新潟のつかいかた

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新潟砂丘を切り拓いた
〈新潟ワインコースト〉の3本 Posted | 2019/08/20

新潟で見つけたちょっとすてきなモノ=「ガタモノ」をご紹介。手元に置きたい、誰かにあげたい、そんな新潟のモノが見つかるかも。今回は新潟の海岸線を女子旅ドライブした旅するモデル・斉藤アリスさんが、〈新潟ワインコースト〉で実際に買ったワイン3本をご紹介します。

本格フレンチとペアリング

フランス語で「農家の」を意味する〈フェルミエ〉の白ワイン。ライチのようなみずみずしさと、さわやかな酸味がある。ケルナー 2018(フェルミエ|fermier.jp

「意外と近い、新潟女子旅」特集の「断崖の角田岬灯台、一面のブドウ畑。見晴らし良好の女子旅ドライブ。」にて訪れた、新潟市の角田山麓にある〈新潟ワインコースト〉。5軒のワイナリーをはじめ、カフェやベーカリー、宿泊施設などが集まり一日中ワイン畑に囲まれて過ごすことができます。

〈フェルミエ〉は2006年にオープンしたワイナリー&レストラン。アリスさんは、ブドウ畑を眺めながらランチと一緒にいただいた〈ケルナー 2018〉をお持ち帰りに決定。欧州系ワイン用品種の国産ブドウ・ケルナーを使用し、柑橘系の香りとライチのようなみずみずしさがあります。さっぱりとした酸味は食事にも合わせやすいです。

斉藤アリスさん

アリスさんコメント

「レストランで飲んだお気に入り。果実味が豊かで魚だけじゃなくてお肉にも合いました」

新潟砂丘を開墾したワイナリー

新潟砂丘を開墾し小さなワイナリーから始まった〈カーブドッチ〉。いまや新潟ワインを語るのに外せない存在に。店舗でのみ手に入るハーフボトルセットは手土産にぴったり。今年分はもう完売してしまったので来年に期待したい。ハーフボトル赤白セット メルロー・シャルドネ(カーブドッチ|www.docci.com

新潟の砂丘地がワインづくりに適していると、1992年に小さなワイナリーから始まった〈カーブドッチ〉。「ブドウの苗木オーナー制度」で初期費用を集め、「東京からワインを買いに来てもらう」をコンセプトにイングリッシュガーデンや、温泉、レストランなどを整備しました。〈新潟ワインコースト〉に集まる小さなワイナリーは〈カーブドッチ〉によるワイナリー経営塾賛同者によるもの。新潟の地ワインを語るなら〈カーブドッチ〉は外せません。

斉藤アリスさん

アリスさんコメント

「ハーフは赤白とセットで贈り物にぴったりだし、試し飲みにも良さそう!」

ラベルにひと目惚れ!

夫婦ふたりでつくる“情熱的な”小さなワイナリー〈ドメーヌ・ショオ〉の、新潟市産メルロー100%な赤ワイン。ボタニカルなしっかりとした旨みが味わえる。サンキューソーマッチフォーエンカレッジングミー(ドメーヌ・ショオ|domainechaud.net

〈新潟ワインコースト〉にて、2011年に開いたワイナリー〈ドメーヌ・ショオ〉。国産ブドウを100%使い、少量を夫婦ふたりでつくる小さなワイナリーです。土からワインづくりを考え、可能な限り自然栽培を目指し、やわらかな土壌を保つため大型機械を導入していないそう。また、ワインの醸造についても、ブドウの個性が一番引き立つよう「自然に醸造する」ことに努めているといいます。アリスさんが選んだ〈サンキューソーマッチフォーエンカレッジングミー〉はしっとりとした「青い清涼感」が楽しめる赤ワインです。

斉藤アリスさん

アリスさんコメント

「カエルのジャケットがかわいくて、贈り物にも喜ばれそう!」

GATAmonogram

海岸線沿いに縦貫するドライブコース〈日本海夕日ライン〉が気持ちいい、女子旅ドライブ。まっすぐな水平線を横目に、切り立った岩山をくねくねとくぐり抜けるスリルや、新潟食材を活かした本格グルメなど、旅の思い出が増えていきます。個性的なワイナリーの集まる〈新潟ワインコースト〉なら、新潟旅で感じたさまざまな感動を託した1本も、見つかりそうです。