新潟のつかいかた

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〈にもプロ〉が提案! 1泊2日
長岡、出雲崎、
見附、小千谷の旅 Posted | 2025/01/17

新潟県の中部に位置する、長岡地域(長岡市、出雲崎町、見附市、小千谷市)の魅力を発信するインスタグラムアカウント〈にもプロ〉がフォロワー数5000を超え、注目が集まっています。〈にもプロ〉のメンバーは、なんと全員が公務員。すてきなお店や施設、絶景、長岡花火から自分たちの仕事の紹介まで、顔出しするなどして公務員らしからぬ投稿スタイルが話題を呼んでいます。今回は、つかいかた編集部とのコラボで、これまで地域の魅力を積極的に取材してきた〈にもプロ〉メンバーに1泊2日長岡地域の巡り方を特別に提案してもらいました。

フォロワー数5000以上。
若手県職員が運営するインスタアカウントは成長中

会議室に集まった〈にもプロ〉メンバー4名
新潟県長岡地域振興局の会議室でお話を聞きました。

1泊2日の旅を提案してくれた〈にもプロ〉のメンバーは、新潟県長岡地域振興局に勤務する若手職員。つまりは公務員なんです。普段は、新潟県の職員として長岡エリアの地域社会を支える役割を担い、地域振興企画や、税金の管理、住民の方の健康や生活を守る仕事、道路の整備、農業の振興など多岐にわたる分野で、地域に寄り添った業務を担当しています。にも(nimo)とは長岡市(N)、出雲崎町(I)、見附市(M)、小千谷市(O)の頭文字をつなげたもの。

小山舞優さんと榎本知紗さん
左から企画振興部 小山舞優さん(採用5年目)と地域整備部 榎本知紗さん(採用4年目)。
阿部達也さんと田辺晴香さん
左から農林振興部 阿部達也さん(採用4年目)と健康福祉環境部 田辺晴香さん(採用4年目)。

〈にもプロ〉が活動を開始したのは2023年のこと。今回旅のプランを提案してくれた4名のうち、女性3名、小山舞優さん、榎本知紗さん、田辺晴香さんが地域振興局局長や各部長へ新規プロジェクトである「若手職員による長岡地域の魅力発信プロジェクト」をプレゼンし、承認されて〈にもプロ〉の運用が始まりました。その後、阿部達也さんが加わった4名がコアメンバーになり、現在のメンバーは19名。採用1年目から6年目、年齢は19歳から30歳と若手ばかりです。それぞれ担当業務を行いながらも、部署の垣根を越えて、チームをつくって取材に赴き、投稿の編集、アカウント管理なども行っています。広報の部署でなく、さまざまな部署の若手職員が集まって担当業務のかたわら、インスタグラムを運用していることに驚きます。

各自の担当業務はひとりで完結することが多いなか、同世代の職員同士で互いにコメントし合って行う投稿はメンバーの熱量に加え、どんどん技術もブラッシュアップされて人気も上昇。週に2回程度の新潟愛溢れる投稿を行うアカウントは運用開始から1年4か月となった2025年1月現在、フォロワー数は5000超えと成長、さらに、テレビやラジオなど県内メディアでも紹介されるなど注目が高まっています。

〈CRAFTSMAN by SUZUKI COFFEE〉を取材する〈にもプロ〉メンバー3名
長岡市内のおしゃれなカフェ〈CRAFTSMAN by SUZUKI COFFEE〉で取材中。
提供されたコーヒーやスイーツをスマホで撮影中
スタイリングも撮影も手慣れたもの。

地域を愛し、活動を通じてますます地域の魅力を発掘してきた〈にもプロ〉メンバーに、過去に収集した取材データを基に、〈にもプロ〉ならではの巡り方プランをつくってもらいました。そのおすすめポイントとは?

〈小嶋屋総本店〉のへぎそば

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