ピンク色がキュートでお花見にもぴったり!
真っ赤な色が印象的な越後姫ですが、その鮮やかな色は料理にも映えてきます。次にご紹介する2品は越後姫を使うことでピンク色の仕上がりに。お花見の季節にもぴったりなレシピをお届けします。
【 Recipe 3: 越後姫てまり寿司 】
3品目は、越後姫の甘みがすし飯にアクセントを加えているてまり寿司。越後姫と菜の花の色合いが春らしく、見た目にも華やかです。煮含めたしいたけとの相性もよく、手に持って口に近づけると越後姫の豊かな香りに食欲が刺激されます。すし飯はラップで包み、キュッとしばると丸くなります。
Recipe
【所要時間】 15分(ご飯を炊く時間は除く)
【材料】 2人分
・ 炊きたてご飯 …… 1合
・ 越後姫 …… 2粒
・ レンコン …… 50グラム
・ 干ししいたけ …… 2個
・ 菜の花 …… 適量
* だし汁 …… 大さじ4
* 米酢 …… 大さじ1
* 砂糖 …… 小さじ1
* 塩 …… 少々
A 米酢 …… 大さじ3
A 砂糖 …… 大さじ1
A 塩 …… 小さじ1/2
B しいたけの戻し汁 …… 1/2カップ
B みりん …… 小さじ1
B 醤油 …… 小さじ1
【作り方】
1 Aの材料にみじん切りにした越後姫を漬けておく。
2 干ししいたけは戻し、Bの材料で汁気が少なくなるまで煮る。
3 レンコンは薄切りにしてさっと茹で、*の材料に浸す。
4 炊き上がったご飯に1を混ぜ合わせる。
5 ラップに4をひと口大のサイズに置き、丸める。
6 5に干ししいたけとレンコンを乗せ、ラップで包むようにする。
7 器に盛り、茹でた菜の花を飾る。
【 Recipe 4: 越後姫のバター 】
4品目は越後姫をバターと和えて調味料に。越後姫の甘い香りが漂い、ピンク色がキュートな見た目は、パーティーなどのおもてなし料理にもうってつけです。冷蔵庫で1週間ほど保存可能なので、たくさんつくっておすそ分けするのもいいですね。バターに越後姫を加えるときは一気に入れると分離する可能性があるので、2〜3回に分けて入れるのがコツです。無塩バターを使うときは、塩少々を加えてください。
Recipe
【所要時間】 15分
【材料】 つくりやすい分量
・ 越後姫 …… 100グラム
・ 砂糖 …… 50グラム
・ バター(有塩) …… 100グラム
【作り方】
1 バターは室温に戻しておく。
2 越後姫はみじん切りにする。
3 越後姫と砂糖を鍋に入れ、汁気が少なくなるまで火を通す。
4 1に3を加えて、ホイッパーでよく混ぜ合わせる。
〈越後姫〉のレシピはいかがでしたか?
大粒で香り豊か、甘みが強く、果肉がやわらかくジューシーな越後姫。新潟県では毎年製菓専門学校で越後姫レシピコンテストが行われているそうですが、味わいの特徴が際立ついちごだからこそ、調理にも向いているのかもしれません。可憐でみずみずしく、まるでお姫様のような越後姫をぜひアレンジして味わってみては?
credit recipe:山村真由美 text:長谷川梨紗(くらしさ) photo:長谷川浩史(くらしさ)