キャンプ系YouTuberの雪中キャンプの楽しみ方
雪中キャンプのフィールドとなるのが、校舎に隣接する約2100平方メートルのグラウンド。雪を踏み固めて、荷物の搬入やテント設営がしやすくなっている「圧雪ゾーン」と、あえて降り積もったままの状態にしておき、雪の使い方まで自由に楽しむことのできる「新雪ゾーン」に大きく分かれています。
取材に訪れた日は、キャンプ系YouTuberで新潟県を中心に活動している「もじゃ夫婦」さんと、愛知県から訪れた「しらキャン」さんのふた組が、雪原学舎に滞在していました。
明るいうちに、新雪ゾーンにテントを張った彼らは、スコップを手に何やら作業中。穴を掘ったり、雪を高く積み上げたり、豊富な雪をいかようにも造形できるのが、雪中キャンプの醍醐味。あっという間に雪でテーブルとベンチをつくり、屋外テラスができあがっていました。

キャンプ好きの憧れといえる雪中キャンプですが、防寒対策や装備面などハードルの高さを感じる人もいるでしょう。その点、雪原学舎のキャンプ場は、グランピング施設やカフェ、管理棟などの機能を担う建物がすぐそばにあるので、安心感が違います。雪中キャンプ初心者でも、比較的チャレンジしやすい環境になっていることが、利用者の層が広がっている理由のひとつでもあるようです。

暗くなり、夕食の準備をしているもじゃ夫婦さんのテントをのぞくと、何やら調理中。
「しらキャンさんたちがせっかく遠方から来てくれたので、新潟名物のタレカツを食べてほしかったんです!」



ふた家族そろっての夕食時、雪のテーブルに並んだのはタレカツ、お刺身、麻婆豆腐、水餃子などなど。キャンプ飯とは思えない、手づくり料理と新潟の地酒に舌鼓を打っていました。




新潟市在住のもじゃ夫婦さんは、「キャンプはオールシーズンやっているのですが、冬季はクローズしてしまうキャンプ場が多いので、雪原学舎ができてうれしいです。最近は、関東方面からのお客さんも多いみたいですけど、ここに来た人はみんな喜んで雪かきをしていますよ(笑)」


しらキャンさんは家族4人、日本各地でキャンプをしてきましたが、新潟に滞在するのは今回が初めて。
「冬のキャンプは汗をかかないし、虫もいないので、実はとっても快適なんです。もし『寒すぎて無理!』となっても、ここなら暖かい施設にすぐ避難できるので、子ども連れでも安心です。キャンパーが休憩できるスペースが屋内にあるキャンプ場は珍しいですよね」





