新潟のつかいかた

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25年続く、新潟の熱狂。
次の時代へ踊り継ぐ
「にいがた総おどり」 Posted | 2026/10/30

9月19日(土)から23日(水・祝)までの5日間、新潟市で開催された「にいがた総おどり」。今年で25周年を迎えた、新潟を代表する踊りの祭典です。

年齢も住んでいる場所も、踊るジャンルも違う人たちが集まり、まちを舞台にさまざまな踊りを繰り広げます。

その舞台を支えるホストチーム〈響’〉には、今、若い世代が集まっているといいます。

25年前から受け継がれてきた思いは、どのように次の世代へ渡っているのでしょうか。若手メンバーの練習風景と本番の様子から、「にいがた総おどり」の今を追いました。

過去最多規模! 全国から350チームが参加した
「にいがた総おどり2026」

大勢の参加者がカラフルな着物衣装をまとって扇子を手にダンスをしている
5日間にわたり、まちを踊りの熱気が包んだ「にいがた総おどり」。

9月19日、25周年を迎えた「にいがた総おどり」が開幕しました。節目の年となった今年は、全国から過去最多規模となる350チームが参加。メイン会場となる新潟市中央区の万代シテイ十字路には、朝から多くの人が集まりました。

会場を沸かせた、個性あふれる踊り

開幕時の太鼓演奏の様子
25周年の幕開けは「新潟万代太鼓 華龍」の太鼓演奏からスタート。

オープニングを飾ったのは「新潟万代太鼓 華龍」による和太鼓パフォーマンス。力強い音がまちに響き渡ると、いよいよ祭りが始まります。

子どもも大人も夢中になって踊り、会場にはたくさんの笑顔が広がっていました。

カラフルな法被の衣装でチアダンスを披露する〈万代高校ダンス部〉
〈万代高校ダンス部〉が披露したのは、創部以来受け継がれてきた伝統のチアダンス「アイ・ワナ・ダンス」。
〈SHOW! 国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校〉のパフォーマンス
「自分たちなりの民族ダンス」をテーマに、息の合った踊りと表情で観客を魅了した〈SHOW! 国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校〉。

万代シテイ十字路のステージは、とにかく広いのが特徴です。踊り手たちはスタートから前へ、前へと進みながら、広いステージをいっぱいに使ってパフォーマンスを繰り広げます。

赤と黒の衣装も印象的な〈新潟医療福祉大学よさこい部 舞桃会〉
心をひとつに、チームを支えてくれた方々への感謝を踊りに込めた〈新潟医療福祉大学よさこい部 舞桃会〉。
男振りは青、女振りはピンクを基調とした衣装で踊りを披露する〈早稲田大学よさこいチーム東京花火〉
男振りは雪、女振りは花をイメージした色合いで、隊列の美しさを表現した〈早稲田大学よさこいチーム東京花火〉。

チアダンス、よさこい、HIP HOP、レゲエなど、ジャンルはさまざま。音楽も衣装も違うけれど、異なるスタイルの踊りが次々と披露され、会場を沸かせました。

真っ青な衣装がひときわ目を引く〈柳葉魚(ししゃも)のざわめき〉チーム
東京から参加した〈柳葉魚(ししゃも)のざわめき〉。よさこい節に現代的な音楽やコンテンポラリーダンスを融合させた、独創的な演舞を披露しました。

「新潟下駄総踊り」に見る、湊町にいがた300年の歴史

「新潟下駄総踊り」の様子
下駄を鳴らし、まちを巻き込んで踊る「新潟下駄総踊り」。

多彩な演舞が続いたあと、祭りはさらに熱を帯びていきます。夜のまちに響き始めるのは、下駄を打ち鳴らす音。クライマックスを飾る「新潟下駄総踊り」です。

そのルーツは、約300年前の新潟にあった祭りの姿。かつて新潟では、祭りになると人々が下駄を履き、音を鳴らしながらまち中を踊り歩いていたと伝えられています。

その姿を、絵巻物や地域に伝わる資料をもとに現代によみがえらせたのが「新潟下駄総踊り」です。

「新潟下駄総踊り」とその踊りを鑑賞する大勢の観客
約2時間に及ぶ「新潟下駄総踊り」の大行列は圧巻。

会場に響くのは、下駄が地面を打つ音、踊り子たちの掛け声、そして観客の声援。踊りを見るために訪れた人も、その熱に誘われるように、少しずつ輪の近くへ引き込まれます。

「にいがた総おどり」の魅力は、踊り手と観客の境界がなくなっていくことにもあります。最初は見る側だった人も、輪の中に入れば、いつの間にか一緒に踊っている。

花番傘を肩にかかげながら舞を披露している様子
花番傘を手に、優雅な舞を披露する「新潟下駄総踊り」の踊り手たち。

踊りを通して人と人がつながり、まち全体が熱気に包まれる。そんな特別な体験を、まちの真ん中で生み出していました。

円陣を組んでいる〈響’〉のメンバー

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