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長岡生姜醤油ラーメン
発祥の店〈青島食堂〉。
滋味深いその味わいの秘密は Posted | 2022/12/13

新潟ご当地グルメを人気情報誌
『Komachi』がセレクト!
新潟5大ラーメン【長岡生姜醤油ラーメン】
新潟ラーメン伝道師が選んだ、体を芯から温める一杯

雪国ならではの滋味を生み出した元祖店〈青島食堂〉

青島ラーメン
「青島ラーメン」(800円)

青島食堂は1961年創業

新潟市と長岡市に複数店舗を構え、東京・秋葉原にも支店を持つ〈青島食堂〉。長岡生姜醤油ラーメンの元祖として、その名を首都圏に広めた立役者です。創業は1961年で、当時は店名のとおり定食や麺類を提供していたそうですが、ラーメンの人気が高く約50年前にラーメン店に転向したそうです。

〈青島食堂 宮内駅前店〉の外観
雪国らしく入口が雁木造りの屋根で囲われた外観。

その人気の理由が、生姜をたっぷり加えたスープ。ひと口すすると生姜の風味が口中にじんわり広がり、食欲をかき立てられます。濃口醤油ベースのタレのコクとも相性は抜群。自家製の中太麺はモチモチ食感で、かむたびに生姜の存在感を楽しめます。

メニューは2種類のみ

青島ラーメンのダシ
生姜の香りが飛ばないようにダシは湯せんで温める。

長岡市は県内有数の豪雪地で、「お客さまにラーメンで体を温めてもらいたい」という理由から、スープの臭み消しに用いていた生姜の量を増やしたことで誕生しました。腕肉のチャーシューやホウレン草、メンマなど、トッピングは半世紀以上変わらず、メニューは「青島ラーメン」と「青島チャーシュー」の2種類のみ。追加トッピングができるので、好みの味にカスタマイズして楽しむことができます。

チャーシューをスライスしている様子
腕肉のチャーシューは注文を受けてから切るのが青島流。

『Komachi』編集部/新潟ラーメン伝道師・片山貴宏さんのコメント

「濃口醤油がベースのタレと豚骨メインのダシを使っているので、スープをすすった瞬間は鋭い塩味を感じます。ただその後に生姜の爽やかな風味が追いかけてくるので、こってり感はほとんど感じません。本当にバランスの取れた一杯です」

Information

【青島食堂 宮内駅前店】
address:新潟県長岡市宮内3-5-3
tel:0258-34-1186
access:JR宮内駅から徒歩で約1分
営業時間:11:00~20:00
定休日:第3水曜、1月1日
駐車場台数:16台 席数:10席
web:青島食堂

※2022年8月掲載時の情報となります。店舗データや価格、サービス内容等が異なる場合がありますのでご注意ください。

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credit edit:Komachi編集部