新潟のつかいかた

旅のついでに立ち寄りたい、新潟市・弥彦村の魅力満載カフェ4選

旅のついでに立ち寄りたい、
新潟市・弥彦村の
魅力満載カフェ4選 Posted | 2022/02/09

新潟市・弥彦村に訪れたらぜひ立ち寄りたいのが、新潟の魅力を堪能できるカフェ。

本格的なコーヒーとスイーツを洗練された空間でいただく〈alegre〉や、
喫茶と家具と染織のマリアージュが楽しい〈ISANA〉、
発酵の力をおいしくチャージする〈Hacco to go!〉、
新潟の“いいもの”がズラリとそろう〈KITAMAE〉……。

カフェ巡りがライフワークのモデル・斉藤アリスが巡りました。

里山に佇むシックなカフェで安らぎの一杯をいただく〈alegre〉

新潟市から少し足を延ばすと、新潟随一のパワースポットである〈彌彦神社〉があります。

彌彦神社の神体山である弥彦山もまた、荘厳なエネルギーに満ちており、県外からも多くの人が訪れる観光スポットです。

〈alegre〉の外観

そんな弥彦山の麓で2021年5月にオープンしたのが、シックでモダンなカフェ〈alegre(アレグレ)〉。

里山の風景が広がるなか、魚沼杉の外壁が印象的で洗練された佇まいのお店です。

入口に立つ斉藤アリスさん
手入れが行き届いた雨上がりの庭。「空気が澄んでいて清々しい」とアリスさん。
〈alegre〉の内観
店主の井内玲子さん
店主の井内玲子さん。新潟で見つけたお気に入りの食材を使ったメニューを提供しています。

むき出しの構造用合板がスタイリッシュな店内。無機質なコンクリートの床とのコントラストがおしゃれさを際立たせています。

ゆったりくつろげるテーブル席もすてきですが、庭を彩る植物や弥彦の自然を窓越しに楽しめるカウンター席もおすすめ。

本や雑貨がディスプレイされた棚
インテリアひとつとってもおしゃれで写真映えする空間。
ソファ席
店の奥には、やわらかな日差しが差し込むソファ席が。お気に入りの一席を探そう。

ここでは新潟市内の人気自家焙煎コーヒースタンド〈Days Coffee Roaster〉のコーヒー豆を採用した本格ドリップコーヒーを楽しめます。

コーヒーとバゲットサンド、自家製カスタードプリン

今回は、エチオピア イルガチェ フェ イディド(600円)と、店主の井内玲子さんが惚れ込んだ新潟の食材でつくったバゲットサンド(750円)、自家製カスタードプリン(600円)をいただきました。

コーヒーを味わうアリスさん

「エチオピアコーヒーは浅煎りとあって苦味がほとんどなく、あっさりしていてフルーティーだから、非常に飲みやすいです」と、アリスさんもお気に入りのご様子。

バゲットサンドは、弥彦大鳥居の近くにあるパン屋〈ル・ラパン〉の湯だね製法でつくられたモチモチのバケットと、新潟市の自家製ドイツハムソーセージ専門店〈Metzgerei TERRA〉のロースハムを採用。

バゲットサンドを味わう
井内さんいわく、焼きたてはモチモチすぎてナイフで切れないのだそう。

「バゲットサンドのパン表面はカリッと焼きあがっているけど、なかはムギュッとした食感で食べ応えがあります。塩分控えめのあっさりしたロースハムが上品! クセのあるチーズの香りと相まって、バランスの良い一品ですね」(アリスさん)

カフェラテ
ミルクのコクが決め手のカフェラテ(600円)。ゆっくりあたたまりながら、思い思いの時間を過ごそう。
自家製プリン
自家製カスタードプリンはカラメルのかわりにキャラメルソースを使っており、濃厚さがクセになる一品。

「しっかり甘さを感じるプリン。新鮮な卵の味がします」とアリスさん。

窓際に飾られたドライフラワー

この日は雨が降ったり止んだりで、山の天気らしい忙しない空模様。

alegreの窓越しから見る雨粒で滲んだ弥彦の風景もまた美しく、思わず見入ってしまいます。

心地よい雨音を聴きながらのんびり過ごす至福のひと時。雨の日でもわざわざ行きたくなるカフェでした。

Information

alegreの看板

【alegre】
address:新潟県西蒲原郡弥彦村上泉1729-1
access:JR弥彦線「弥彦駅」から車で約5分
営業時間:10:00〜18:00(17:30L.O.)
定休日:火・水曜
駐車場:5台

