新潟のつかいかた

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四季折々の豊かな表情と
地域の食材も堪能できる。
新潟キャンプの楽しみ方 | Page 2 Posted | 2020/10/05

季節を五感で満喫するキャンプごはん&アクティビティ

まずは食事の準備を始めます。この日に用意した食材はこちら。旬の野菜やフルーツは近くの農産物直売所で購入、鮮魚センターで手に入れた新鮮な岩ガキも地元産。新潟県内でも、地域によって出合える食材は違いますし、その土地ならではの食材をキャンプに取り入れられるのが魅力ですよね。

地元産の牡蠣や玉ねぎなど
地元の直売所で購入した彩り豊かな旬の食材たち。

1品目は「野菜たっぷりタコス」をつくります。まずは市販のトルティーヤを卓上コンロで炙って焼き目をつけます。木の温もりがあふれるカットボードで野菜を切れば、料理シーンが一段と華やかになります。

玉ねぎをカット中
紫と白のコントラストが映える断面を意識してカット。
トルティーヤに焼き目をつける
コンパクトサイズの卓上コンロは持ち運びも便利。
オリジナルのシェラカップ
具材を入れるシェラカップは、PEKOさんたちのオリジナル商品。

そのトルティーヤに自宅から持参したタコミートと切った野菜を挟めば、特製タコスの完成! キャンプだからといって、すべてその場でつくらなくてもいい。事前に準備しておけばお手軽においしいものを食べられます。

トルティーヤの具を包む
メンバーのPEKOさん(右)とASAMIさん(左)。包む作業が楽しそう。

続いて2品目は、岩ガキの蒸し焼き。岩ガキと輪切りにしたレモンをダッチオーブンに入れ、蓋をしたら火にかけるだけという簡単料理です。

ダッチオーブンで牡蠣を調理
使い勝手抜群なステンレス製ダッチオーブンも新潟製。
焚き火台で火おこし中
ガスバーナーを使えば火起こしも楽々!

さあ、料理が完成しました。まるでカフェのようなフォトジェニックでおしゃれな料理たち。見ているだけでテンションが上がります!

完成したキャンプ料理
キャンプとは思えない「食卓」です。

グランピングだから、机やランタンは備えつけ。大がかりな準備がなくても、簡単におしゃれな食卓を演出することができるのはうれしいですよね。
GOOD MELLOW CAMPのみなさんのように、キャンプ場の周辺で手に入る特産品などを使えば、新潟の地域の味も感じることができます。それを目当てに新潟各地のキャンプ場を巡ってもいいかも!

乾杯!
キウイフルーツサイダーで乾杯!

キャンプの楽しみは食事だけではありません。「季節やその土地ならではのアクティビティも満喫したいですよね!」ということで、今回は人気上昇中のスタンドアップパドルボード(SUP)を楽しみます。その名の通り、ボードの上に立ってパドルを漕いで水面を進むマリンスポーツで、初心者でも始めやすいとアウトドア愛好家の間でも話題。SUPであれば、春や秋でも楽しめます。

ボードとパドルを持って海へ
ボードとパドルを持って、穏やかな波が押し寄せる海へ。

「当たり前のことではありますが、キャンプ場の近くには山や海、川など豊かな自然が広がっています。景色を堪能するのはもちろんですが、そこでできるアクティビティも一緒に満喫するのも、キャンプの楽しみ方のひとつだと思いますね」

キャンプ場のすぐ目の前に海が広がっているからこそできること。潮の香りを感じながら爽快な時間を過ごせるのは、美しい日本海に面した新潟ならではの魅力です。

夕日をバックにSUPを堪能
夕陽の輝く海を眺めながらのクルージング。

岸に戻ったら、先ほど調理でも使っていた焚き火台の前でリラックスタイム。日本海に沈む夕陽を眺めながら焚き火を囲めば、まったりとした時間が流れていきます。

海を焚き火を眺める
静かな波音をBGMに、日頃の疲れを忘れてリラックス。

新潟の食材をふんだんに使ったキャンプごはんをいただき、すぐ目の前の日本海で水上アクティビティを満喫。最後は夕陽を眺めながら静かな焚き火で心を癒やすという贅沢なひととき。新潟の大自然の中で過ごすキャンプが、日常の喧噪を忘れる豊かな時間を体感させてくれました。

夕日をバックに乾杯

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