東京から約半日で非日常を味わえる、フォトジェニックな離島「佐渡」。「米どころ」「雪国」という一般的な新潟のイメージとは打って変わって、国内にいながらにして海外にトリップしたかのようなファンタスティックな光景を堪能できます。
今回は、雑誌『Hanako』（マガジンハウス）のライターで、自身のライフワークである「世界のカフェめぐり」をまとめた本『斉藤アリスのときめきカフェめぐり』（エイ出版）を著書に持つ、世界中を旅するモデル・斉藤アリスが佐渡巡りへ。どこを切り取っても絵になる佐渡の魅力を、インスタ映えの観点から厳選した珠玉の５スポットとしてご紹介。
ただ撮るだけじゃない、モデルならではのポージングテクや撮影する際のベストな構図を伝授します！ 洗練されたフォトジェニックハントの旅へ、さあ出発！
雑誌『Hanako』の公式サイト『Hanako.tokyo』でもアリスさんの視点から見た佐渡の魅力を紹介する記事をご覧になれます。→記事はこちらから
煌めく海が神秘的！ 海上さんぽ＆青の洞窟＆海辺の水鏡
乗るだけでフォトジェニック！ たらい舟で海上さんぽ
小木エリアに位置する矢島体験交流館では、エメラルドグリーンに煌めく海上でたらい舟に乗船できます。海をきれいに撮りたいなら晴天無風の午前中がベスト。水深が浅いから、海底で寝ているフグを写真に収めることも。
また、船頭さんにお願いすれば、自分で漕ぐこともできます。赤い橋のたもとまできたらシャッターチャンス。橋の赤色をアクセントに、海底火山でできた岩石や船頭さんも入れてぜひセルフィーを。足場は不安定だけどそのスリル込みで楽しんでみて。
「ピークタイムを避ければ船頭さんに撮ってもらうこともできるから、ぜひ橋の上から撮影してもらおう。たらい舟独特の丸いフォルムの可愛さと、海の底まで透き通る美しいロケーションを１枚に収められるよ」
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まるでウユニ塩湖！ 昼と夕で２倍楽しめる水鏡の世界・万畳敷
小木半島沿岸に位置する万畳敷は、干潮手前の潮溜まりができている間のみ、ウユニ塩湖のような光景が広がります。フルカラーで写り込みを楽しみたいなら昼間、シルエット美を見せるなら夕方がおすすめ。ちなみにこの写真の撮影日時は５月中旬、17時過ぎからスタンバイ、夕日のタイミングは18時過ぎでした。
足元は滑りやすい岩場なので、履きなれた靴がマスト。また、しっかりと防水対策しておくこともおすすめします。昼間と夕方で全く表情も変わる上、何種類ものポーズを試してみたくなるから、長時間楽しめること請け合いです。インスタグラマーの聖地になりそうな予感大！
「シルエットをきれいに見せるなら、スカートよりもボディラインが出やすいタイトなパンツスタイルを。バレエダンサーのように、出来るだけ手足を大きく使ってダイナミックな動きに挑戦してみて。待ち受けにしたくなる幻想的な１枚が撮れるよ」
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加工いらずの透明度＆高彩度！ 琴浦海岸の「青の洞窟」
琴浦洞窟は通称「青の洞窟」と呼ばれるほど、高い透明度と彩度を誇る絶景スポット。海面へ向かって伸びる海藻のゆらめきもはっきり確認することができます。加工アプリなんかなくたって大丈夫。誰でも簡単にその美しさを切り取れますよ。
洞窟の入江までは、陸路で歩いて近づくこともできます。岩場に腰掛けて撮れば、神秘的な１枚に。さらに、シーカヤックやモーターボートを使った海からのアプローチも可能。自然が生み出した奇岩や小木半島の景観をぜひ味わってみて。
「透き通る海面に自分の姿が映るように撮ると、海のキレイさがより引き立つよ。撮影者の足元が入り込まないような構図で撮れば、「どうやってこの岩場まで登ったのだろう？」と聞かれちゃうかも。ただし、落ちないように気をつけてね！」
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