新潟のつかいかた

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オーダーメイドの
ボーダーカットソー&
最高の靴下。
加茂市のニット製品を巡る旅 | Page 3 Posted | 2023/05/31

G.F.G.S.がプロデュースするカフェ&土産物店
〈BBC Kamo Miyagemono Center〉

加茂市のニットアイテムをゲットしたら、コーヒーでほっとひと息つきましょう。

先ほどのオーダーメイドのボーダーカットソー専門店G.F.G.S.から1分ほど歩くと、G.F.G.S.がプロデュースするカフェ&土産物店〈BBC Kamo Miyagemono Center〉があります。

〈BBC Kamo Miyagemono Center〉の外観

かつては加茂市が運営・管理していた加茂市土産物センターを、市の公募依頼により若者世代の誘致のためにG.F.G.S.が引き継ぎ、2021年4月にリニューアルオープンしたという同店。

加茂市の特産品に加えて、おいしいドーナツとコーヒーをいただけるカフェに生まれ変わりました。

〈BBC Kamo Miyagemono Center〉の店内
店内をリフォームする際、G.F.G.S.の小柳さん自らラフ図面を書いたそう。

趣のある佇まいの日本家屋の外観ですが、店内はコンクリートの床とステンレスのテーブル、アート作品や壁一面のレコードなど、小栁さんの“好き”が詰まったハイセンスなカフェ空間が広がります。

コーヒーとドーナツ2種類
左から「ホンジュラスの浅煎りコーヒー」(税込550円)、「バターソルト」(税込380円)、「ラズベリー」(税込380円)。

原材料はすべてオーガニックにこだわったというBBCのドーナツ。国産小麦とフランス産小麦をブレンドした生地は、ふわふわでもっちりとした食感です。

ドーナツを味わうアリスさん
G.F.G.S.のボーダーカットソーを気に入って、そのままBBCに来たアリスさん。

「ここのドーナツ、本当においしすぎてびっくりしました。まったく油っぽくなくてペロリといけちゃいます。

コーヒーは甘い香りとあっさりした軽めの口当たりで、がぶがぶ飲めちゃいます。ドーナツともよく合いますね」とうれしそうに頬張るアリスさん。

パッケージがお洒落なお土産が並ぶ
BBCがモダンにパッケージングしたお土産が並びます。

ほかにもBBCでは加茂市出身の著名な写真家・牛腸茂雄の作品集や、BBCオリジナルクラフトコーラ、加茂市の郷土料理「醤油おこわ」などを購入できます。

店員さんもG.F.G.S.のボーダーカットソーを着ているので、着こなしを参考にしてみてもいいかもしれません。

Information

【BBC Kamo Miyagemono Center】
address:新潟県加茂市穀町8-27
tel:0256-57-1020
access:加茂駅から徒歩5分
営業時間:11:00~17:00
定休日:水・木曜

コンパクトな空間に“かわいい”が詰まった〈cafe LITH〉

もう一店ご紹介したいのが、BBCの目と鼻の先にある〈cafe LITH(カフェ リス)〉。

〈cafe LITH(カフェ リス)〉の入口
グリーンに囲まれたボタニカルな外観。まるで花屋さんのよう。
ラテを手渡すオーナーの御手洗智一さん
オーナーの御手洗智一さん。柔和な笑顔で出迎えてくれます。

わずか6席のコンパクトな空間には、まるで自分の部屋にいるかのような穏やかな時間が流れています。

〈cafe LITH〉のキャラメルラテと自家製プリン
キャラメルラテ(税込450円)、自家製プリン(税込500円)。テイクアウト可能。

「プリンは昔ながらの固めのむっちりした食感。濃厚でなめらかな口どけがたまりません。たっぷりかかったビターなカラメルソースと絡めて食べると、大人な味わいに」(アリスさん)

カウンター席でラテを飲むアリスさん

自然とお客さんとの会話が生まれる距離感なので、加茂市を散策する際はおすすめの観光スポットなどいろいろと尋ねてみるといいかもしれません。

Information

【cafe LITH】
address:新潟県加茂市殻町9-12
tel:090-6452-2912
access:加茂駅から徒歩5分
営業時間:11:30〜19:00(土曜21:00まで)
定休日:木曜

credit model:斉藤アリス photo:ただ text:藤田佳奈美