レトロな長屋に喫茶と家具と染織雑貨、巨大プリン〈ISANA〉

〈ISANA〉の外観
がらんどうのプレハブ小屋を、店主の旦那さんであり家具職人の中川雅之さんが一から手づくりでつくったお店。

新潟の元港町で、長屋のレトロな風景が残る沼垂(ぬったり)テラス商店街の一角に、ターコイズブルーのすてきなカフェ〈ISANA(イサナ)〉があります。

中川雅之さんと中川なぎささん
家具職人の中川雅之さん(左)と、店主で染織家の中川なぎささん(右)。

夫婦で営む小さな喫茶ですが、もともとは雅之さんが手がける家具雑貨と、なぎささんが染めた染織雑貨を知ってもらうためにつくった場所でした。

「喫茶店は私たちのクリエイティブを知ってもらう手段として始めたのですが、今は喫茶店があったからこそ、本当にやりたかったクリエイティブな活動を実現できていると感じます」と、なぎささん。

喫茶店のお客さんが家具や染織のお客さんになり、家具や染色のお客さんが喫茶店のお客さんになる。良い循環が生まれているISANAへ、さっそくお邪魔することに。

〈ISANA〉の店内
木の温もりがあふれる内装。こぢんまりとした店内は、不思議と時間を感じさせず、ゆったりと過ごすことができます。
雅之さんが無垢材からつくった椅子各種
店内で使用している椅子は、すべて雅之さんが無垢材からつくったもの。喫茶にある家具は商品見本も兼ねています。

「初めから家具や染織の専門店にすると、興味がある人しか来ませんが、喫茶を入口にすれば、思いもよらず家具や染織に興味を持ってくれる人との出会いが増えると思ったんです。

実際、開店してから10年経ちましたが、開店当初からいらしているお客様も、お店の成長と共にライフステージがあがり、家庭を持ったことで家具の検討をし始めるケースも増えてきました。

初めこそ、本業である染織に専念できない悔しさがありましたが、喫茶を続けてきたおかげで、本業につながる濃密な関係性を築いてこれたのだと思っています」(なぎささん)

染織雑貨が並ぶコーナー
店の奥に進むと、なぎささんが手がけた染織雑貨が並びます。
エプロンを試着
「ちょうどエプロンを探してたんです! 自然な風合いがいいですね」と、思わず試着するアリスさん。
テーブル席に座るアリスさん

店内をじっくり見学したら、名物の焼きプリンセット(880円)をいただきます。

焼きプリンセット

セットのコーヒーは、ブラジルとガテマラ、コロンビアの3種をブレンドしたもの。

もともとはコーヒーが苦手だったというなぎささん。香りはしっかりあるのに、お茶のようにサラサラ飲めるようなコーヒーを探していたら、このコーヒーに行き着いたのだそう。

そして何より、ホールから切り出された巨大なプリンは、インパクト絶大!

プリンを堪能中

牛乳・砂糖・卵のみの、いたってシンプルなつくりのプリンですが、焼き加減や配合量にこだわりが。でもそれは企業秘密。

「昔ながらの、つるつるした固めのプリンでおいしいです。苦味はあるけどあっさり飲みやすいコーヒーと相性抜群ですね」と、アリスさんもご満悦。

「ISANAで焼きプリンを食べながら、じっくり店内の雑貨を眺めて、自宅のインテリアを妄想する」なんて過ごし方も楽しそうです。

Information

ISANAの入口

【ISANA】
address:新潟県新潟市中央区沼垂東3-5-22(沼垂テラス商店街内)
tel:080-6118-8130
access:JR上越新幹線ほか各線「新潟駅」から車で約6分
営業時間:月・木・金曜 10:00〜16:00、土・日曜 10:00〜18:00
定休日:火・水曜
駐車場:沼垂テラス商店街内に複数あり

