新潟のつかいかた

佐渡初のパッションフルーツと島のジャム&ソース

佐渡の果実を巡る旅 | Page 3 Posted | 2021/11/12

佐渡初のパッションフルーツ

佐渡のフルーツを巡る旅は、パッションフルーツで締めくくりましょう。

パッションフルーツはブラジルが原産の熱帯果樹のフルーツです。日本には明治時代中期に入ってきたという歴史があります。

佐渡で唯一、パッションフルーツを出荷しているのが、椿尾地区の土屋啓利(ひろとし)さん、晴美さん夫妻。椿尾地区はリンゴの〈そで農園〉の近くです。

釣り好きが高じて8年前に移住した土屋さん夫妻。イチゴ農家として就農し、2棟のハウスで〈越後姫〉を栽培しています。パッションフルーツは2015年頃にグリーンカーテンとして栽培を始めたそうです。

土屋啓利さん、晴美さん夫妻
「実がなったので、本格的に栽培してみようと思いチャレンジしてみました」と啓利さん。
パッションフルーツ畑
現在は約140本を栽培しています。

7月半ばに受粉し、その後2~3週間で形が決まったら、台風などの風ですれたり傷ついたりしないように、一個一個袋をかけていきます。完熟すると袋の中に自然と落ちるので、それを収穫していきます。

収穫したパッションフルーツ

そのまま半分にカットしてスプーンで種ごと味わうのがおすすめ。甘い香りと、酸味と甘みのバランスが取れた果肉、種の歯応えも楽しめます。

半分に割ったパッションフルーツ

土屋さんのパッションフルーツは8月~10月頃、全農にいがたのオンラインショップや、〈西三川くだもの直売センター〉で購入できます。

Information

【JA全農にいがた オンラインショップ JAタウン】
web:JA全農にいがた オンラインショップ JAタウン

島のフルーツをジャムやソースで楽しむ

ここまでご紹介してきたフルーツを使った、ジャムやフルーツソースを販売しているのが〈ハーブと完熟ブルーベリー ベリーズ〉。2007年にブルーベリーの栽培を始め、2015年に現在地に移転してから加工品づくりも始めました。

〈ビオレ・ソリエス〉やリンゴ、12月頃から販売を開始する佐渡みかんや、〈ル レクチエ〉など、どれも一度味わってみたいものばかり。

瓶詰めのジャムとフルーツソース

オーナーの神蔵(かんぞう)みゆきさんは「実はジャムづくりをするまで、佐渡にこんなにたくさんのフルーツがあることを知りませんでした」と話してくれました。

「直接農家さんから仕入れているので、おいしいフルーツの味を損なわないよう、余計な添加物を使わず、砂糖も北海道産のビートグラニュー糖を使っています」(神蔵さん)。

佐渡の果実のおいしさがぎゅっと詰まったかわいいジャム。お土産にぴったりです。

Information

【ハーブと完熟ブルーベリー ベリーズ】
address:新潟県佐渡市下横山750-1
tel:0259-67-7662
営業時間:13:00~17:30、土・日曜・祝日10:00~17:30
定休日:不定休
web:ハーブと完熟ブルーベリー ベリーズ

佐渡の果実は通年、四季折々のものが栽培されているので、季節を変えて訪ねてみたいですね。今回、訪ねた生産者の方たちのフルーツをオンラインで取り寄せるのも楽しみです。皆さんの笑顔を思い浮かべながら味わうフルーツの味は、格別に違いありません。

credit text:『新潟発R』編集部 photo:スタジオママクワンカ