新潟のつかいかた

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手ぶらOK! 初心者OK!
スノーアクティビティで
新潟の雪を満喫しよう Posted | 2022/02/18

どんどん進化する新潟のゲレンデ遊び

国内でも有数の雪国として知られる新潟県。県内には多くのスキー場があり、毎年多くの観光客がスノースポーツを楽しむために訪れています。新潟県のスキー場の大きな魅力として、都心からのロケーションの良さが挙げられます。新幹線なら1〜2時間ほど、さらに駅からのアクセスがいい施設も多く、その気軽さもあって、都心からでも日帰りで訪れる人が多いのだとか。

スノースポーツの王道といえばスキーとスノーボードですが、さすが雪国の新潟県だけあって、それ以外のスノーアクティビティや、小さい子どもがいるファミリーでも楽しめる雪遊びがたくさんあるんです!

松之山温泉スキー場/▲越後妻有松之山温泉スノーパーク
日本三大薬湯に数えられる名湯・松之山温泉からも車で5分という立地。

今回は、近年スノーアクティビティに積極的に取り組んでいる十日町市にある〈松之山温泉スキー場/▲越後妻有松之山温泉スノーパーク〉にお邪魔してみました!「長靴で遊べるスキー場」をコンセプトに、手ぶらで楽しめるスノーアクティビティを豊富に揃えています。長靴と防水加工されたウエアさえあればOKなので、思い立ったときに気軽な気持ちで行けるのもうれしいですよね。

「エアボード」「スノーカート」などが並ぶ
アクティビティアイテムの予約は不要。

こちらで遊べるアクティビティは、今回紹介する「エアボード」「スノーカート」を含めた9種類。道具のレンタルは、1種類につき1名1時間1100円(税込)。リフト料金は別。

案内してくれたのは、〈湯米心まつのやま〉常務の村山英明(むらやまひであき)さん。スノーアクティビティをはじめ、さまざまな取り組みで松之山温泉スキー場を盛り上げている仕かけ人なんです。

〈湯米心まつのやま〉常務の村山英明さん
生まれも育ちも松之山という村山さん。競技スキーの選手経験もあり、現在も大会運営に携わっています。

「こんなに広いスキー場で、スキーやスノーボードしか遊べないのはもったいないじゃないですか。もっと気軽にたくさんの人たちがゲレンデで遊べる“スノーアウトドアフィールド”を目指して、さまざまなアクティビティを導入しています。2021年からは雪上キャンプ場も始めて、そのタイミングでリニューアルオープンしました。キャンプもとっても好評ですよ」

ゲレンデ
初心者コースから上級者コースまでを網羅する5本のコースを、2本のリフトでつないでいます。

スノーアクティビティは、レッスン不要で直感的に操作できるアイテムが多いのも特徴。しかもリフトに乗らず、ゲレンデを歩いて登って、滑り降りるだけで十分楽しめる手軽さもうれしいところ。ただし、エアボードとスノーバイクは70分の体験スクール(大人3300円[税込]、小・中学生2200円[税込])を受けてから乗ると、安全でより楽しく遊ぶことができるので受講をおすすめします。

エアボードのレクチャー中
初めて体験するアクティビティも、わかりやすい説明ですぐに乗れるようになりました。

村山さんいわく、松之山の良さは、気温が0℃以上でアクティビティを楽しめるところ。

「気温がマイナスだといくら楽しもうと思っても寒すぎて辛くなったりしますよね。松之山はあまりマイナス気温にはならないから快適なんです。『豪雪パウダー』と呼ばれる、パウダースノーより水分を含んだ重めの雪なのですが、その分、沈みすぎずに浮力を感じられるし、初心者にとってはスピードが出過ぎないというメリットもありますよ」

初心者でもやさしく受け入れてくれる松之山の豪雪パウダーで、スノーアクティビティを楽しんじゃいましょう。ではいよいよ、真っ白なゲレンデへ繰り出します!

「スノーカート」に挑戦中

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