発酵の力でおいしく美しくエネルギーチャージ〈Hacco to go!〉

〈Hacco to go!〉の内観

JR新潟駅構内にあり、帰りの新幹線に乗る前に立ち寄れるのが〈Hacco to go!〉。

その名のとおり、酒かすや乳酸菌など発酵メニューを展開しているカフェスタンドです。

5種類の発酵シェイク
左からブルーベリー(594円)、ストロベリー(同)、プレーン(518円)、ショコラ(594円)、ゆず(同)。

日本一酒蔵が多い新潟県ですが、実は酒造工程で発生する酒かすの使い道や処理に、多くの蔵元は頭を悩ませていました。

そんな酒蔵から酒かすを買い取り、美容訴求で新たに打ち出したのが、同店の発酵シェイク。

コシヒカリで有名な新潟県・魚沼地区で発見された「乳酸菌ウオヌマ株」で酒かすを再発酵させてつくっているから、発酵パワーも抜群。

発酵シェイクを味わうアリスさん

酒かす特有のクセは抑え気味で、さわやかな酸味とあっさりとした甘みを楽しめます。

「甘酒と違ってごくごく飲めちゃいますね。発酵パワーで腸内環境改善や美肌効果に期待したいです。そして何より、発酵シェイクを飲むことで地域の課題解消の一翼を担えるのはうれしいですね」(アリスさん)

カウンター席でホットドリンクを味わう

季節限定で酒かす入りの発酵レモネードや発酵ポタージュなどのホットドリンクも楽しめます。

旅の疲れも発酵パワーで吹き飛ばせそうです。

Information

〈Hacco to go!〉のドリンク商品を手にするアリスさん

【Hacco to go!新潟駅店】
address:新潟県新潟市中央区花園1-1-1 CoCoLo新潟 西N+
tel:025-282-7954
access:JR新潟駅西口改札脇、〈Sta.N.d life store〉内
営業時間:10:00〜20:30

産直セレクトショップで新潟の“いいもの”を味わう〈KITAMAE〉

〈KITAMAE〉の入口

2021年9月にオープンした、新潟県内最大級の産直ECサイト〈新潟直送計画〉が手がける産直セレクトショップ〈KITAMAE〉。

レンタカーで新潟市周辺を旅するなら、帰り際に立ち寄りたいスポットです。

お土産を吟味中のアリスさん
旅のお土産もここで見つかるかも。

新潟市内のショッピングモール内にある広々とした店内では、新潟直送計画が厳選した新潟県内のいいもの、うまいものが約500種類取り揃えられ、イートインコーナーも設けられています。

もも太郎クリームソーダ
昭和20年代から愛され続けてきた新潟を代表する氷菓〈もも太郎〉と、地元の酪農家がつくった自家製バニラアイスを使った「もも太郎クリームソーダ」(519円)。

かき氷のイチゴシロップのような懐かしい甘さと、ミルクの風味が際立つ濃厚なバニラアイスが溶け合った一品です。地元で親しまれた味もかわいくアレンジ。

スターブレッドチーズを手にする
「こんなの見つけた!」と、はしゃぐアリスさん。牛乳で仕上げたふわふわのスターブレッドチーズ(697円)は購入決定のよう。
ジャンボ唐揚げ「コメカラ串」を実食中
新潟の米粉・米油でつくったジャンボ唐揚げ「コメカラ串」(519円)もぱくり。「サクッとした食感だからひとりで全部食べられちゃう……」と、カロリーに怯えるアリスさん。
手のひらにのせた「佐渡産 あんぽ柿」と「笹雪だるま」
左から、とろ〜りやわらかな「佐渡産 あんぽ柿」、魚沼産コシヒカリの米粉からつくられた「笹雪だるま(つぶあん)」。

いろいろ食べて、見て回ったなかでもアリスさんが気になったのはこのふたつ。

「最初はインパクトグルメに目を引かれたけど、ころんとしたかわいらしいこのふたつは絶対お土産に喜ばれそう!」(アリスさん)

自分だけのお気に入りを発見する楽しみがKITAMAEで味わえそうです。

※掲載している商品は時期によって取り扱いがない場合もあります。

Information

壁にプリントされたKITAMAEのロゴ

【KITAMAE】
address:新潟県新潟市中央区上近江4-12-20 DEKKY401 2F
tel:025-378-0839
access:JR越後線「白山駅」「関屋駅」から車で約8分
JR上越新幹線「新潟駅」から車で約15分
営業時間:10:00〜21:00
定休日:不定休
駐車場:1200台

※価格はすべて税込みです。

credit model:斉藤アリス photo:ただ(ゆかい) 
text:藤田佳奈美