新潟のつかいかた

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頭から尻尾まで。
まるごと食べたい
「南蛮エビ」の絶品レシピ | Page 2 Posted | 2019/02/22

南蛮エビの旨みを引き出す、絶品和食レシピ

南蛮エビは、新潟県内では高級料亭のおもてなし料理から居酒屋のおつまみ、家庭料理など幅広く使用されている定番の食材です。甘エビと呼ばれるだけあって、生で食べるととろけるような身の食感と、上品な甘さが際立ちます。刺身や寿司ネタとしてはもちろんですが、焼いたり炙ったり、さまざまな調理法でもお楽しみいただけます。

今回は「生・煮る・焼く」の3つの調理法で味わう、南蛮エビの絶品和食レシピをお届けします。

【 Recipe 1:昆布締め南蛮エビのいちご和え 】

昆布締め南蛮エビのいちご和え

1品目は「生」のレシピ。殻をむいた後にひと手間加えるだけで、エビの旨みをグッと引き出せる昆布締め。エビそのものの味わいに昆布の旨みが加わり、水分が抜けてねっとりした食感になります。それをいちご、柑橘と和えることで、フルーツの甘みと酸味がアクセントに加わります。また、からしの効いたお酢が後味をすっきりさせてくれます。

Recipe

【所要時間】 5分(締める時間は除く)

【材料】 2人分

・南蛮エビ …… 10尾

・昆布 …… 適量

・いちご …… 2粒

・いよかん …… 1/2個(みかん、はっさくなどほかの柑橘類でも可)

・三つ葉 …… 2本

*米酢 …… 大さじ1

*菜種油 …… 大さじ1

*薄口醤油 …… 小さじ1

*練りからし …… 小さじ1

*塩 …… 少々

【作り方】

1 南蛮エビは頭、殻を取り、昆布に乗せ、冷蔵庫で‪1時間置く。

2 の材料を混ぜ合わせ、いちごを粗いみじん切りにし、混ぜる。

3 いよかんは皮を剥き、1房ごとに取る。三つ葉はざく切りにする。

4 で和え、南蛮エビの卵を乗せる。

今回レシピに使用したいちごは新潟産の〈越後姫〉。新潟県が6年の歳月をかけて開発した新しいブランドで、平成8(1996)年に品種登録されました。粒が大きくてジューシー、甘みが強くやわらかい果肉が特徴です。まだあまり県外には出回っていない越後姫をぜひ味わってみてください。

越後姫

お取り寄せ

新潟県内で栽培された越後姫はこちらからお取り寄せが可能です。

お取り寄せ:新潟直送計画・越後姫

今回は、佐渡の赤土を利用した土耕栽培にこだわった〈ホンマライス〉の越後姫をご提供いただき、レシピに使用しました。

お取り寄せ:〈ホンマライス〉・越後姫

【 Recipe 2:南蛮エビとかぶの煮物 】

南蛮エビとかぶの煮物

次に「煮る」レシピ。「南蛮エビとかぶの煮物」は、南蛮エビを殻まで丸ごと味わえる逸品です。生でも楽しめる新鮮な南蛮エビを煮すぎることなくサッと火を通すことで、しっとりとしたエビの食感を残します。エビの香りが加わっただしがかぶに含まれ、なんとも滋味深い味に仕上がります。

Recipe

【所要時間】 20分

【材料】 2人分

・南蛮エビ …… 6尾

・かぶ …… 2個

*だし汁 …… 1カップ

*酒 …… 大さじ1

*みりん …… 大さじ1

*薄口醤油 …… 大さじ1

【作り方】

1 かぶは皮を剥き、大きければ2~4等分に切り、5分ほど下茹でする。

2 を鍋に入れて火にかけ、南蛮エビを入れ、3分ほど煮て取り出す。

3 アクを取り、を加えて5分煮る。

4 を戻し入れる。

5 かぶの葉を茹で、添える。

南蛮エビを無駄なく味わうためのレシピ

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