新潟のつかいかた

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四季折々の豊かな表情と
地域の食材も堪能できる。
新潟キャンプの楽しみ方 | Page 3 Posted | 2020/10/05

キャンプの達人に聞く「新潟キャンプの魅力」とは?

新潟を中心にキャンプの魅力を発信しているPEKOさんは、新潟キャンプの魅力をどう感じているのでしょうか?

「一番の魅力は『抜群のロケーション』です。雄大に高くそびえる山々、太陽を反射してキラキラと水面が光る川、沈む夕陽が美しい日本海など、自然の美しさを感じられる場所だからこそ“非日常な時間”を過ごせるんだと思いますね」

秋の森を散歩中
三条市・ひめさゆりの小径でのひとコマ。さまざまなキャンプ場の特徴に合わせて楽しみ方を考える。(写真提供:GOOD MELLOW CAMP)

「また、『四季を感じられる』ということもポイントです。春は満開の桜、夏は新緑やビーチ、秋は色づいた紅葉、冬は一面の銀世界……。それぞれの季節をはっきりと感じられるのは新潟キャンプならではですね」

季節ごとに大きく表情を変える新潟の自然。風情のある景色をただ眺めるだけではなく、その自然に飛び込んでキャンプをすることで、何十倍にも感動が膨らみます。

テント内で料理を楽しむ
気の合う仲間が集まり、ワイワイと盛り上がる至福の時間。(写真提供:GOOD MELLOW CAMP)

キャンプの魅力を発信し続けるGOOD MELLOW CAMP 。少しでもキャンプに興味を持ってくれる人が増えるように、自分たちのキャンプをかわいく、すてきに表現するための努力は惜しみません。

バゲットに様々な料理をのせる
料理が映える器やカトラリーはもちろん、空間を彩るドライフラワーなどを持ち寄ることも。

「みんなで知恵を絞って楽しんだキャンプは、必ずSNSで発信しています。投稿を見て、キャンプって楽しそう! と思ってくれる方が少しでも増えたらいいなと思います」

たしかに、GOOD MELLOW CAMPの女子キャンプはうっとりするくらいすてき。しかし初心者の場合、同じようにできるか不安です。

代表のPEKOさん
「新潟には行ってみたいキャンプ地がまだまだたくさんあります!」

「まずはキャンプの自由さと楽しさを体感してほしいです! キャンプって、思っているよりもっと気軽に楽しめるものなんですよ」

今回つくったキャンプ料理

PEKOさんたちは、キャンプといっても、食事や焚き火だけのときも多いそう(※各施設でルールがあるため確認のうえで行うこと。ゴミの持ち帰りなど最低限のマナーを守ることも重要です)。自然豊かなロケーションで、季節の食材で料理をつくり、仲間とともにゆるやかな時間を過ごすだけでいい。自分たちなりに楽しめばいいのです。そんな懐の深いキャンプ場が新潟にはたくさんあります。

「初心者の方でしたら、まずはオートキャンプ場が断然オススメです。テントの隣に車を駐車できるので荷物運びも楽ですし、ハードルはグッと下がります。たとえば、〈スノーピーク Headquarters〉(三条市)や〈和島オートキャンプ場〉(長岡市)、〈粟ヶ岳県民休養地〉(加茂市)などはおすすめですね」

〈スノーピーク Headquarters〉でキャンプ
三条市にある〈スノーピーク Headquarters〉にて。(写真提供:GOOD MELLOW CAMP)

新潟は手ぶらで訪れても安心のキャンプ場が多いし、今回のSUPのようにアクティビティを合わせて楽しむこともできます。

豊かな自然に恵まれた新潟だからこそ、土地や季節ごとにさまざまなキャンプを楽しむことができるはず。GOOD MELLOW CAMPは簡単で楽しく、そしてかわいい女子キャンプを教えてくれました。難しいことはありません。彼女たちのエッセンスを参考にして、新潟の自然に飛び込んでみませんか?

夕日をバックに乾杯

Information

【SUNSET CAMP FIELD FUJITSUKA】
address:新潟県新発田市藤塚浜3585-427(海の家やまと内)
tel:080-4956-0482
access:JR羽越本線新発田駅からバスで35分
営業時間:チェックイン13時~、チェックアウト11時。
定休日:冬季休業 ※要問い合わせ
備考:宿泊利用のみ。予約はキャンプ場予約サイト「なっぷ」でのみ可能。

credit text:渡辺まりこ photo:中田洋介