柿ですが、前菜からデザートまでおけさ柿を堪能できる、フルコースレシピを用意してみました。
11月〜12月は、
幻の洋梨ル レクチエを贅沢にアレンジ
栽培が難しく、原産国のフランスでもほとんど栽培されていないため“幻の洋梨”とも呼ばれているル レクチエ。気品溢れる香りに、柔らかいだけではない独特の歯ごたえで噛みしめれば、たちまち果汁があふれ出し濃厚な味わいが口に広がります。
【ル レクチエのレシピ】
そのまま食べたいご褒美フルーツ「ル レクチエ」の意外な魅力に出会えるアレンジレシピ。ちょっと贅沢で独創的な料理のご紹介です。
11月〜2月は、
南蛮エビをまるごといただく
〈南蛮エビ〉は新潟県の地域ブランドで、一般的に「甘エビ」と呼ばれる、首都圏でも馴染みがある食材です。色や形が「赤唐辛子(南蛮)」に似ていることから、南蛮エビと呼ばれているそうです。ほぼ通年水揚げがありますが旬は水温が下がる11月〜2月。鮮やかな赤色が鮮度の良い証拠です。
【南蛮エビのレシピ】
新鮮なエビは「生」一番と言いたいところですが、煮たり焼いたり調理することで、また違った食感や旨みを味わうことができます。ちょっとひと手間で味わう南蛮エビレシピをご紹介します。
食の宝庫・新潟は春夏秋冬いつでもおいしいものばかり。そんな旬の食材は、シンプルな調理がいちばんですが、調理することによって出会える新しい魅力もあるはず。新潟の旬を取り寄せて、ご自宅のキッチンで美味しい新潟を味わってみてください。