新潟のつかいかた

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2020年最初の開運旅は新潟で!
“神社県”新潟の
パワースポット5選 Posted | 2019/12/27

令和になって最初のお正月。2020年のスタートに、神社仏閣をはじめとした開運スポットを巡ってみるのもいいかもしれません。新潟県は神社の数が日本一多く、その数約4700社以上の“神社県”だとご存じでしたか。

新潟は首都圏から上越新幹線で2時間程度。少し足を延ばして、新潟開運旅はいかがでしょう。今回は恋愛運や仕事運はもちろん、気分もあがる新潟パワースポットをご紹介します。

【 弥彦・三条エリア 】

縁結びなら、新潟随一のパワースポット〈彌彦神社〉へ

彌彦神社の鳥居
随神門
桜の季節の彌彦神社

越後一帯の神社の中でもっとも位の高い「一宮」として知られる〈彌彦神社〉は、新潟県で一番のパワースポットといわれています。境内は鎮守の森に覆われており、神秘的な雰囲気。

願いごとを思い浮かべながら持って、軽く感じたら叶うといわれている〈火の玉石〉へのお参りが人気です。

祭神である「天香山命(あめのかごやまのみこと)」が夫婦仲の良い神様であることから、ご利益は「縁結び」が有名。夫婦円満、恋愛成就の〈恋守〉はお土産にもぴったりです。日中は混み合っているので、神聖な空気を感じられる早朝参拝がおすすめです。

「新潟のつかいかた」でも旅するモデル、斉藤アリスさんが訪れました。

彌彦神社を訪れた斉藤アリスさん

〈彌彦神社〉の詳細

にいがた観光ナビ:彌彦神社|https://niigata-kankou.or.jp/spot/7476

【 妙高・上越エリア 】

必勝祈願なら勝負運に強い〈春日山神社〉

春日山神社
紅葉の季節の本殿
鳥居

新潟を代表する戦国武将・上杉謙信公が祀られている〈春日山神社〉。謙信公は知略に富む戦上手な武将だったことから、スポーツなどの必勝祈願や宝くじなどの勝負運にご利益があると信じられています。

この〈春日山神社〉には、山形県米沢市にある上杉神社から分霊され、「日本のアンデルセン」と呼ばれる童話作家・小川未明の父によって建立されたという経緯も。境内には小川未明の詩が刻まれた石碑や、隣接する春日山神社記念館には謙信公の遺品展示などがあります。

〈春日山神社〉の詳細

にいがた観光ナビ:春日山神社|https://niigata-kankou.or.jp/spot/8438

【 村上・新発田エリア 】

目の病にご利益がある、日本三大不動尊〈菅谷不動尊〉

菅谷不動尊
不動明王をまつるお滝場
僧侶の列

真言宗醍醐派のお寺〈菅谷不動尊〉。諸説ありますが、成田不動尊、目黒不動尊に続く日本三大不動尊のひとつといわれています。起源は鎌倉時代で、源頼朝の叔父が平家より逃れる際、比叡山無動寺の不動明王像頭部を持って、ここに〈菅谷不動尊〉を創建したといわれています。

「みたらせの滝」は特に眼疾にご利益があるといわれるほか、落雷から身を挺して本尊を守ったタニシの伝説が残っており、それにちなんだ〈たにし御守〉もチェックしたいところです。

〈菅谷不動尊〉の詳細

にいがた観光ナビ:菅谷不動尊|https://niigata-kankou.or.jp/spot/5515

Komachi Web まとめ:菅谷不動尊|https://www.week.co.jp/matome/kankou/power-spot/#i-10

【 新潟・阿賀エリア 】

海沿いの松林に包まれた新潟県民の守り神〈新潟縣護國神社〉

新潟縣護國神社の御祈祷の様子
お炊き上げ
参拝者の列

新潟市の中心部近くの海沿いにある、新潟県総鎮護〈新潟縣護國神社〉。明治維新の際に殉難したご英霊の慰霊祭を行ったことを起源とし、新潟県総鎮護として、家族の平和と繁栄を見守っています。新年には毎年地元のデザイン専門学校と作成している県内最大の大絵馬が登場。お社を包むように広がっている松林には遊歩道が設けられており、新潟に由来のある詩人・北原白秋や坂口安吾の文学碑もあります。

大晦日から三が日は、1年間お世話になったお札やお守りを焼く「お焚き上げ」を行っており、長い竹竿にスルメを付けて炙るユニークな風習に参加できます。また、屋台では新潟名物の蒸しパン「ぽっぽ焼き」をぜひ味わって、新潟の地元気分も味わってみてください。

〈新潟縣護國神社〉の詳細

にいがた観光ナビ:新潟縣護國神社|https://niigata-kankou.or.jp/spot/9967

【 湯沢・魚沼エリア 】

きれいな林に包まれてリフレッシュ〈美人林〉

美人林と呼ばれるブナ林
スノーシューを楽しむ観光客
雪に包まれた美人林

最後に、少し趣向を変えたリフレッシュスポットをご紹介。松之山温泉郷近くにある〈美人林〉は年間10万人が訪れる人気の観光スポットです。生い茂っているのはブナの木。幹の太さや背の高さが整っているため調和のとれた景観となり、木材商が「美人林」と呼び始めたことから、徐々に口コミで噂が広まっていきました。

ブナの木々が整っている理由は大正時代に遡ります。ブナの木を薪などにするためすべて伐採し、辺り一帯は丸裸となりましたが、その年はちょうどブナの種が大豊作だったため、一斉にブナの木が芽吹き、現在のように整った立ち姿が生まれたそうです。

〈美人林〉には四季折々の美しさがありますが、雪の中をスノーシューで散歩すれば、心のもやもやも真っ白に洗い流してくれそうです。スノーシューは近隣の〈森の学校キョロロ〉で借りることができます。

パワースポットとは、一般的に「磁場がいい」「気の流れがいい」「神聖なところ」といわれています。そこへ行くとつい深呼吸をして、気持ちが整うような場所でしょうか。神社仏閣はもちろん、絶景も温泉も、おいしい食材とお酒も豊富な新潟。2020年最初の開運旅を新潟にすれば、心もお腹も満たされることになるでしょう。