9月19日(土)から23日(水・祝)までの5日間、新潟市で開催された「にいがた総おどり」。今年で25周年を迎えた、新潟を代表する踊りの祭典です。
年齢も住んでいる場所も、踊るジャンルも違う人たちが集まり、まちを舞台にさまざまな踊りを繰り広げます。
その舞台を支えるホストチーム〈響’〉には、今、若い世代が集まっているといいます。
25年前から受け継がれてきた思いは、どのように次の世代へ渡っているのでしょうか。若手メンバーの練習風景と本番の様子から、「にいがた総おどり」の今を追いました。
過去最多規模! 全国から350チームが参加した
「にいがた総おどり2026」

9月19日、25周年を迎えた「にいがた総おどり」が開幕しました。節目の年となった今年は、全国から過去最多規模となる350チームが参加。メイン会場となる新潟市中央区の万代シテイ十字路には、朝から多くの人が集まりました。
会場を沸かせた、個性あふれる踊り

オープニングを飾ったのは「新潟万代太鼓 華龍」による和太鼓パフォーマンス。力強い音がまちに響き渡ると、いよいよ祭りが始まります。
子どもも大人も夢中になって踊り、会場にはたくさんの笑顔が広がっていました。


万代シテイ十字路のステージは、とにかく広いのが特徴です。踊り手たちはスタートから前へ、前へと進みながら、広いステージをいっぱいに使ってパフォーマンスを繰り広げます。


チアダンス、よさこい、HIP HOP、レゲエなど、ジャンルはさまざま。音楽も衣装も違うけれど、異なるスタイルの踊りが次々と披露され、会場を沸かせました。

「新潟下駄総踊り」に見る、湊町にいがた300年の歴史

多彩な演舞が続いたあと、祭りはさらに熱を帯びていきます。夜のまちに響き始めるのは、下駄を打ち鳴らす音。クライマックスを飾る「新潟下駄総踊り」です。
そのルーツは、約300年前の新潟にあった祭りの姿。かつて新潟では、祭りになると人々が下駄を履き、音を鳴らしながらまち中を踊り歩いていたと伝えられています。
その姿を、絵巻物や地域に伝わる資料をもとに現代によみがえらせたのが「新潟下駄総踊り」です。

会場に響くのは、下駄が地面を打つ音、踊り子たちの掛け声、そして観客の声援。踊りを見るために訪れた人も、その熱に誘われるように、少しずつ輪の近くへ引き込まれます。
「にいがた総おどり」の魅力は、踊り手と観客の境界がなくなっていくことにもあります。最初は見る側だった人も、輪の中に入れば、いつの間にか一緒に踊っている。

踊りを通して人と人がつながり、まち全体が熱気に包まれる。そんな特別な体験を、まちの真ん中で生み出していました。

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