長岡駅にある〈ぽんしゅ館〉で選ぶ
郷土色豊かなお土産5選
1泊2日の長岡地域の旅。締めくくりにはお土産を選びましょう。〈ぽんしゅ館 長岡驛店〉はお酒やお米、長岡周辺の醤油やお菓子などのお土産が充実し、新潟県内の酒蔵がつくる日本酒の利き酒ができるコーナーもあります。今回はお土産コーナーから5つ、地域のお土産をおすすめしてもらいました。
1. 長岡付近だけの醤油赤飯
「長岡伝統の『醤油赤飯』です。一般的な赤飯とは見た目はもちろん、味も異なります。一度食べたらやみつきになること間違いなしです」(榎本さん)。醤油赤飯は新潟県内でも長岡市周辺でだけで食べられる郷土の味。電子レンジで温められるパック入りです。醤油で茶色く色づいていて、小豆やささげではなく、金時豆が炊き込まれています。
お祝いの席で食べられるほか、長岡市内では給食に出ることもあるとか。小山さんと田辺さんは長岡市出身で、一般的な赤飯はほとんど食べたことがないのだそうです。
2. 味噌星六の味噌
長岡は発酵のまち。市内には16の酒蔵があるほか、味噌や醤油の醸造所が集中する摂田屋という地区もあります。〈味噌星六〉も摂田屋にある味噌屋さんです。「明治30年代からつくられている味噌星六の歴史を感じる味を堪能してください。長岡に来たからこそ買える貴重なお味噌です」(田辺さん)
3.〈豆撰〉の総菜
大きな油揚げで有名な栃尾地区。観光コースに栃尾も入れたかったという〈にもプロ〉メンバーが推薦するお店は〈豆撰〉です。「〈豆撰〉が手がける惣菜は、地域の食材を利用したまさに地元の味です。なかでもこのふたつは特に食べていただきたい!」と阿部さんが〈絹揚げと鶏肉の栃尾だんご〉や〈あぶらげの煮つけ〉をおすすめしてくれました。温めるだけで食べられて、日持ちもするので、忙しい人へのお土産にぴったりです。
4. 酒蔵〈吉乃川〉の日本酒を使ったフェイシャルマスク
長岡の銘蔵〈吉乃川〉の日本酒を使ったフェイスパックは、「芳醇な日本酒の香りと共にお肌がすべすべになります」と女性陣から絶大な支持がありました。「日本酒を飲むのが苦手な方でも、飲む以外の楽しみ方で日本酒の魅力を感じてみてください」(小山さん)。ご当地コスメとして女性へのお土産にすると喜ばれそうです。
5. ほどほどの心で乾杯したい十分盃
長岡に受け継がれる摩訶不思議な盃、十分盃はサイフォン式のからくり酒器です。八分目までならお酒を注いでも何も起こりませんが、並々注ぐと底の穴から一滴残らず流れ出てしまうという仕組みです。
「3代目長岡藩主の牧野忠辰公の『満つれば欠く』という教えが込められています。楽しくお酒をたしなむためにも、ちょっと特別なお土産として、ぜひ手にとっていただきたい一品です」(田辺さん)。
1泊2日長岡地域の旅を考えるにあたって、行ってもらいたい場所がありすぎて、絞りこむのが難しかったという〈にもプロ〉メンバー。「広い地域にいろいろなスポットがあるので、どんな人も楽しんでもらえます」(田辺さん)「醤油や味噌のように伝統的なおいしいものもあれば、〈日本海夕日ヴィラOne Story〉のように新しくがんばっている人もいる」(阿部さん)「みんなが愛するものがたくさんあります」(小山さん)「ほかにもいいところがたくさんあるので〈にもプロ〉の投稿を見て来てもらいたい」(榎本さん)。続けて、「インスタを通じて長岡エリアへ行ってみたい、さらには私たちの活動を通して公務員の仕事に興味をもってくれる人が増えてくれるとうれしいです」(榎本さん)と満面の笑顔で語る姿が印象的です。
公務員が従来のイメージや役割を超えて、地域や仕事の魅力を発信する〈にもプロ〉、今後の活動にますます目が離せません。
Information
【にもプロ(新潟県長岡地域振興局の若手職員による長岡地域の魅力発信プロジェクト)】
概要:新潟県長岡地域振興局が管轄する「長岡市・出雲崎町・見附市・小千谷市の魅力」と「地域振興局の取組」をInstagramで発信するプロジェクト。活動は局内の若手職員有志(2024年度は19名)により、局公認業務として行われている。
由来:「にも(nimo)」とは、長岡(Nagaoka)・出雲崎(Izumozaki)・見附(Mitsuke)・小千谷(Ojiya)の頭文字から名づけられている
にもプロInstagram:@nimo_oideyo
「新潟のつかいかた」とのコラボ動画を投稿予定! ぜひチェックを!
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*価格はすべて税込みです。
credit text:野崎さおり photo:今井達也