季節を五感で満喫するキャンプごはん&アクティビティ
まずは食事の準備を始めます。この日に用意した食材はこちら。旬の野菜やフルーツは近くの農産物直売所で購入、鮮魚センターで手に入れた新鮮な岩ガキも地元産。新潟県内でも、地域によって出合える食材は違いますし、その土地ならではの食材をキャンプに取り入れられるのが魅力ですよね。
1品目は「野菜たっぷりタコス」をつくります。まずは市販のトルティーヤを卓上コンロで炙って焼き目をつけます。木の温もりがあふれるカットボードで野菜を切れば、料理シーンが一段と華やかになります。
そのトルティーヤに自宅から持参したタコミートと切った野菜を挟めば、特製タコスの完成! キャンプだからといって、すべてその場でつくらなくてもいい。事前に準備しておけばお手軽においしいものを食べられます。
続いて2品目は、岩ガキの蒸し焼き。岩ガキと輪切りにしたレモンをダッチオーブンに入れ、蓋をしたら火にかけるだけという簡単料理です。
さあ、料理が完成しました。まるでカフェのようなフォトジェニックでおしゃれな料理たち。見ているだけでテンションが上がります!
グランピングだから、机やランタンは備えつけ。大がかりな準備がなくても、簡単におしゃれな食卓を演出することができるのはうれしいですよね。
GOOD MELLOW CAMPのみなさんのように、キャンプ場の周辺で手に入る特産品などを使えば、新潟の地域の味も感じることができます。それを目当てに新潟各地のキャンプ場を巡ってもいいかも!
キャンプの楽しみは食事だけではありません。「季節やその土地ならではのアクティビティも満喫したいですよね!」ということで、今回は人気上昇中のスタンドアップパドルボード(SUP)を楽しみます。その名の通り、ボードの上に立ってパドルを漕いで水面を進むマリンスポーツで、初心者でも始めやすいとアウトドア愛好家の間でも話題。SUPであれば、春や秋でも楽しめます。
「当たり前のことではありますが、キャンプ場の近くには山や海、川など豊かな自然が広がっています。景色を堪能するのはもちろんですが、そこでできるアクティビティも一緒に満喫するのも、キャンプの楽しみ方のひとつだと思いますね」
キャンプ場のすぐ目の前に海が広がっているからこそできること。潮の香りを感じながら爽快な時間を過ごせるのは、美しい日本海に面した新潟ならではの魅力です。
岸に戻ったら、先ほど調理でも使っていた焚き火台の前でリラックスタイム。日本海に沈む夕陽を眺めながら焚き火を囲めば、まったりとした時間が流れていきます。
新潟の食材をふんだんに使ったキャンプごはんをいただき、すぐ目の前の日本海で水上アクティビティを満喫。最後は夕陽を眺めながら静かな焚き火で心を癒やすという贅沢なひととき。新潟の大自然の中で過ごすキャンプが、日常の喧噪を忘れる豊かな時間を体感させてくれました。
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